燕子ども応援おひさまプロジェクト

更新日:2021年06月15日

燕子ども応援 おひさまプロジェクト~太陽光発電「屋根貸し」事業~

 市では、再生可能エネルギーの利用拡大を図るため、平成24年7月からスタートした固定価格買取制度を活用し、一般廃棄物処理場跡地でのメガソーラー発電所建設事業を進め、同年8月に「メガソーラーTSUBAME site」が稼働しました。
 同年11月からは、太陽光発電の更なる普及を図るため、市有施設の屋根を発電事業者に有料で貸し出し、そこで発電事業を実施してもらう「屋根貸し」事業を実施しています。また、市有施設にとどまらず民間施設での屋根貸しを希望する事業者を募集し、全市的に太陽光発電の普及を図っています。
 この取り組みは、「燕子ども応援 おひさまプロジェクト」の一環であり、本事業により得られる賃料収入の一部は、「燕市子ども夢基金」に寄付し、子どもたちの健やかな育成を応援します。

協力事業者
屋根貸し事業者 三宝産業株式会社新潟ステンレス加工株式会社森井紙器工業株式会社吉田金属工業株式会社和平フレイズ株式会社
発電事業者 あいせき株式会社株式会社廣瀬株式会社藤井商店株式会社エヌエスアイ株式会社トラッドシステム

進捗状況は下記リンクからご覧ください。

燕子ども応援 おひさまプロジェクトとは

 「屋根貸し事業」の実施により太陽光発電の普及を図ると同時に、太陽光(おひさま)から生まれる収益を「燕市子ども夢基金」に寄付していただき、子どもたちの健やかな育成に役立てる取り組みです。
 2013年度より、「Jack & Betty プロジェクト」の一環で行われた英語スピーチコンテストで優秀な成績を収めた子どもたちを親善大使として海外へ派遣するための費用の一部に活用しています。

太陽光発電「屋根貸し事業」

1.事業の概要

募集は終了しています。

 市有施設及び民間施設の屋根で太陽光発電を設置し、発電事業を行う事業者(以下「発電事業者」という。)と屋根貸し希望者を募集し、要件を満たしている市有施設及び民間施設の屋根情報と発電事業者を登録・公表します。その後、登録発電事業者は、企画提案書等を提出し、市及び屋根貸し希望者と直接協議を行い、発電事業を実施することとします。なお、電力会社との系統連系協議や設備認定の手続き等については、発電事業者自らの責任において行うこととします。

2.スケジュール

(1)屋根の募集・登録(2012年11月12日(月曜日)~2012年11月26日(月曜日)まで)

 太陽光発電を設置するために発電事業者に貸付けを希望する屋根を募集します。応募いただいた屋根(以下「民間施設の屋根」という。)の情報については、2012年11月30日(金曜日)に市有施設の屋根情報と合わせて市のホームページ等で登録・公表します。

(2)発電事業者の募集・登録((1)と同じ)

 市有施設の屋根及び民間施設の屋根の借受けを希望する発電事業者を募集します。応募いただいた発電事業者の情報については、2012年11月30日(金曜日)に市のホームページ等で登録・公表します。

(3)発電事業の参加検討申込(2012年11月30日(金曜日)から2012年12月7日(金曜日)まで)

 発電事業者として登録された後、太陽光発電の設置を検討したい施設について、2012年12月7日(金曜日)までに、市へ参加検討申込書を提出してください。市がとりまとめた後、該当する屋根貸し希望者へ通知します。

(4)現地説明・資料提供(2012年12月中旬予定)

 市有施設の屋根の借受けを希望する登録発電事業者には、12月中旬に現地説明を予定していますので、その際に屋根の詳細情報を提供します。
 民間施設の屋根の借受けを希望する登録発電事業者には、屋根貸し希望者から現地説明等の日程を調整した後、連絡をします。

(5)企画提案書の提出(2012年12月25日(火曜日)まで)

 市有施設の屋根及び民間施設の屋根の借受けを希望する発電事業者は、太陽光発電を設置したい施設ごとに企画提案書を作成し、市へ提出してください。市がとりまとめた後、該当する屋根貸し希望者へ通知します。

(6)発電事業者の選定(2012年12月下旬予定)

 市有施設の発電事業者は、企画提案書をもとに市で選定します。
 民間施設の発電事業者は、企画提案書をもとに屋根貸し希望者で選定します。

(7)発電事業者との協議・契約(2013年1月上旬予定)

