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市政情報

平成27年度決算審査意見書

燕市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書

燕市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書(PDF版:2,008KB)はこちら

第1.審査の対象
(1) 平成27年度燕市一般会計歳入歳出決算
(2) 平成27年度燕市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
(3) 平成27年度燕市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
(4) 平成27年度燕市介護保険事業特別会計歳入歳出決算
(5) 平成27年度燕市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算
(6) 平成27年度燕市土地取得特別会計歳入歳出決算
(7) 各基金の運用状況

第2.審査の期間
  平成28年7月1日から平成28年8月8日
  (7月27日、28日及び29日にヒアリングを実施)

第3.審査の方法
 平成27年度燕市一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び決算付属書類、実質収支に関する調書、財産に関する調書、並びに定額運用基金運用状況報告書については、法令に基づいて調整されているか、計数は正確かなど関係諸帳簿を照査するとともに、予算執行・基金運用の適否や妥当性について審査検討し、必要に応じ関係職員から説明を聴取して審査を行った。

第4.審査の結果
 審査に付された一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び決算付属書類等は、いずれも法令に基づいて調整され、その計数は正確であり、各会計の歳入歳出予算の執行についても適正であると認めた。
 また、基金の運用状況についてはそれぞれその目的に従って処理されており、その収支は適正なものと認めた。

【む す び】
(1)一般会計
 平成27年度決算においては、一般会計と特別会計の合計は、前年度と比べると歳入は12億7,641万円増の625億7,207万円、歳出は12億4,100万円増の605億8,392万円となっている。
 このうち一般会計についてみると、歳入は398億7,718万円、前年度と比べると12億5,917万円(3.1%)減少となっている。この主な理由は、歳入の根幹である市税収入や地方消費税交付金、地方交付税及び寄附金のふるさと燕応援寄附金が増加したものの、国庫支出金や市債が減少したことなどによる。
 また、歳出は、384億8,907万円となっており、前年度と比べると12億7,002万円(3.2%)減少している。この主な理由は、農林水産業費及び民生費はそれぞれ増加したものの、教育費、消防費がそれぞれ減少したことなどによる。
 歳入決算の財源内訳をみると、自主財源比率は前年度を2.2ポイント上回る42.6%となったが、依然として、依存財源比率を下回っている。
 性質別経費の状況をみると、投資的経費比率は、普通建設事業費が減少したことなどにより、前年度を7.0ポイント下回る14.4%となった。また、義務的経費比率は人件費及び扶助費が減少したものの、公債費が増加し、前年度を2.6ポイント上回る38.7%となっている。
 収支状況をみると、形式収支は13億8,811万円、翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支は13億4,597万円、当年度実質収支から前年度実質収支を差し引いた単年度収支は9,717万円でそれぞれ黒字であり、積立金や積立金取崩し額等を加味した実質単年度収支についても1億8,968万円の黒字となっている。
 収入未済額については、前年度と比べると1,047万円減の6億8,358万円となっている。その主なものは、市税収入の6億2,540万円である。不能欠損額は、前年度と比べ997万円減の3,188万円となっており、その主なものは、市税収入である。

(2)特別会計
 特別会計(5会計)においては、前年度と比べると歳入は25億3,559万円増の226億9,489万円、歳出は25億1,103万円増の220億9,485万円となっている。
 収支状況をみると、実質収支は土地取得特別会計が収支同額であり、残りの4会計はいずれも黒字で、特別会計全体で5億9,675万円の黒字となっている。なお、単年度収支は、全体で2,632万円の黒字となっている。
 収入未済額は、前年度と比べて20万円増の5億3,660万円となっており、その主なものは、国民健康保険特別会計の4億7,361万円である。不能欠損額については、401万円減の3,312万円となっており、その主なものは、国民健康保険特別会計である。

