先輩職員からのメッセージ(土木・建築)

更新日:2023年03月27日

「現在の仕事」「魅力、やりがい」「受験者へメッセージ」など、普段聞くことのできない先輩職員の本音をインタビューしました。採用案内(採用パンフレット)では紙面の関係で掲載しきれなかった内容も載せてあります。

  1. 【土木】土木課管理係 田辺陽希
  2. 【建築】営繕建築課建築指導係 小林恭也

【土木】土木課管理係 田辺陽希(令和2年度採用)

ヘルメットを片手に持ち微笑む作業服姿の男性職員

現在の仕事

主に市が管理する公共用地(道路や水路)と接する土地の境界を確認する業務を担当しています。他にも交通事故で破損したガードレールやカーブミラーの確認、復旧対応など、土木管理全般の業務を行っています。境界立会業務は、現地で資料と実際の土地を照らし合わせて確認する作業ですが、この確認は将来にわたって個人の土地、財産を明確にするものなので、シビアな一面もあります。

土木職は専門職なので、都市整備部と水道局が主な配属先になります。とはいえ、同じ部内でも業務は多岐に渡り、係が変われば仕事も大きく変わります。私はまだ2か所目ですが、異動を経て視野が広がったと実感できますし、境界立会の仕事も後の建設業務の基礎として活かせるよう、日々取り組んでいます。

職場の雰囲気

私が所属する土木課は比較的若い職員が多く、入庁してすぐに職場に馴染むことができました。また、先輩や上司から常に気に掛けてもらっているので、ちょっとした悩みでも相談できますし、分からないことは丁寧に教えてもらっています。私もいずれは先輩や上司のような頼れる存在になりたいと思っています。

車に手を置く作業服姿の男性職員

受験者へメッセージ

入庁して分かったことですが、プライベートで趣味やスポーツなどに取り組むことができる環境です。部署によって繁閑期は異なるものの、メリハリを付けてワーク・ライフ・バランスの充実を図り、仕事も生活も楽しみましょう。

【建築】営繕建築課建築指導係 小林恭也(令和元年度採用)

自席のパソコンを前にこちらを向く男性職員

現在の仕事

営繕建築課は建築行政と公共工事が主な業務です。公共施設を改修や修繕する場合、施設の所管部署から相談を受けて対応します。設計は基本的に業者にお願いしますが、時には自分で設計図書を作成し、積算することもあります。ほかに住宅リフォーム補助金の申請受付・確認業務を担当しています。

魅力、やりがい

以前担当した小学校のトイレ改修工事での出来事です。古い施設のトイレは、古いだけでなく、狭くて使いづらいうえに、タイル張りのため衛生面で劣ります。学校側の要望をしっかりと聞いた中で、現在のスタンダードに近づけられるよう設計業者と綿密に打合せを行い、明るく使いやすいものへと生まれ変わりました。結果として、施設を利用する学校側に喜んでもらうことができました。

よりよいものを造るには、業者に任せっきりにするのではなく、計画段階からしっかり関わって利用者の想いが設計に反映できるように「橋渡し」することが重要だと改めて感じました。

設計図を確認する男性職員

意外だったこと

入庁前は工事や設計ばかりだと思っていましたが、補助金の業務を担当している関係で意外と業者や市民の方とお話をする機会があることに始めは驚きました。例えば住宅リフォーム関連で業者の方とお話をしていると、新型コロナウイルス感染症の影響により特定の部材や商品が入荷しないなどの情報を聞くことがあります。そうしたやりとりは、市場の動向を早くに掴むことができ、参考になることがあります。

受験者へメッセージ

建築を学ばれた学生の多くは、民間企業への就職を検討しているかもしれません。しかし、公務員の建築職の業務を紐解くと、建築の仕事もしっかりしながら、それ以外にも幅広く建築物に関わることができます。特に公共施設は多くの人が利用するため、誰もが安心・快適に使えるように維持管理していく必要があります。地方にいながら比較的規模の大きい建築物を扱うことができるのも魅力の一つです。

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