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産業

燕市ものづくり品質管理制度TSOについて





 

燕市ものづくり品質管理制度TSOは、
受注から納品にいたるまでの現場の管理を徹底するための
第三者認証制度です。

 燕市では地域をあげて積極的に「品質管理の仕組みづくり」に取り組み、地域全体の産業の底上げを図ることを目的に小規模な企業でも取り組める”燕市ものづくり品質管理制度TSO”を構築しました。いつでもISO9001を取れる過程へと導きます。


1.TSOの特色
2.認証取得の取り組み手順
3.認証費用
4.認証事業者一覧
5.認証事業者インタビュー

パンフレットはこちら(PDF/1.63MB)

1.TSOの特色

(1)品質管理に一極集中した、分かりやすいシステム
(2)記録管理による技術的承継が可能
(3)認証取得に係る費用が安価
(4)あらゆる高品質を要求される分野に進出するための礎
(5)次世代への事業承継の促進
(6)徹底した現場主義による現場の意識改革

2.認証取得の取り組み手順

 

◆認証取得及び更新の流れ
 TSOが認証されるまでには審査、認証委員会を経る必要がありますが、それまでに
・理念や仕組みなどを解説するTSO解説研修会
・グループ研修・実訪による現地研修を内容とするグループコンサルティング
を受けていただきます。
 認証後、3ヶ月後・6ヶ月後の運用確認、1年後の更新審査を受けていただき、取得2年目以降にも更新審査や調査を受けていただきます。

◆事業所で実施すること
 事業所で実施することとして、審査会までには活動組織作りとして
・文書管理・設備管理
・受注管理・購買管理
・生産管理・不適合管理
・実施状況の確認
上記4項目についてコンサルティングを受けながら社内体制や必要書類の整備を行います。
 認証取得後にもTSO認証基準の維持・継続的改善を行っていただき、2年目以降の更新審査を受けていただきます。

3.認証費用

■コンサルティング料および審査料等
内容 従業員20名以下 従業員21名以上
1.グループコンサルティング料(全4回) 100,000円 170,000円
2.認証審査料(市内認証事業者への一部補助あり) 120,000円 150,000円
3.運用確認料(3ヶ月後) 70,000円 100,000円
4.運用確認料(6ヶ月後) 70,000円 100,000円
5.更新審査料 120,000円 150,000円

※認証・更新時に、認証委員会により追加コンサルティングが必要と判定された場合には、別途コンサルティング料(実費)をご負担いただく場合があります。

4.認証事業所一覧

■第1期(平成23年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0001 株式会社 イケダ 金属製品の製造
0002 伊藤金属 株式会社 ステンレス加工
0003 株式会社 イマジデザイン デザイン・印刷
0005 株式会社 おたまや キッチンツール製造
0006 後藤金属工業 株式会社 金属の加工全般の受託及び製造販売
0007 株式会社 齋藤金型製作所 金型の設計・製作及びプラスチック製品の射出成形、組立
0008 サミット工業 株式会社 金属器物製造
0009 株式会社 セキヤ ステンレス材料を主とした金属の加工
0011 山崎金属工業 株式会社 金属洋食器製造、その他金属部品加工


■第2期(平成24年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0013 株式会社 エンテック プラスチック成形加工(圧縮成形、射出成形)
0014 株式会社 大泉物産 洋食器・金属加工業
0015 有限会社 片力商事 金属洋食器及び介護介助用品の製造及び販売
0016 有限会社 神田製作所 プレス加工業
0018 株式会社 シンドー 
製造本部 製造部
 ステンレスワイヤー材料を主としたキッチン・調理用製品の金属加工
0019 株式会社 新武 プレス金型の設計・製作
0020 スワオメッキ 有限会社 金属製品のメッキ処理
0021 高綱央事務所 行政書士業務及び官公庁提出用図面の作成代行業務
0022 株式会社 田辺金具
第五事業部
トング、ハウスウェア商品の製造
0023 土田工業 株式会社 プレス及び溶接を主とした金属の加工
0024 株式会社 トーダイ 洋食器製造販売
0025 株式会社 長谷川工業所 金属プレス加工業
0026 丸越工業 株式会社 農業用機械及び部品の設計及び製造
0027 丸新銅器 株式会社 銅製器物の製造
0028 株式会社 瑞穂医科工業
燕製作所
金属製品の熱間鍛造を主とした加工
0029 ヤマケプレス  金属プレス加工 
0030 笠原プレス工業 株式会社 金属製品の製造


