つばめ食育だより令和6年4月19日号
ゆっくり食べて肥満や糖尿病を予防しよう!
速食い(はやぐい)習慣のある人は、肥満や高血糖に該当する人が多いことが分かってきています。ゆっくりよく噛んで食べることは健康と深い関わりがあり、健康管理の第1歩とも言えます。
【注意】食べるスピードが速いことを表現するために、ここでは「速食い」と表記しています。
速食いは肥満や糖尿病発症リスクを高めます
燕市が実施している特定健診の結果より、食べる速さが普通・ゆっくりの人と比べ、速食いの人の方がメタボ該当者が多いことがわかります。
食べる速さの違いによるメタボ割合(令和4年特定健康診査質問票より)
速食いの人→45.2%
食べる速さが普通・ゆっくりの人→35.9%
10%近く多い!
速食いはなぜ肥満につながるの?
満腹中枢が作用し、満腹感を感じるまでに20分かかると言われています。速食いの人は満腹を感じる前に食べすぎてしまうため、肥満につながります。
速食いは糖尿病のリスクを高める?
速食いによって短時間で血糖値が上昇すると、すい臓も急いで血糖値を下げるためにインスリンを分泌します。この状態が続くとすい臓が徐々に疲れて、インスリンをうまく分泌できなくなり、糖尿病発症リスクを高めます。
今日からできる!ゆっくりよく噛んで食べるためのヒント★
手を合わせて「いただきます」と言ってから食べる
「これから食事に集中するぞ!」という意識を持つことができます。
薄味にする
薄味にすると、食材本来の味を感じ取るためによく噛むようになります。
食材を大きく切る
乱切り、角切り、スティック状など食材を大きく切ることで自然と噛む回数をアップできます。特に乱切りは舌や顔まわりの筋肉も使うのでおすすめ!
時計を見て20分を目安に食べる
「つばめ元気かがやきポイント手帳」を 配布しています!よく噛んで20分以上かけて食べると1ポイントです。マイチャレンジ日記に記録しましょう♪
家族や友達とお話ししながら食べる
なんでも噛んで食べられるために、歯の定期健診も忘れずに!
★おすすめ噛み噛みレシピ★乱切りパプリカのカレーピクルス★
材料(4人分)
- 赤、黄パプリカ…各2分の1個(合わせて150グラム)
- 酢…2分の1カップ
- 水…4分の1カップ
- 砂糖…大さじ1
- 塩…ひとつまみ
- カレー粉…小さじ4分の1
作り方
- パプリカは一口大の乱切りにする。
- なべにパプリカ以外の材料を入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めて2~3分加熱し火を消す。そこにパプリカを混ぜる。
- 保存容器に移し、粗熱がとれたらふたをし、冷蔵庫で半日以上おく。
ほどよい酸味が唾液の分泌を促します。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康福祉部 健康づくり課 保健センター
〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号
電話番号:0256-93-5461
更新日:2024年04月19日