(3)財政分析
 財政指標から普通会計における財政状況をみると、財政力を示す財政力指数(3ヵ年平均)は前年度と比べると0.006ポイント低下し、0.676となっている。単年度の同指数は、前年度と比べると0.020ポイント低下の0.658であり、依然として厳しい状況となっている。
 財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度と比べると0.7ポイント低下し87.8%となっている。これは、経常一般財源9億448万円の増(市税、地方消費税交付金、地方交付税等の増、利子割交付金、配当割交付金の減)が、経常経費充当一般財源6億5,596万円の増(扶助費、諸支出金等の増)を上回ったためである。望ましい値とされている70~80%を超えており、積極的な改善に取り組まれたい。
 また、財政運営の硬直性を示す公債費負担比率は、前年度と比べると0.6ポイント低下し14.2%となっている。引き続き、比率の上昇に注意し、将来的に財政を圧迫することのないよう市債発行に留意されたい。

(4)まとめ
 平成27年度は、「燕市人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略」の初年度である。本計画は、燕市を3つの人口増戦略の基本目標に向け、各プロジェクトにより、目指すべき将来の方向性を示し、「日本一輝いているまち・燕市」を目指していくこととしている。
 今後の行財政運営に当たり、まず、歳入については、市税をはじめとする各種徴収金の収納率は上昇傾向にあるが、固定資産税の収納額は評価替えに伴い減少している。今後、大幅な伸びを期待することは難しく、引き続き、納付環境の向上や滞納処分の強化を図り、さらなる収納率の向上に努め、市税収入を着実に確保されたい。
 不能欠損処分は、法令等の規定に基づき適正な手続きにより行われているものと認められたが、多くの部局において、債権の回収に苦慮している。
 適正な債権管理は、市民負担の公平性を図り、行政への信頼性を確保するという観点から、債務者の状況を把握した上で適宜法的措置をとるなど、より効率的・効果的な取り組みが必要である。
また、将来にわたり安定した財源を確保するため、公有財産の貸付や遊休資産の売却などに積極的に取り組み、自主財源の確保に努められたい。
 市債については、西部学校給食センター建設事業などの大規模事業の終了により合併特例債が減少したことによる大幅な減額となっているが、引き続き、将来、過度の負担が生じないような計画的な管理を実施することが重要である。
 次に、歳出については、「定住人口」、「活動人口」、「交流・応援(燕)人口」の増加を目指したさまざまな取り組みが進められているが、財政の健全性を維持し続けていくため、生活困窮者の自立支援など、今後も増加が見込まれる社会保障関係経費の抑制に効果的な施策の推進や、長年継続してきた事業について、時代のニーズを適切に把握・分析し、より効果的・効率的な事務事業の執行に努められたい。
 なお、歳入及び歳出において、予算現額と決算額が乖離している事例が見受けられるので、財源を有効活用するためにも、執行状況や財政を取り巻く環境を十分踏まえた予算編成に努められたい。
 各職員が法令事務手続きについて十分な知識を有することや、管理監督者による的確なチェックなど、仕事の基本に今一度立ち返ることはもとより、現行の内部統制についての取り組みが有効に機能しているかどうかについて再度、確認する必要がある。
 また、公有財産等の管理・運用については適正であると認められたが、導入が予定されている地方公会計制度のもとで公有財産等の管理・運用のさらなる適正化を図るとともに、同制度が行財政運営に有効活用されるよう努められたい。
 今後とも、市民福祉の向上を図るため、事業を計画的に推進し、本市が将来にわたって持続的に発展していくことを望むものである。
 

燕市水道事業会計決算審査意見書

燕市水道事業会計決算審査意見書(PDF版846KB)はこちら

第1.審査の対象
 平成27年度燕市水道事業会計決算
 
第2.審査の期間
 平成28年6月13日から平成28年7月15日
 (6月27日ヒアリングを実施)
 
第3.審査の方法
 審査に付された決算報告書、財務諸表及び決算付属書類の記載事項が法令に準拠して作成されているか、その計数の正確性、経営内容の妥当性を審査するとともに、予算執行の適否及び決算経理について関係職員から事情を聴取する等の方法により実施した。
 
第4.審査の結果
 審査に付された決算諸表は、地方公営企業法及び関係法令の規定に基づいて作成され、その計数は正確で会計諸帳簿と符合し、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められた。

