つばめ食育だより令和4年3月19日号

更新日:2022年03月19日

コロナ禍の食中毒対策

食中毒は、飲食店だけでなく家庭でも発生しています。withコロナで増えた、テイクアウトやデリバリー、家庭での食事、バーベキューにも食中毒の危険があります。改めてコロナ禍の食中毒対策について考えてみましょう。手洗いや消毒はコロナ対策にも有効です!

R4-3つばめ食育だより

食中毒を予防する3つのポイント

つけない  手にはさまざまな菌が付着しています。石鹸をつけて念入りに洗いましょう。

増やさない  菌を増やさないためには、低温で保存することが大切!冷蔵庫や冷凍庫を活用しましょう。

やっつける  ほとんどの菌はしっかり加熱することで死滅します。また用具の消毒も行いましょう。

食中毒の原因菌と気を付けるポイント

腸管出血性大腸菌
牛や豚などの腸にいる菌。肉を生で食べたり、加熱が不十分な肉を食べることにより食中毒を発症します。
症状:腹痛、下痢(出血性)
ポイント:肉はしっかり加熱する!
コロナ対策のため、十分に距離がとれない場合は屋外でもマスクをしましょう!

黄色ブドウ球菌
自然界に広く分布し、人の皮膚や喉にもいる菌。手や指に傷があったり、化膿していると食品を汚染しやすくなります。
症状:嘔吐、下痢
ポイント:素手でおにぎりやサンドイッチを作らない

カンピロバクター
動物の腸内にいる菌。この菌が付いた食肉を生で食べたり、加熱不十分で食べることにより食中毒を発症します。
症状:発熱、頭痛、筋肉痛
ポイント:トングや箸は加熱前後で使い分ける

サルモネラ属菌
動物の腸内にいる菌。食肉や卵が主な原因食品になる他、ペットやねずみによって菌がつく場合もあります。
症状:胃腸炎、嘔吐、下痢
ポイント:卵をさわった後は、しっかり手を洗う!

外でも必ず手洗い☆
外で調理する際や食べる際にも手洗いを忘れずに行いましょう。洗えない場合には、アルコールを使って消毒をしましょう。

早めに食べよう☆
デリバリーやテイクアウトで購入した食品は早めに食べるようにしましょう。
調理後から2時間以内に食べることをおすすめします。

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