■第3期(平成25年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0031 有限会社 阿部製作所 金属製品のプレス加工、溶接、組立
0032 株式会社 今井技巧 金型ミガキ、金型鏡面仕上、レーザー溶接(肉盛修正)
0033 有限会社 漆原紙器製作所 パッケージの企画及び製造
0034 株式会社 エムテートリマツ 厨房道具を主とした卸売業
0035 有限会社 大泉合成 樹脂の射出・成型
0036 斉藤工業 株式会社 洋食器の製造及び販売
0037 有限会社 坂井工業 金属のプレス加工
0038 株式会社 シンドー 生産本部 商品管理(仕入及び出荷業務)
0040 株式会社 二村 金属プレス加工
0041 有限会社 広一化学工業 金属製品の電解研磨、サンドブラスト処理及びバレル研磨
0042 株式会社 藤崎新聞店 新聞販売・宅配及び折込サービス
0043 有限会社 本間産業 金属製品の洗浄
0044 株式会社 増田化学工業 ステンレス電解研磨・各種アルマイト処理・カラー着色アルマイト・無色アロジン・二次電解着色・酸洗・バレル研磨・化学研磨・不動態化処理
0045 株式会社 ヤマトキ製作所 各種金属のプレス加工及び溶接、カシメ等
0046 吉田金属工業 株式会社 金属加工業(包丁等の製造)


■第4期(平成26年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0049 有限会社 ゴトウ熔接 溶接、プレス、絞り加工を主とした金属加工
0050 有限会社 栄工業 金属製品の組立及び溶接加工
0051 株式会社 第一製作所 機械部品の切削加工
0052 株式会社 トーエツ プラスチックの射出成形加工
0053 株式会社 長谷留印刷所 印刷紙器の製造


■第5期(平成27年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0054 熊倉シャーリング 有限会社 金属のプレス及び板金加工
0055 株式会社 藤原商店 プレス加工
0056 ヤマミヤ金型 金型の製造及び金属加工


■第6期(平成28年度)認証事業所

認証番号 企業名(組織名) 認証範囲
0057 スギコ産業 株式会社 業務用厨房機器及び調理道具の販売

5.認証事業所インタビュー

■後藤金属工業 株式会社(第1期認証事業所)

 燕市大関東川根348 TEL:0256-63-5423

 

Q1.TSOを取得するきっかけは
 県外のお客様からISO取得についての問い合わせがあり、もともと関心はあった。しかしISOは「コスト(時間的・費用的)」がかかる。当社は大量生産品が少なく費用対効果的に進めにくいという理由から躊躇していたため、TSOは費用・規模的に丁度良いと考えた。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 寸法管理と工程管理が各担当者任せになっており、記録として正確に残されていなかった。また、記録が無いことは事業承継という観点でも問題と考えていた。

Q3.TSO取得で意識していることは
 初めから完璧に管理することを急いては従業員にとっても大変な負担となる。できる限り自社のこれまでのやり方を利用した管理方法を考えながら進めている。「字を書くことが嫌い」「言わなくても分かるだろう」が当たり前の現場に、いかに浸透するやり方を考えるかが重要。TSOの取得自体が即座に企業に大きな変化をもたらすわけではなく、継続的な改善を進める意識改革の「節目」として考えている。

