風しんについて
風しんの流行に注意が必要です
風しんとは?
風しんウイルスに感染することで熱が出たり、全身に薄い発しんがでたりします。
一般的には「三日はしか」とも呼ばれています。
ウイルスに感染してから2~3週間でこのような症状がでて、咳やくしゃみ等から、ほかの人にうつります。
風しんに対する免疫のない女性が、妊娠中、特に妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある等の『先天性風しん症候群』という病気にかかることがあります。
予防対策
咳エチケットや外出後の手洗い
咳、くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を覆い、ほかの人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
予防接種
風しんの予防には予防接種が最も有効です。
定期接種の対象
1歳児と小学校就学前の1年間(年長児)
対象者には案内を送付します。確実に予防接種を受けましょう。
妊娠希望、妊婦、周囲に妊婦がいる方等
妊娠中は予防接種ができません。妊娠を希望する女性が妊娠前に十分な免疫をもつことが重要です。
また、妊娠している人への感染を防ぐために、同居しているご家族も注意が必要です。特に30歳から40歳代の男性は、予防接種を受けていないため、風しんに対する免疫が低く、感染する可能性が高いため注意が必要です。
風しんに罹ったことがはっきりしない方、風しんの予防接種を受けたことがない方、抗体検査で抗体価が低いと言われた方は、最寄りの医療機関に相談の上、任意での予防接種をご検討ください。
<特に注意が必要な方>
- 妊婦の夫、子どもおよびその他の同居家族
- 10代後半から40代の女性(特に、妊娠を希望する人や妊娠する可能性の高い人)
(注意)予防接種後2か月は、妊娠を避ける必要があります。 - 出産後間もない女性
- 30歳から40歳代の男性
大人の風しん予防接種費用の一部助成について
燕市内に住所を有する人で、風しんに罹ったことがなく、また、風しんの予防接種を2回以上受けたことがない妊娠を予定または希望している女性に、接種費用の一部を助成しています。
詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
成人男性の風しん抗体検査・予防接種について
公費で風しん予防接種を受ける機会のなかった年代の人は、抗体保有率が低いことから抗体検査(無料)を受け、その結果によっては、予防接種(無料)を受けることができる対象となっています。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
成人・高齢者の予防接種「無料クーポン券での成人男性の風しん抗体検査・予防接種について」
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康福祉部 健康づくり課
〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地
電話番号:0256-77-8182
更新日:2024年06月12日