 本事業に係る協議や賃貸借契約については、市及び屋根貸し希望者と発電事業者が直接行うこととします。なお、太陽光発電を設置し売電するにあたっては、電力会社との系統連系協議や設備認定に係る事務が必要となりますが、これらは発電事業者が行うこととします。

(8)太陽光発電の設置・発電(2013年3月以降予定)

 太陽光発電の設置及びメンテナンスの費用は、原則、発電事業者の負担とします。また、電力会社への受給特定契約の申し込みを2013年3月31日までに行うことを目標としてください。

(9)「燕市子ども夢基金」への寄付

 発電事業者との契約により太陽光発電を設置し、賃料収入を得た屋根貸し希望者は、その20%以上を「燕市子ども夢基金」へ寄付をお願いします。

3.役割

(1)市

ア 民間施設の屋根及び発電事業者を募集し、市有施設を含めた屋根貸し情報と登録発電事業者を公表します。
イ 登録発電事業者からの参加検討申込書、企画提案書等をとりまとめ、屋根貸しjとの調整を図ります。
ウ 市有施設の現地説明を行い、登録発電事業者からの企画提案書をもとに発電事業者を選定し、太陽光発電の普及を進めます。
エ 市有施設の屋根貸しによる売電収入を「燕市子ども夢基金」に寄付し、子どもたちの健やかな育成を応援します。

(2)屋根貸し事業者

ア 市が募集する屋根の要件を満たす施設を市へ登録申請してください。
イ 登録発電事業者からの参加検討申込書(市がとりまとめ)の提出があった際に、必要に応じて施設設計図書等の資料を用意し、登録発電事業者を対象とした現地説明等を行ってください。
ウ 登録発電事業者からの企画提案書(市がとりまとめ)をもとに、発電事業者を選定し、太陽光発電の設置に向けた協議及び契約を行ってください。
エ 太陽光発電の設置後、賃料収入の20%以上を「燕市子ども夢基金」に寄付していただき、子どもたちの健やかな育成を応援してください。

(3)発電事業者

ア 市が募集する発電事業者の要件を満たす事業者として登録申請してください。
イ 発電事業を検討したい登録施設において、参加検討申込書を市へ提出し、必要に応じて市及び屋根貸し事業者からの現地説明等を受けた後、企画提案書を市へ提出してください。
ウ 市及び屋根貸し事業者から発電事業者として選定された場合、2013年3月31日までに電力会社へ受給特定契約を申し込めるよう、市及び屋根貸し事業者と詳細協議を進めてください。
エ 太陽光発電の設置に係る費用及びメンテナンス費用については、原則、発電事業者の負担とし、屋根の補修等については、市及び屋根貸し事業者と十分に協議をして太陽光発電事業を行ってください。

4.募集する屋根の要件

  1. 20年間(固定価格買取制度の買取期間)の貸付けが可能であること。
  2. 建築基準法に基づく新耐震基準(1981年)を満たしている施設であること。
  3. 太陽光発電設備の設置可能面積が500平方メートル以上であること。(傾斜屋根の北面は除く。)
  4. 周囲に障害物がなく、日照条件が良好であること。

5.屋根貸し希望者の要件

  1. 貸付けを希望する屋根の施設所有者又は使用者であること。
  2. 屋根貸しによる賃料収入の20%以上を「燕市子ども夢基金」に寄付し、子どもたちの健やかな育成を応援いただけること。

6.発電事業者の要件

  1. 法人格を有し、かつ、日本国内に本社を有すること。また、複数事業者、共同企業体、事業協同組合、特別目的会社等の場合は、その代表者が前段の要件を満たしていること。
  2. 屋根貸し事業を実現することができる安定的かつ健全な財政能力を有していること。
  3. 固定価格買取制度に基づき、電力会社に売電する目的で、太陽光発電事業を行う者であり、売電収入の5%以上を施設所有者へ支払うことができること。

