食育だより2016年5月19日号
料理がもっとおいしく楽しくなる食材の切り方

毎月19日は食育の日です。
燕市で生産されている包丁は、切れ味に優れ、世界最高品質を誇ります。
食材を“切る”ことは、食べやすい大きさにするだけでなく、味のしみ込みや火の通りをよくしたり、煮崩れを防ぐ効果もあります。
その素材や調理法に合せた切り方は、料理をよりおいしく、また見た目にもきれいな料理となり、視覚的にもおいしさを作りだします。切り方を覚えて、料理を楽しく、おいしく作りましょう。

レシピを見るのがきっと楽しくなる!食材の切り方

輪切り
筒状のものを端から切っていく

半月切り
縦半分に切り、材料を端から
切っていく

いちょう切り
縦十文字に切り、材料を
端から切っていく

乱切り
材料を少しずつ回しながら斜め切りにする

ざく切り
材料を3~4センチメートル位の幅でザクザク切る

ささがき
えんぴつをけずるように、
材料を回しながら薄くけずる

小口切り
ねぎなどの細い材料を
端から切っていく

さいの目切り
1センチメートル角切にする

そぎ切り
包丁をねかせて、
材料をそぐように切る

短冊切り
4~5センチメートルの長さで、
短冊のような板状に切る

拍子木切り
4~5センチメートルの長さで、
1センチメートル厚さ程の棒状に切る

くし切り
球状のものを中心に
向かって放射線状に切る
野菜の切り方で味が変わる?

野菜は見た目にも分かるように、根から茎、葉の方向へと縦に繊維が走っています。
サラダや野菜炒めなど、シャキシャキした食感を残したいときは繊維に沿って切ること。
煮物など柔らかい食感にしたいときは繊維を断つように切ります。
繊維に沿って切るとアクや苦味が出にくいので、生野菜などでは甘く感じる野菜もあります。
ピーマンのおかかあえ

<材料>
ピーマン4~5個・かつお節小1 袋
酒、砂糖、しょうゆ、みりん各大さじ1
<作り方>
- ピーマンは縦に細切りにし、ごま油大さじ1で炒める。
- しんなりしたら、調味料を加えて炒め、汁気がなくなったら、かつお節を入れてあえる。
関連資料
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健康福祉部 健康づくり課 保健センター
〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号
電話番号:0256-93-5461
更新日:2021年03月01日