つばめ食育だより令和7年8月19日号

更新日:2025年08月19日

大豆製品で毎日をもっと元気に

大豆製品は海外で人気が高まっている一方で、日本での摂取量は年々減少しています。植物性のたんぱく質として環境負荷が低く、栄養価は高くて、安価な大豆製品。もっと活用して、他の食品とともにバランスよく組み合わせて食べましょう。

つばめ食育だより令和7年8月19日号

大豆製品摂取の現状について(令和5年国民健康・栄養調査結果より)

【豆類摂取量の年代別比較】

  • 20代…45.4グラム
  • 30代…42.8グラム
  • 40代…51.1グラム
  • 50代…57.3グラム
  • 60代…66.1グラム
  • 70代…69.1グラム
  • 80代~…61.9グラム

★若い世代で、摂取量が少ない傾向があります。

【関連栄養素の充足率(30代女性)】

  • 食物繊維…86%
  • ビタミンE…97%
  • 葉酸…91%
  • ビタミンB2…81%
  • ビタミンC…66%
  • カリウム…72%
  • カルシウム…61%
  • 鉄…59%
  • マグネシウム…68%

★特に摂取の少ない30代女性は、不足している栄養素が多くあります。大豆製品を食べて充足率をアップさせましょう。

大豆の健康パワーをいただこう!

どの世代にも食べてほしいですが、さらに下記に当てはまる方は、大豆パワーでより健康に!

  1. 血糖値が高い(ヘモグロビンエーワンシ―等)
  2. 血中脂質が高い(LDLコレステロール等)
  3. 貧血気味(血色素量等)
  4. 血圧が高い
  5. そのほか、骨粗しょう症予防、更年期症状緩和、肥満予防、便秘解消したい方

★大豆製品に含まれる食物繊維や鉄、カルシウム等の栄養素や、大豆イソフラボン等の微量成分が健康維持に役立ちます!

★1日の目安量(いずれか)
納豆:1パック、木綿豆腐:100グラム、絹ごし豆腐:150グラム、枝豆:150グラム

暑い時にも食べやすい、おすすめ大豆製品レシピ

夏は料理する意欲が低下し、食の好みもそうめんなどさっぱりしたものに偏って、食事バランスが崩れがちです。市販品を活用して簡単に、夏でも食がすすむ大豆製品レシピを紹介します。

【麻婆スープごはん】
材料(4人分)

  • 豆腐…1丁
  • 麻婆豆腐の素…1つ
  • 卵…2個
  • ごはん…適量
  • 水…500ミリリットル(←ここがポイント!規定の分量より多いです)

作り方

  1. 豆腐は好きな大きさに切り、鍋に麻婆豆腐の素と水をともに入れて火にかける
  2. 煮立ったら、といた卵を入れる
  3. 器に盛ったごはんとともに盛りつける

★長ねぎやきのこなど家にある野菜を加えるとさらにおいしく、バランスよくなります!


【納豆お茶漬け】
お茶漬けの素を使ったいつものお茶漬けに、ひきわり納豆をプラス。
夏はお湯ではなくお水を注いで食べやすく!
トマトやキュウリなどの野菜を食べればバランスOK!
ひきわり納豆は、卵焼き、味噌汁に入れてもおいしいよ~

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 保健センター

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新潟県燕市吉田大保町25番15号

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