7.登録申請応募方法

(1)屋根貸し事業者

 別に定める「屋根貸し事業者募集要項」に基づき、募集します。

(2)発電事業者

 別に定める「発電事業者募集要項」に基づき、募集します。

8.登録施設における発電事業者応募方法

 別に定める「発電事業者募集要項」に基づき、実施します。

9.留意事項

  1. 本事業は、市として太陽光発電の普及を図るため、市有施設の屋根を発電事業者に貸し出すことに合わせて、より効果を高めるために民間施設の屋根貸し事業者を募り屋根情報を登録・公表するものであり、屋根貸し事業者と発電事業者の契約等を保証するものではありません。
  2. 本事業において市有施設の貸付けにより得られる賃料収入については、「燕市子ども夢基金」に寄付し、子どもたちの健やかな育成を応援しますので、屋根貸し事業者においてもその趣旨にご理解いただき、賃料収入20%以上の寄付をお願いします。
  3. 複数の事業者の屋根をまとめて屋根貸しを希望する場合は、代表者を定めて屋根貸し希望施設登録申請書を提出してください。なお、発電事業者との契約は、施設所有者ごとに行ってください。
  4. 民間施設の屋根及び発電事業者の情報は、市のホームページ等で公表します。
  5. 太陽光発電の設置に要する費用及びメンテナンス費用については、原則、発電事業者の負担とします。
  6. 固定価格買取制度の買取期間が20年の長期間となるため、屋根の維持管理(防水工事等)に係る費用負担等について、施設所有者と発電事業者で十分協議をしてください。
  7. 太陽光発電の設備容量に応じて、屋根の他に変電設備等の設置スペースが必要となる場合がありますので、施設所有者と発電事業者で十分協議をしてください。
  8. 太陽光発電の設置に係る建築基準法上の取り扱いについて、施設所有者と発電事業者で十分協議をしてください。
  9. 屋根貸し事業者と発電事業者との協議や契約等について、市が関与することはありませんが、本事業に係る相談等については、積極的に応じます。
  10. 本事業の応募に関する一切の費用は、応募者の負担とします。
  11. 提出書類は返却しないものとします。
  12. 登録申請後、申請を取りやめる場合は、その旨をご連絡ください。

実施要綱等

実施要綱

様式

プロジェクトに参加される事業者が出揃いました

 11月12日(月曜日)から26日(月曜日)まで、「屋根を貸してくれる事業者」と「その屋根を借りて発電事業を行う発電事業者」を募集したところ、下記のとおり応募をいただきました。
 今後、発電事業者からの企画提案に基づき、発電事業者の選定を進めます。

屋根の貸出し候補施設

応募のあった屋根(民間施設) 9施設(延べ45,111平方メートル)
No. 建物種類 建物構造 屋根面積 屋根概要 備考
1 工場 鉄骨 1,012 折板 傾斜&鉄板  
2 事務所&倉庫 鉄筋コンクリート
鉄骨
8,029 陸屋根&コンクリート
折板&ガルバリウム鋼板
 
3 工場4棟 鉄骨 4,916 折板 傾斜&ステンレス
折板 傾斜&鉄板
 
4 倉庫 鉄骨 3,000 折板 傾斜&ガルバリウム鋼板  
5 倉庫4棟 鉄骨 7,030 折板 傾斜&ガルバリウム鋼板  
6 事務所 鉄筋コンクリート 502 陸屋根&コンクリート  
7 工場 鉄筋コンクリート 1,000 陸屋根&コンクリート  
8 工場 鉄骨 7,000 折板 傾斜&亜鉛鉄板  
9 倉庫 鉄骨 12,622 折板&ステンレス  
合計 45,111    
登録した屋根(公共施設) 11施設(延べ10,530平方メートル)
No. 施設名 建物構造 屋根面積 屋根概要 備考
1 燕東小学校 鉄筋コンクリート 710 陸屋根&コンクリート  
2 燕南小学校 鉄筋コンクリート 930 陸屋根&コンクリート  
3 燕北小学校 鉄筋コンクリート 690 陸屋根&コンクリート  
4 小池小学校 鉄筋コンクリート 510 陸屋根&コンクリート  
5 小中川小学校 鉄筋コンクリート 760 陸屋根&コンクリート  
6 吉田南小学校 鉄筋コンクリート 820 陸屋根&コンクリート  
7 分水小学校 鉄筋コンクリート 1,170 陸屋根&コンクリート  
8 燕中学校 鉄筋コンクリート 1,020 陸屋根&コンクリート  
9 燕北中学校 鉄筋コンクリート 830 陸屋根&コンクリート  
10 吉田中学校 鉄筋コンクリート 1,640 陸屋根&コンクリート  
11 分水中学校 鉄筋コンクリート 1,450 陸屋根&コンクリート  
合計 10,530    

発電事業者

  • 応募のあった発電事業者 6社(うち市内事業者2社)

マッチング状況

マッチング状況は以下のリンクからご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 生活環境課 環境政策係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8167

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