Q4.TSOが自社に与える影響とは
 対外的な影響として、品質管理を引き合いの最低条件として考えている企業がほとんどである中、それらの企業に選ばれる対象になる機会が増えたことは確かである。TSOは武器をひとつ増やすことであり、直接利益を得ることとは考えていない。社内的にはTSOを始めたことで従業員が自発的に社内改善を行う様子があちこちで見られるようになった影響のほうがとても大きい。企業の体質が向上していることを実感しており、その効果は徐々に経営にも影響を与えてくれていると確信している。
 

■株式会社 エンテック(第2期認証事業所)

 燕市大関375-1 TEL:0256-63-3515

  

Q1.TSOを取得するきっかけは
 社長の知人からの紹介でTSOを知り、在庫管理を改善し、発注から納品までの間で発生するミスを軽減できるのではと期待し、取り組みを始めた。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 プラスチック製品製造業で大量生産が多いことから、仕掛品から製品に至る工程数は多く、中間で発生したミスは大きなマイナスとなる。それらを製造工程ごとに細かく管理し、マイナスを軽減することが課題であった。また、TSOに取り組んだことにより外注とのやり取りが担当者任せで、リスクがあることが顕在化した。

Q3.社内への浸透について
 従業員が30名近く、品質管理の取り組みを初めから社内の一人ひとりへ指導することは容易ではない。まずは部門ごとに集まり、部門ごとでの周知の徹底を行った。各部門でのミスは軽減され、さらに「他の部門間での連携の強化」という新たな成長につながる課題に気づくことができた。

Q4.従業員の意識の変化について
 「是正処置表」、「不良品報告書」等の帳票の記入を徹底したことで、個人におけるミス・ロスへの意識は徐々に向上している。意識の向上は不良を減らすことに着実につながっており、今後は更に継続的に改善できるような「声」が社員から上がってきやすいシステムにしていきたい。
 

■株式会社 田辺金具 第五事業部(第2期認証事業所)

 燕市殿島1-7-14 TEL:0256-63-4012

  

Q1.TSOを取得するきっかけは
 取引先の企業がTSOを取得し、「自社も変わらなければ」という意識、焦りの気持ちが高まった。内容・費用いずれも難しいISO9001と比較し、TSOは取り組みやすかった。また同時期に、財務についての課題も抱えていたため、現場管理・財務管理の両面で改善が図られると考え、TSO取得に踏み切った。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 
 現場ではまったく不良を把握しておらず、全ての製品を次工程に流していたため、不良製品がほとんど最終検査で発生していた。また不良箇所も識別しなかったので、どの工程でいくつ不良が発生するのか「弱み」も認識していなかった。同時に、そのような風習が社員の不良に対する意識低下を招いていた。

Q3.従業員の意識の変化は
 社内への影響が最も大きかったのは、従業員の意識の変化。現場で記録を取ることが従業員自身に不良低下の意識を向上させ、実際の不良数も激減していった。また、作業現場の整理整頓が徹底され、キレイであり続けることから従業員の意識が継続的に向上していることも伺える。それらは現場だけでなく、財務面にも大きな好影響を与えている。

Q4.ISO9001取得への意識は
 品質管理が整備されることにより、今まで乗ることが出来なかった「土俵」に上がることができ、取引できる企業や事業が拡大した。今後の目標として、更に全国的に自社をアピールし、取引先を拡大させていく事を掲げる上で、長期的な視野でISO9001の取得も考えている。
 

■土田工業 株式会社(第2期認証事業所)

 燕市杉名944 TEL:0256-62-3371

  

Q1.TSOを取得するきっかけは
 ISO取得済みの取引先とのやり取りを社長一人でやらなければならなかった。他の担当者でも対応できる体制に変えたかった。

Q2.TSOを取得前の自社の問題点は
 社内が汚く、製造しているものの識別ができていなかった。また識別ができないことで誤品を納めるなどのミスも生じていた。

Q3.TSOを取得して良かった点は
 工程管理・納期管理ができるようになり、仕事のタイミングを計りやすくなった。また従業員の品質・効率への意識向上が見られ、手順書の中に製造数を明記できるようになった。これにより製造数が上がり、経営に良い影響が与えられた。

