燕市のトリクロロエチレン排出抑制に向けた取り組み

更新日:2021年04月01日

もくじ

  • 新着情報
  • 環境負荷低減支援事業
    ≪燕市産業振興部商工振興課≫
    1.燕市トリクロロエチレン排出抑制のためのポイント
    2.新潟県トリクロロエチレン排出抑制ガイドライン
    3.燕市トリクロロエチレンの排出抑制に向けた支援
    (1)研修受講料補助金
    (2)専門家派遣補助金
    (3)設備改善資金補助金
  • 説明会の開催
  • 燕市トリクロロエチレン排出抑制に関する検討会の設置
  • トリクロロエチレンの大気環境の状況 令和3年4月21日更新
  • 《燕市市民生活部生活環境課》

燕市の環境負荷低減対策支援事業

県央地域は、全国的に見ても金属加工業等が多く集積しており、金属製品に残った研磨剤の除去や脱脂洗浄等にトリクロロエチレン(有機溶剤)が広く用いられています。
トリクロロエチレンは、法律に基づく大気環境基準(1年平均値が130µg/立方メートル以下であること)が定められており、燕市では、産業界、国、県等と連携しながら、トリクロロエチレンの排出抑制に向けてさまざまな支援や取り組みを行っています。

燕市 トリクロロエチレン排出抑制のためのポイント(排出されやすい場所ってどこ?)

燕市が「新潟県 トリクロロエチレンの排出抑制に向けた自主的取組ガイドライン」などを基に、排出されやすい箇所、設備点検、応急処置などを分かりやすくイラストでまとめました。

イラスト(PDFファイル:972KB)

トリクロ自主的取組イラスト

新潟県 トリクロロエチレン排出抑制ガイドライン(平成31年3月作成)

「新潟県トリクロロエチレン排出抑制検討会(平成30年7月から令和2年3月、委員には外部有識者を含む)」で検討を重ねて作成した事業者向けの自主的な取り組みマニュアルです。

ガイドラインイメージ

燕市 トリクロロエチレンの排出抑制に向けた支援

支援内容

環境負荷低減支援事業

1.研修受講料補助金
概要はPDFファイルのリンクこちら(PDFファイル:601.4KB)
燕市内中小企業者の事業活動に伴い、大気中に排出される揮発性有機化合物の排出抑制を推進するため、指定機関が実施する資格認定講習等の受講料の一部を補助します。

【水質関係(第一種、第二種)公害防止管理者】
指定機関:一般社団法人産業環境管理協会
資格認定講習:公害防止管理者等資格認定講習
法律:特定工場における公害防止組織の整備に関する法律
→公害発生施設を有する工場においては、有資格者を中核とする公害防止組織の整備が義務付けられています。トリクロロエチレンを扱う工場は「水質関係(第1種、第2種)公害防止管理者」の資格取得者が2人必要とされています。
【有機溶剤作業主任者】
指定機関:一般社団法人新潟県労働衛生医学協会
資格認定講習:有機溶剤作業主任者講習
法律:労働安全衛生法
→事業主は有機溶剤を製造又は取り扱う業務で、作業を従業員に行わせる場合は「有機溶剤作業主任者技能講習修了証」を持つ者のうちから有機溶剤作業主任者を選任しなければならないとされています。

・研修受講料申請書ワードファイルのリンク(word)(Wordファイル:34KB)(Wordファイル:39KB)
・研修受講料実績報告書ワードファイルのリンク(word)(Wordファイル:39KB)(Wordファイル:39KB)


2.専門家派遣補助金
概要はこちら(PDFファイル:1014KB)
燕市内の中小企業者の事業活動に伴い、大気中に排出される揮発性有機化合物の排出抑制を推進するため、公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)が実施する生産工程の環境対策に資する専門家派遣事業を受ける際に要する負担金の一部を補助します。

NICOの申請受付:準備が整いしだい受付を開始します。詳しくはNICO・企業サポートチーム(電話:025-246-0056)までお問い合わせください。


【NICO登録の専門家(トリクロロエチレン関係)】:株式会社NSS(燕市吉田東栄町8-11)/一般社団法人新潟県環境衛生中央研究所(長岡市新産2-12-7)/ミヤマ株式会社(燕市小池3663-1)

・専門家派遣補助金申請書ワードファイルのリンク(word)(Wordファイル:15KB)(Wordファイル:15KB)
・専門家派遣補助金実績報告書ワードファイルのリンク(word)(Wordファイル:19KB)(Wordファイル:19KB)
・資格取得確約書ワードファイルのリンク(word)(Wordファイル:16KB)(Wordファイル:16KB)


