燕市産業史料館website

燕の産業が見れる・分かる・燕市の産業の歴史を学べる史料館のご紹介です

ウェブサイトお引越し予定のお知らせ 燕市産業史料館公式ウェブサイトは http://tsubame-shiryoukan.jp/ に引っ越しを予定しています(現在仮運用中)。ブックマークに登録されている方は新しいサイトをぜひご登録ください。およそ20秒後に新サイトに移動します。

鎚起銅器(ついきどうき)

鎚起銅器(ついきどうき)

【主要展示品】・・・銅器作業場・打ち出し工程と用具一式

【解説】・・・燕の鎚起銅器(ついきどうき)は、明和年間仙台から伝わり、家庭用の水差し・湯沸・花器・鍋など日用品の製造から始まりました。

この産業が盛んになった理由には、当時近郊の間瀬に銅山があり、唯一その精錬所が燕に存在したことがあげられます。

この技術は現在でも伝えられ、県の無形文化財として指定されており、燕の伝統工芸としても有名です。

鎚起銅器の仕事場

【鎚起銅器の仕事場】

鎚起銅器 ヤカン制作工程

【鎚起銅器 ヤカン制作工程】

銀銅二重口打出湯沸 玉川堂 五代覚平

【銀銅二重口打出湯沸 玉川堂 五代覚平】

観音像 松栄堂

【観音像 松栄堂】

水注 清玉堂

【水注 清玉堂】

銅水差 斉藤又五郎

【銅水差 斉藤又五郎】

鎚起銅器について

鎚起とは「鎚」で打ち「起」こすの意で、古来より打物と呼ばれています。

これは一個の金属素材を焼きなましを繰り返しながら様々な鎚を用い打ち延ばし、あるいは打ち縮め、銅の優れた伸展性を利用し、継ぎ目の無い器物を作る鍛金技術です。

起源は明和年間(1764~1771)藤七という職人よりこの地に伝承され、以来二百有余年に渡り受け継がれ、発展してきた鍛金技法です。

鎚起銅器製造工程

  1. 地金取り・・・・・・ 銅版を切り抜く。
  2. 打ち上げ・・・・・・ 叩いて徐々に打ち起こしていく。打ち上げると銅は硬化する。
  3. 焼きなまし・・・・ 加工硬化した銅素材を火に入れ柔らかくする。打ち上げを繰り返す。(完成まで20回以上)
  4. 成形・・・・・・・・・・ 打ち上げ、焼きなましを繰り返し全体の形を整える。
  5. みがき・・・・・・・・ 鎚目を明瞭にする。
  6. 色上げ・・・・・・・・ 緑青、硫酸銅の合液で煮込む。
  7. つる巻き・・・・・・ イボタロウを塗り艶だしをし、つるを巻き完成。

鎚起銅器の指定

  • 昭和33年  新潟県「無形文化財」指定(玉川堂の鎚起銅器)
  • 昭和55年  文化庁による「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」指定。
  • 昭和56年  通産大臣指定「伝統的工芸品」(燕分水銅器協同組合)。

Copyright © Tsubame Industrial Materials Museum. All Rights Reserved.