Q4.TSOの取得の意外な効果は
 取引先と「TSOを取得した」という話題で話すことにより、会社を改めて見直してもらい、仕事を振ってもらえるチャンスが増えた。またこれまでなかなか手が付けられなかった「社員教育」についても具体的に考えられるようになり、様々な要素で自社を向上させられるようになった。
 

■有限会社 漆原紙器製作所(第3期認証事業所)

 燕市東太田2950 TEL:0256-64-4151

 

Q1.TSO取得のきっかけは
 品質管理を重要視する企業が増えている中、自社内だけの品質管理活動には限界を感じており、品質管理の意識が高いことで誇れるような会社にしたかった。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 もともと社内を5Sチーム・安全衛生チーム・改善推進チームに振り分け改善活動を行っていたが、それぞれ改善計画等を策定しても尻切れで終わることも多々あり、社内の人間だけで行うより、外部からの刺激が必要ではないかと感じていた。
 また不良品のチェック体制が整っていないことから、不良のまま納品することもあり、対策を講じる必要性も感じていた。

Q3.TSO取得の効果(良かった点)は
 直接の担当者のみならず社員全員の品質感度が向上し、それぞれの提言による改善活動も積極的に実施されることが定着してきた。
 工場内の機械設備の保管場所及び仕掛品に対し識別表示を行うなど、分かりやすい作業環境を構築したことで作業効率が向上してきた。
 製造指示書への注意事項等の記載も増やし、掲示板等に不良内容・原因・対策等を載せ社員全員に周知することで、不良率が減少してきた。

Q4.TSO取得で従業員の意識の変化は
 社員全員への品質管理への意識付けは完了したが、今後もそれを維持し続けることが重要と考えている。認証取得3年目からは年1回の更新審査のみになることで、緊張感が解け、社員の意識が薄れていかないような対策も講じなければならないと感じている。
 

■株式会社 増田化学工業(第3期認証事業所)

 燕市吉田下中野1535-6 TEL:0256-92-5701

 

Q1.TSO取得のきっかけは
 「TSOって何?」という事を知るために参加した全体説明会で、内容を理解していくうちに自社でも取り組んでみようと思いついた。
 なかでも、工場での道具が整理されておらず、従業員が使う道具は個人で管理されているものが多かった。それらを社内の誰でも使えるように管理し、工場全体の整理を進めようと考えた。

Q2.TSO取得の効果(良かった点)は
 これまで個人で扱っていた道具・治具を全社で共有・管理することにより、社内で余分に使っていた物が洗い出され、ムダを解消することができた。また、道具の置き場を改めて現場担当者と検討することで、道具を使う際に探す手間が削減され、社内の作業効率が向上した。

Q3.TSO取得の意外な効果は
 仕入先からの材料の受け入れが非常にスムーズになった。これまで行っていた確認方法が改善され、即時にどこで何に使われる材料なのかがわかるようになった。同時に自社と仕入業者の間でも共通の確認が取られ、トラブルを防げるようになった。
 また、従業員の意識も徐々に変わってきており、「人任せ」でない責任ある作業を行うようになった。社内の世代交代と平行してTSOが進められたため、社内の空気が全体的に改善に向かって進み出している。
 

■株式会社 二村(第3期認証事業所)

 燕市小関1317-22 TEL:0256-66-5499

 

Q1.TSO取得のきっかけは
 取引先がISOを取得していたり、受注にあたり品質管理に関するアンケート等もあり、自社での品質管理体制の必要性を意識していた。そんな折にTSO全体説明会のことを知り、費用的な面でISO取得は難しいが、簡易かつ安価ながら効果的な品質管理が期待できるTSOに取り組んでみようと思った。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 製造工程においてどこで不良が発生したか確認しておらず、責任の所在が不明なままで、まれに不良品を納品することもあった。
 仕事場に受入品・仕掛品などが混在しているなど整理整頓ができていなかった。