3.設備改善資金補助金
概要はPDFファイルのリンクこちら(PDFファイル:900.4KB)
燕市内の中小企業者の事業活動に伴い、大気中に排出される揮発性有機化合物の排出抑制を推進するため、市内中小企業が専門家による現状分析・指摘事項等の診断による改善提案書に基づいて実施する環境負荷低減のための設備投資に要する経費の一部を補助します。
【専門家】:作業環境測定士、労働衛生コンサルタント、環境計量士などの環境測定または環境保全に関する国家資格や公的資格を有する者

洗浄装置

洗浄装置(手上げ式、シャワー式、密閉式など)

洗浄装置(密閉式)
回収装置(通称:リンクルなど)

回収装置(本体、ブロワーなど)

回収装置(ブロアー、ケーシング部分など)
附帯設備

洗浄装置の付帯設備(水分離機、ろ過機、各種配管、クーリングタワーなど)

附帯設備
附帯設備
附帯設備

(撮影協力:有限会社本間産業ほか)

申請書(必ず着工前に申請してください)

・設備改善資金補助金申請書・計画書((Word)(Wordファイル:19.4KB)

・設備改善資金補助金申請書・計画書(PDF)(PDFファイル:166.6KB)

・資格取得確約書(Word)(Wordファイル:15.2KB)

・資格取得確約書(PDF)(PDFファイル:58.7KB)

実績報告書(添付書類が整った後、速やかに報告してください)

・設備改善資金補助金実績報告書((Word)(Wordファイル:16.4KB)

・設備改善資金補助金実績報告書(PDF)(PDFファイル:77.6KB)

・設備改善資金補助金実績報告書・別紙(Word)(Wordファイル:17.6KB)

・設備改善資金補助金実績報告書・別紙(PDF)(PDFファイル:92.7KB)

説明会の開催

1.経済産業省関東経済産業局主催(共催:新潟県、燕市、燕商工会議所)
【令和2年度】
・「中小企業のためのVOC排出抑制セミナー(低コストで簡単なVOC対策方法等を学ぼう!)」
VOCを適切に管理することは大気汚染防止だけでなく、職場環境の改善、悪臭問題の解消、コストの削減等の効果があります。このセミナーでは、中小企業の皆さまが取り組みやすいVOC排出抑制の具体的事例を紹介します。
概要はPDFファイルのリンクこちら

実施方法:YouTubeによる動画配信(完全オンラインのセミナーです)
日時:令和3年2月2日(火曜)13時30分~
内容:新潟県における大気環境の現状と課題(新潟県県民生活・環境部環境対策課)/基調講演「中堅・中小企業のVOC対策と我が国産業公害の歴史」(早稲田大学教授 理工学術院環境保全センター長 平沢 泉 氏)/「産業洗浄工程におけるVOC排出削減の具体例」(日本産業洗浄協議会シニアアドバイザー 久保武敏 氏)/「有機溶剤取扱い職場の健康障害防止対策」(中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター衛生管理士 武井貴史 氏 )/「燕市のトリクロロエチレン対策について」(燕市産業振興部商工振興課)

VOC
2.新潟県主催(共催:燕市、燕商工会議所)
(1)「トリクロロエチレン排出抑制ガイドライン説明会(排出抑制の実践に向けて)」
新潟県が策定した「トリクロロエチレン排出抑制ガイドライン」の要点、環境測定機関による具体的な大気排出が起こりやすい場所と応急処置の紹介、燕市の支援策などを紹介します。
内容:トリクロロエチレン排出抑制ガイドラインについて(新潟県県民生活・環境部環境対策課/県央地域における排出抑制のポイント(株式会社NSS)/燕市の排出抑制関連支援制度について(燕市産業振興部商工振興課)

【令和2年度】
・第1回

令和2年7月27日(月曜)13時30分~16時00分 終了しました。

燕三条地場産業振興センターリサーチコア7階マルチメディアホール (参加企業53社、5団体)

ガイドライン説明会 1回目
・第2回
令和2年11月5日(木曜)13時30分~16時00分 終了しました。

燕市民交流センター3階多目的ホール新潟県説明会2回目

 

アンケート調査の実施

「新潟県トリクロロエチレンの排出抑制の自主的取り組みに係るアンケート調査」
令和3年1月中旬に県央地域におけるトリクロロエチレンの排出抑制に関する自主的取り組みの実施状況を把握することを目的にしたアンケート調査を実施しました。いただいた回答は、県及び関係市町村の今後の取り組みの検討や取組事例集のために活用させていただきます(個別の回答内容は公表しません)。
ご協力ありがとうございました。

燕市 トリクロロエチレン排出抑制に関する検討会の設置

燕市では、新潟県が設置した検討会の検討結果を受け、新潟県が作成した「トリクロロエチレンの排出抑制に向けた自主的取組ガイドライン」の周知、域内におけるトリクロロエチレンの使用実態の把握や具体的な排出抑制対策を推進するため、業界団体、販売業者、検査機関、新潟県、燕市で組織された「燕市トリクロロエチレン排出抑制検討会」を令和2年5月に設置しました。

