つばめ食育だより令和3年8月19日号

更新日:2021年08月19日

骨の健康を守ろう

骨の強度が低下して骨折しやすくなる骨の病気を「骨粗しょう症」といいます。骨粗しょう症になると、くしゃみや転倒などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。世代を問わず、丈夫な骨をつくる生活を心がけましょう。

食育だより

わたしの骨は大丈夫??


骨粗しょう症になると、どんなことが起こるの? どんな人が骨粗しょう症になりやすいの?

日本では3分に1件、脚のつけ根の骨折が発生
骨折後、3人に1人は元通りに歩けないといわれています。

からだの重みで背骨が押しつぶされてしまう
身長が2cm以上縮んだ、背中や腰が曲がった人は要注意!

やせている女性は骨粗しょう症になりやすい
やせていると、女性ホルモンの分泌量が減り、骨の成長が妨げられます。
また、やせているお母さんから生まれる赤ちゃんは小さい傾向にあり、骨粗しょう症になりやすいといわれています。

丈夫な骨をつくる生活習慣

意識して取り入れたい栄養素
カルシウム 骨をつくる、強くする

乳製品・大豆製品・青菜など
牛乳(200㎖)…カルシウム220mg
納豆(1パック)…カルシウム45mg
小松菜(80g)…カルシウム120mg

ビタミンD カルシウムの吸収を助ける 魚や卵、キノコなど
ビタミンK 骨の形成を促進する 納豆・青菜など

小松菜やほうれん草を卵とじにしてみよう!

1日あたりのカルシウム摂取の推奨量(mg)
  12~14歳 15~29歳 30~74歳 75歳以上
男性 1,000 800 750 700
女性 800 650 650 600

日光浴
日光浴をすると体の中でビタミンDが作られます。
夏は木陰で30分ほど過ごす、冬は30分~1時間ほど散歩にでかけてみましょう。

禁煙
タバコを吸うことは、栄養素の吸収や女性ホルモンの分泌を妨げます

運動
運動をすることで、骨を作る細胞が活発に!
ウォーキングやラジオ体操など、できることから始めてみましょう。

定期的に検査を受けましょう

症状がなくても、女性は40歳を過ぎたら定期的に骨粗しょう症検診を受けましょう。
燕市では、ご自身の骨の状態や丈夫な骨づくりの方法を知ることができる骨コツ教室も開催しております。ぜひご参加ください(要申込み)。

骨コツ教室日程…9月14日、10月15日、11月18日

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 保健センター

〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号

電話番号:0256-93-5461

メールフォームによるお問い合わせ