Q3.TSO取得の効果(良かった点)は
 作業記録・不良報告書をつけることで、従業員が仕事に対し責任感を持つようになり、不良の発生率についても減少してきた。
 工場内で受入品置き場、部材置き場などゾーニングし、工場内の動線も取れるようになったことで生産効率も向上してきた。

Q4.TSO取得で従業員の意識の変化は
 それまで求められていなかった作業を行うことへの戸惑いはあったが、しばらくすると慣れてきて、今ではそれが当たり前という状況になっている。
 現場からの改善要求も出てくるなど、従業員の品質管理への意識の高まりを感じている。
 

■有限会社 ゴトウ熔接(第4期認証事業所)

 燕市粟生津1393-1 TEL:0256-92-6736

 

Q1.TSO取得のきっかけは
 品質管理の必要性を感じていたことや、社内においてTSOに取り組めるような人材や体制が整ってきたということもあり、取引先からの紹介をキッカケに取り組んでみようと思った。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 どのように社内において品質管理の仕組みづくりを進めていったら良いかという点が不明であったため、これまで本腰で取り組むことができなかった。

Q3.TSO取得の効果(良かった点)は
 女性社員の発想や気付きを活かし、他の社員の協力を仰ぎながら取り組めたことが非常に良かった。誰もが見て分かるように「見える化」を進めたことで、無駄な動きも少なくなったように感じる。

Q4.TSO取得で従業員の意識の変化は
 ムダ・ムラを減らしていくことで作業効率が上がり、結果、従来よりも仕事の負担軽減に繋がり、自分たちに還元されるという循環を少しずつ感じられるようになってきている。
 

■有限会社 栄工業(第4期認証事業所)

 燕市三王渕1183 TEL:0256-46-0484

 

Q1.TSO取得のきっかけは
 市の広報誌を見た社員から「こんな制度がありますよ。」との提案を受け、「いつかはISOを取得したい。」との思いもあったことから、その前哨戦として挑戦してみようと考えた。会社が「ひとつ」になって取り組めるというのも魅力だった。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 品質管理については認識に温度差があり、「どこまで・どのように対応したらよいのか?」といった明確な基準が無く、管理や記録するという習慣がこれまであまりなかった。

Q3.TSO取得の効果(良かった点)は
 自社に見合った明確なルールができたので、取引先との間で修理品やクレーム品に対して同じ土俵で議論ができるようになり、その対応もスムーズに行えるようになった。

Q4.TSO取得で従業員の意識の変化は
 これまで見えなかった部分や見てこなかった部分を意識して見るようになった。社員一丸となって取り組めたことで、これまでの社の体質がより良い方向へ変化し始めている。
 

■株式会社 トーエツ(第4期認証事業所)

 燕市白山町3-35-13 TEL:0256-63-5308

  

Q1.TSO取得のきっかけは
 これまで社内QC活動として、目標は立ててはみるものの時間の経過とともに何となく形骸化されてきた。また、工場内も整理整頓が行き届いていなかったため汚れが目立ち、作業に必要な道具などの所在は作業者本人だけが承知しているという状況であった。今後、事業承継していくためには、生産管理のあり方を見直さなければという思いをもあり、そんな中、取引先からの紹介もあったことからTSOに取組んでみようと考えた。

Q2.TSO取得の効果(良かった点)は
 文書管理によって作業が明文化されることで、指示書や商品管理、不良の取り扱いなど、これまで作業者本人だけが理解していたことが共有化されるようになり、その資料を記録として蓄積していくことで過去の失敗事例の再発防止に繋がっている。

Q3.TSO取得で従業員の意識の変化は
 指示書を作ることで、指示書に書いてある以外の不明な点を聞いてくるようになり意志疎通がやりやすくなった。また、取得した後、5S活動を明示したことで従業員全員が会社を綺麗にするという意識が付き始めていると感じる。

 

■熊倉シャーリング 有限会社 (第5期認証事業所)

 燕市杉名45番地 TEL:0256-63-7121

 

