環境負荷低減のクロスコンプライアンス

更新日:2024年08月23日

「みどりの食料システム戦略」においては、政策手法のグリーン化の取組として、2030年までに施策の支援対象を持続可能な食料・農林水産業を行う者へ集中していくことを目指すとともに、補助金拡充、環境負荷低減メニューの充実、これらとセットでのクロスコンプライアンス要件の充実を図ることとされました。 
農林水産省では、令和6~8年度の試行実施を経て、令和9年度を目標に全ての補助事業等に対して、最低限行うべき環境負荷低減の取組の実践を義務化する「クロスコンプライアンス」を導入することとし、これにより、農林水産省の補助金等の交付を受ける場合には、環境負荷低減の取組の実践が必須となります。

環境負荷低減のクロスコンプライアンスとは?

環境負荷低減のクロスコンプライアンスとは、農林水産省の補助金等の交付を受ける場合に、みどりの食料システム法の基本方針に示された「農林漁業に由来する環境負荷に総合的に配慮するための基本的な取組」に基づいた最低限の内容を実施いただくものです。
その取組内容は、日頃の事業活動における最低限行うべき取組として、より多くの農林漁業者等の皆様が意識すれば取り組めるもので構成されています。

環境負荷低減のクロスコンプライアンスを実施する意義とは?

クロスコンプライアンスを導入することで、以下のことにつながります。

1 農林水産・食品関連事業者等の環境負荷低減の意識向上と取組の底上げを業界全体で図る
2 生産現場等における環境負荷低減の取組を見える化し、消費者に現場の努力を伝えることで、我が国の農林水産・食品関連事業に対する国民的な理解を得る

これらは国内の消費者や国際的な場においても、我が国の農林水産物や食料加工品などが持続的なものであることを発信することにつながります。

取り組み方法等の詳細

詳細や最新情報は、以下のリンクからご確認ください。

環境負荷低減のクロスコンプライアンス:農林水産省

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