つばめ食育だより2017年10月号

更新日:2021年03月01日

つばめ食育だより2017年10月号 腸から始める免疫アップ生活

免疫って?

体内に侵入してきた病原菌や有害な細胞を、免疫細胞が攻撃・破壊してくれる自己防衛機能です。
腸内には免疫細胞の約7割が集中し、栄養素を消化吸収する機能の他に、有害な細菌やウイルスなどを排除してくれる機能があります。

ウイルスを男の子が拳で退治しているイラスト

腸内バランスを整えて免疫力をアップ!

腸内は「人体最大の免疫器官」

  • 腸内には免疫細胞の約7割が存在しています。
  • 100兆個以上の常在菌が存在しています。
腸内に善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在するイラスト

良い働きをする菌(善玉菌)が増えると…

健康を維持し、老化を予防する。

  • 免疫アップ
  • 整腸作用
  • 消化吸収アップ
  • 美肌

乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食品、善玉菌の栄養源となるオリゴ糖や食物繊維をとることによって、善玉菌が増加します。

善玉菌のイラスト

悪い働きをする菌(悪玉菌)が増えると…

健康を害し、病気の原因となる。

  • がん
  • 感染症
  • 肌荒れ
  • 便秘

たんぱく質・脂質の
過剰摂取、食物繊維の不足によって悪玉菌が増加します。

悪玉菌のイラスト

日和見菌

状況に応じて、善玉菌にも、悪玉菌にも変化します。

日和見菌のイラスト

免疫力を高める食事のポイント

1.善玉菌を増やし腸内環境を整えよう!

ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料、ぬか漬け、キムチ、みそなどの善玉菌を多く含む発酵食品をとりましょう。

ヨーグルト、チーズ、みそなどのイラスト

バナナ、納豆、はちみつなどに含まれるオリゴ糖は、善玉菌の栄養源となり、増殖を促します。

バナナ、納豆、はちみつのイラスト

2.野菜はたっぷりと食べよう!

野菜や海藻、果物などに含まれる水溶性食物繊維は、乳酸菌など善玉菌のえさになります。
野菜やきのこなどに含まれる不溶性食物繊維は、腸内で便のかさを増やします。

一食あたり野菜の目安量

ねぎ、レタス、にんじん、もやし、ごぼう、たまねぎを両手いっぱいに持っている写真

生で野菜を食べるときは、両手に一杯たっぷりと

3.体を内側から温めよう!

体温が下がると、免疫力は低下します。
体温アップに効果的な生姜や唐辛子などの食材やスパイスを活用し、体を冷やさないようにしましょう。
冷たいものを控え、温かい食べ物、飲み物をとりましょう。

赤唐辛子、生姜のイラスト

関連資料

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