Q1.TSOを取得するきっかけは
 新規取引先、特に大手からの品質管理の要求事項は厳しく、その重要性を認識していたが、具体的にどこから現場を改善していけばよいのか悩んでいた。ISOは費用面など取得するには負担が大きすぎると思っていたところこの事業を知り、取り組むことにした。

Q2.TSO取得前の自社の問題点は
 現場は整理整頓がきちんとされてなく、通路も十分に確保されていなかった。ひいては機械設備の安全管理についても影響しており、その改善は急務となっていた。

Q3.TSO取得の効果(良かった点)は
・品質管理マニュアルの整備、すなわち様々な管理が文書化され、従業員の間に共通認識が持てたことや、工場内のレイアウトの変更も行ったことで作業効率も向上した。
・検査部門の整備にあたり、検査対策をいかに行うべきか学べた。
・従業員から現場の改善案も出てくるようになり、今後更なる改善が見込まれている。

Q4.TSO取得による企業イメージの向上は
 大手企業から新規受注の話があった際、ISOは取得していないが、TSOという地域版品質管理制度に取り組んでいることが評価され受注できた。費用面などで負担の大きいISOでなくとも、現場の品質管理にきちんと取り組んでいることがアピールできることは、新規顧客獲得のための大きなプラス要因となっている。
 

■株式会社 藤原商店 (第5期認証事業所)

 燕市小高733番地 TEL:0256-63-5930

  

Q1.TSOを取得するきっかけは
 従業員の誰もが、同じ手順で作業ができるようになれば良いと考えていた。TSO基準の工程管理の文書化、見える化が必要と思いこの制度に取り組んだ。

Q2.TSO取得の効果(良かった点)は
・作業工程表の整備が進み、どの作業でも誰でも均一に取り掛かれるようになるなど、作業効率が向上した。
・納品書、加工依頼書など、誰が、いつ、どのように仕事を請けたか記録(確認印)するようになって、各自が更に責任を持って作業するようになった。
・不良品については、その状態や製品ごとの不良率の集計を行い、それを「生産実績表」に取りまとめて管理している。今後はそのデータを活用・分析し、不良品の削減につなげていきたい。

Q3.TSO取得による企業イメージの向上は
 現場の識別や作業手順の表示が進むことで、今まで以上に品質管理に取り組んでいることがアピールできるようになり、新規顧客の獲得に向け大きなプラス要素となっている。
 

■ヤマミヤ金型 (第5期認証事業所)

 燕市小関1540番地6 TEL:0256-46-0066

 

Q1.TSOを取得するきっかけは
 品質管理の重要性を感じてはいたが、何から手をつけていけばよいのか悩んでいたところ、取引先から市にものづくりの品質管理制度があると聞かされ、全体説明会に参加して内容を確認し、自社で取り組んでいけると思ったため。

Q2.TSO取得の効果(良かった点)は
 作業がそれぞれ従業員任せになっていることも多く、受注内容や図面の所在も本人しか分かっていないこともあったが、品質管理マニュアルを整備し、作業指示書を運用し始めてからは、情報を共有することで作業効率も良くなり、間違いなく品質の向上に繋がってきている。
 しまう場所がなく金型が床に敷いたパレットに置いたままになっていたが、隣接する増工場に金型の何がどこにあるか一目で分かるよう整理整頓に取り掛かっている。

Q3.TSO取得で従業員の意識の変化は
 従業員がそれぞれの作業に更に責任を持って取り組むようになった。


【TSOに関するお問合せ先】
燕市役所 商工振興課 新産業推進係(燕市役所3階 23番窓口)
TEL 0256-77-8232(直通)
FAX 0256-77-8306
E-mail shoko ◎ city.tsubame.niigata.jp
   (全角◎を半角アットマークに置き換えて、メールソフトの宛先にご使用ください)

 

このページに関するお問い合わせ

産業振興部商工振興課 新産業推進係 市役所3階23番窓口

電話番号:0256-77-8232(直通)

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