つばめ食育だより令和3年6月19日号

更新日:2021年06月19日

いつもの食品で、もしもの備えに

頻発している災害やコロナ禍における外出困難に備えて、食品の家庭備蓄を普段から取り入れていくことが大切です。いざという時、自分や家族を守り、心のゆとりを持つことができるよう、必要な備えを進めましょう。

食育だより

新潟県は「災害に備えた食」への意識が低めです

災害時に備えて非常用の食料を用意している世帯の割合、12地域別ランキング
<令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要より>
1位 関東1(72.3%)
2位 東  海(60.6%)
3位 関東2(57.0%)
4位 北海道(55.0%)

11位 北  陸(34.0%)新潟県、富山県、石川県、福井県)
12位 南九州(33.1%)

12の地域ブロックの中で新潟県が属する北陸が下から数えて2位!
全国平均53.8%で半数以上が食の備えをしている中、北陸ブロックは3割程度にとどまっています。

なぜ、食品の家庭備蓄が必要なのか?

  1. 災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多い
  2. 災害支援物資が3日以上到着しないことが多い
  3. 物流機能の停止によって、1週間はスーパー等で食品が手に入らないことが想定
  4. 支援物資だけでは栄養バランスがとりにくいため、体調不良になりやすい

普段の食事にストック食品を取り入れよう

おすすめはズバリ缶詰、乾物!なぜかというと…

非常食よりも、日持ちする日常食品が美味しく経済的
アルファ化米や乾パンなどの非常食よりも、美味しくて日持ちする缶詰や乾物が便利で安価

災害直後は炭水化物にかたよりがち
栄養バランスを考慮し、たんぱく質がとれる缶詰とビタミン・ミネラル・食物繊維がとれる乾物がおすすめ

  • ストック食品を少し多めに買い置きし、普段使いして補充を繰り返す方法で手軽に備蓄しましょう!

家族の好みや各家庭にあったストック食品の備えをしましょう。
災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)


パンフレット「ストック食材でベジ足し」

ストックできる食材を普段から使い慣れていただけるように、簡単で美味しく野菜もとれるメニューを集めました。缶詰・乾物メニューが盛りだくさんです!

 

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新潟県燕市吉田大保町25番15号

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