【委員】

(業界団体)燕商工会議所、日本金属洋食器工業組合、日本金属ハウスウェア工業組合/(販売業者)トリクロロエチレンを取り扱う市内及び近隣市の販売業者/(環境測定等検査機関)新潟県が作成したガイドラインに記載されている市内及び近隣市の環境測定等検査機関/(新潟県)新潟県県民生活・環境部環境対策課、三条地域振興局環境センター/(燕市)産業振興部商工振興課、市民生活部生活環境課

【令和2年度第1回会議】

令和2年5月12日(火曜)14時30分~16時00分/燕商工会議所3階ホール

(議題)燕市トリクロロエチレン排出抑制検討会の設置について、新潟県が作成したガイドラインの周知について、燕市における環境負荷低減に関する支援策の創設について、小規模事業者の把握や各団体の対応状況位関する意見交換など

【令和2年度第2回会議】

令和2年8月24日(月曜)14時00分~15時00分 燕市吉田産業会館2階研修室

(議題)新潟県主催のガイドライン説明会の参加状況等について、環境測定機関による排出抑制のための具体的な対策と事例紹介、各団体等のそれぞれの立場における今後の取り組みなど

【令和2年度 販売業者等による意見交換会】

令和2年9月14日(月曜)13時30分~14時45分 燕市役所2階会議室201
(内容)第2回検討会開催時に販売店側の提案により、企業に最も身近な相談役として販売店側にできることはないかを具体的に協議。ガイドラインの配布、排出抑制に関する各種支援策の紹介及び簡単な排出抑制方法の紹介など、検査機関及び行政と連携し、取引先に繰り返し声掛けを行っていくことで一致。

ここまでの「環境負荷低減対策事業(補助金、説明会など)」に関するお問い合わせ

産業振興部商工振興課
(燕市役所3階 24・25番窓口)
電話番号:0256-77-8231

トリクロロエチレンの大気環境の状況

トリクロロエチレンは、法律にも基づく環境基準※1(1年平均値※2が130μg/立方メートル以下であること)が定められており、新潟県が毎月燕市内の3地点でモニタリング調査※3を実施しています。

【令和2年度(2020年度)】新潟県 令和3年4月21日公表

各調査地点と測定数値

いずれの箇所も基準を達成しています。

・燕市燕 130㎍/立法メートル

・燕市殿島 110㎍/立法メートル

・燕市蔵関 100㎍/立法メートル

令和2年度の燕市3地点の毎月のモニタリング調査結果は、以下の新潟県ホームページに掲載されています。
【出典】新潟県ホームページ 検査実施後に毎月更新されます。

 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1216836082281.html 「2.有害大気汚染物質モニタリング調査結果速報値」を参照


※1 「環境基準」とは
新潟県ホームページ PDFファイルのリンクhttps://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/135861.pdf
環境基準は、「人の健康を保護し、及び生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準」のことで、環境基本法で定められています。トリクロロエチレンの環境基準は、「1年平均値が130μg/立方メートル以下であること」とされています。有害大気汚染物質の環境基準は、長期間の曝露による健康影響を考えて設定しているため、環境基準を超えていても今すぐに健康に影響を及ぼすものではありません。

※2 「1年平均値」とは
環境省ホームページ https://www.env.go.jp/press/107878.html
有害大気汚染物質は、長期曝露による健康リスクが懸念されているため、環境省はモニタリングにおいては年平均濃度(原則として月1回以上の頻度で測定し、変動を平均化)を求めており、トリクロロエチレンの環境基準も年平均値として示されています。
【参考】大気汚染物質の濃度は、さまざまな要因で変化するため、1年間居住した場合、どのような大気汚染状況にさらされるかという指標の一つとして、季節変化や時刻変化などをならして1年間の平均的な汚染レベルを表す「年平均値」が用いられます。

※3 「モニタリング調査」とは
新潟県ホームページ https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1216836082281.html
新潟県では、令和2年度は県内9箇所の測定地点において、毎月、環境大気を採取し、分析を行っています。健康リスクがある程度高いとして国が定める23種の優先取組物質のうち、公定分析法の示された21物質を調査対象としています。このうち、トリクロロエチレン等4物質は環境基準値が設定されており、基準を満たしているかどうかを年平均値で評価しています。

「トリクロロエチレンの大気環境の状況」に関するお問い合わせ

大気監視に関するページ

市民生活部生活環境課
(燕市役所2階 13・14番窓口)
電話番号:0256-77-8167

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商工振興課 産業支援係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8231

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