つばめ食育だより令和4年11月19日号

更新日:2022年11月19日

食品ロスについて考えよう

SDGsなどで食品ロスへの関心が世界的に高まっている中、燕市では今年の3月に「燕市食品ロス削減推進計画」を策定し、食品ロス削減に対する意識を高めています。自分で出来そうなことをみつけ、食品ロス削減に取り組みましょう。

食育だより

燕市の現状とこれからの目標

燕市の家庭系食品ロス量は年間1,444トン
市民1人あたり約50グラム分の食品を毎日捨てていることと同じで、1年間で考えると1人あたりコンビニおにぎりを約170個捨てていることになります。

家庭系食品ロスとは家庭から出る食品ロスのことです。
家庭系食品ロスの主な要因

  • 未開封のまま食べずに捨てる直接廃棄
  • 野菜の皮を茎、食べられる所まで捨てる過剰除去
  • 料理を作り過ぎて残る食べ残し

燕市では、国の削減目標に合わせて次の目標を掲げました。

2030年までに、家庭系食品ロス量を1,130トン以下にする!

燕市食品ロス削減推進計画より抜粋

食品ロスを減らすために家庭でできること

使い切れる分だけ買う
買い物に行く前に家にある食材をチェック!必要なものをメモして買い物に行こう。
スマホで冷蔵庫の中の写真を撮って行くのもオススメだよ。
買い過ぎ、直接廃棄を防止します。

家にある食材を優先的に使う
調理をするときはまず家に残っている食材から使う期限が近い食品から使うことを心掛けよう。
パソコンやスマホの検索画面に、残っている食材名を入力してレシピを検索すると簡単に献立を考えられるよ。

作り過ぎに注意!丁度いい量を作って食べ残しを減らしましょう。
カット野菜を活用してみよう
「3~4人前」など書かれたカット野菜を選べば簡単に人数分の量を調理できます。


食材の保存方法

  • 葉物野菜
    小松菜やほうれん草などは生のまま、使いやすい大きさに切り冷凍庫へ!調理する時はみそ汁や鍋用に。
  • きのこ類
    水で洗わず、根元を切り落とし、食べやすい大きさに切って冷凍庫へ!調理する時は冷凍のまま調理しましょう。
  • お肉
    トレーから出して使う分ごとにラップ、またはフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ!解凍する時は冷蔵庫に入れてゆっくり解凍しましょう。

冷暗所で保存する食材

  • いも類
    光に弱いため新聞紙にまとめて包んだり、段ボールに入れて保管。
  • 根菜類
    土付きはそのまま新聞紙に包んで保管。

消費者庁:食品ロス削減マニュアルより抜粋

燕市では食品ロス削減活動に取り組んでいます!

社会福祉課では今年度6月、8月にフードドライブ事業を実施しました。
市民の皆様の協力のもと6月は563キログラム、8月は338キログラムの食品が集まりました。お預かりしました食品は、市内フードバンク等にご寄付させていただきました。

次回の実施は12月の予定です。詳しくは社会福祉課までお問い合わせください。
(社会福祉課連絡先:0256-77-8173)


生活環境課では今年度3回、食品ロスについての出前講座を実施しました。
各講座、約20名の市民の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 保健センター

〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号

電話番号:0256-93-5461

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