3歳児健診屈折検査

更新日:2021年03月01日

3歳児健診で屈折検査を実施しています

視力検査をする看護婦のイラスト

目の「見える」機能の完成は6歳ごろといわれています。しかし、その過程において斜視や屈折異常(遠視や近視など)があると、視力の発達に影響を及ぼします。片方の目が見えにくくても子どもは何も言えませんし、日常生活に不自由がないように見えます。
3歳を過ぎるとランドルト環(注釈:視力検査で使用する、アルファベットのCのようなマーク)による視力検査ができるようになります。3歳児健診の案内に同封されますので、ご家庭で検査をしてから健診へおいでください。(健診会場でもう一度視力検査を実施しますので、安心しておいでください。)

子どもの目がどのくらい見えているのかは視力検査でわかりますが、遠視などの屈折異常の場合、目が緊張してがんばって見ようとするため、視力検査のみでは発見されにくいことがあります。屈折検査では機械的に目の状態を測定することにより、このような病気を発見することができます。

屈折検査は簡単にできます!

椅子に座った幼児に対して検査をしている女性の写真

目の写真を撮るように実施します。機械の光っているところを数秒見るだけで両方の目が一度に検査できるため、子どもの検査に適しています。

屈折異常とは?

屈折が正常の場合は、目に入ってきた光が角膜と水晶体で屈折し、網膜で焦点(ピント)が合うことではっきりと見ることができます。しかし、屈折が異常の場合は、網膜以外の場所で焦点が合ってしまい、または焦点が合わない状況となり、見えづらくなります。
屈折検査とは、この角膜や水晶体などの状態を見る検査です。

正常な屈折のイメージ図
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