む す び 】
 当年度の総収益は、原子力発電所の事故による損害賠償料等の営業外収益の計上により、主に雑収益が増加したことから、事業収益の決算額は17億8,327万4,333円、事業費用の決算額は13億360万45円であり、税込利益は4億7,967万4,288円で、当年度純利益は4億3,748万2,112円となり、前年度に比べ2億835万4,001円(90.9%)の増益となっている。
 しかしながら、事業の根幹をなす水道料金収入は、732万2,753円(0.5%)減少しており、人口の減少に加え、節水意識の浸透、節水型機器の普及等による使用水量の減少に伴い、今後も減収が続いていくと見込まれる。
 企業債の未償還残高は減少傾向にあるものの、水需要の減少による収益の低下と施設更新等による支出の増加は避けられず、経営環境は厳しさを増すことから、住民の理解を得ながら、安全でおいしい水の安定供給に向けて、計画的な管路施設の更新をはじめ、さらなる事業運営の効率化に努めるられるよう、要望するものである。
 また、会計基準の見直しに基づく会計処理により、減価償却済みの受贈財産評価額が多額の未処分利益剰余金へ振り替わっているが、未処分利益剰余金の処分等の取扱いについては、慎重に検討されたい。住民に対して経営状況や財政状況を十分に説明した上で、事業規模の変更や資本金として留保すべき水準の見直し等を検討し、経営基盤の強化に努めることを期待する。

燕市の健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書

燕市の健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書(PDF版142KB)はこちら
 

平成27年度決算に基づく健全化判断比率審査意見書

 
第1.審査の概要
 この財政健全化審査は、市長から提出された健全化判断比率及びその算出の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
 
第2.審査の期間
 平成28年7月29日から平成28年8月8日
 
第3.審査の方法
 この審査に付された、4つの健全化判断比率及びその算出の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかについて、その計数の正確性、内容の妥当性を確認するとともに、関係職員から事情を聴取する等の方法により審査を実施した。
 
第4.審査の結果
(1) 総合意見
 審査に付された次表の健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。
                                                            (単位:%)
 
 
     区   分
健全化判断比率
早期健全化基準
 
平成26年度 平成27年度 増減
実質赤字比率 12.51
連結実質赤字比率 17.51
実質公債費比率 12.5 12.1 △0.4 25.0
将来負担比率 144.2 134.7 △9.5 350.0
※実質赤字額又は連結実質赤字額がない場合は、「―」で表示される。

 (2) 個別意見
  1) 実質赤字比率について
    実質赤字比率は、実質赤字額が生じておらず、良好な状態にある。
  2) 連結実質赤字比率について
    連結実質赤字比率は、連結実質赤字額が生じておらず、良好な状態にある。
  3) 実質公債費比率について
    実質公債費比率は12.1%で、平成26年度と比べ0.4ポイント低下し、早期健全化基準の25.0%と比較すると、これを下回っており、良好な状態にある。
  4) 将来負担比率について
   将来負担比率は134.7%で、平成26年度と比べ9.5ポイント低下し、早期健全化基準の350.0%と比較すると、これを下回っており、良好な状態にある。
 
 (3) 是正改善を要する事項
   特に指摘すべき事項はない。
 

平成27年度決算に基づく資金不足比率審査意見書

 
第1.審査の対象
 (1) 燕市水道事業
 (2) 燕市公共下水道事業
 
第2.審査の概要
 この経営健全化審査は、市長から提出された資金不足比率及びその算出の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
 
第3.審査の期間
 平成28年7月29日から平成28年8月8日
 
第4.審査の方法
 この審査に付された、資金不足比率及びその算出の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかについて、その計数の正確性、経営内容の妥当性を確認するとともに、関係職員から事情を聴取する等の方法により審査を実施した。
 
第5.審査の結果
 (1) 総合意見
 審査に付された次表の資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。
                                                             (単位:%)
 
 
公営企業の名称
資金不足比率
経営健全化基準
平成26年度 平成27年度
水 道 事 業 20.0
公共下水道事業 20.0
 ※資金不足額がない場合は、「-」で表示される。

  (2) 個別意見
   資金不足比率については、各公営企業会計とも資金不足額は生じておらず、良好な状態にある。
 
 (3) 是正改善を要する事項
   特に指摘すべき事項はない。
 
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監査委員事務局

電話番号:0256-77-8371

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