食育だより2018年9月号
つばめ食育だより2018年9月号 郷土の味を次世代へ
毎月19日は食育の日です。 核家族世帯の増加等により、地域の食文化が次世代へ継承しにくくなっています。地域の特産物や食材を使って生まれた郷土料理や行事食等の食文化を知ることは、地域の良さを見つめ直す機会となり、地域への愛着を深めることにもつながります。 先人の知恵と工夫が詰まった郷土の味を味わってみませんか?
伝えたい 残したい ふるさとの味
おこわ団子
材料
- もち米…3.5カップ
- A(干しいたけ…2~3枚・たけのこ…80グラム・しょうゆ・みりん…各小さじ2・しいたけ戻し汁+水…70cc)
- B(にんじん…40グラム・砂糖…小さじ1/5・塩…小さじ1/8)
- C(しょうゆ・酒…各大さじ1.5・塩…小さじ1/4・水…1/2カップ)
- D(だんごの粉…250グラム・砂糖…25グラム・ぬるま湯(50℃)…150cc~適宜)
- こしあん…400グラム(1個25グラム)
作り方
- もち米はといで一晩水につけ、20分程蒸す。
- 干しいたけは戻してせん切り、たけのこもせん切りにする。
Aの調味料で味付けする。 - にんじんはせん切りにし、Bの調味料で味付けする。
- Dをよく混ぜてこねる。15個に分けて、丸めたあんを包んでおく。
- 1のもち米にCを混ぜて味付けし、2、3の具を混ぜる。
- 蒸し器に蒸し布を敷き、5のおこわを1/2量平らに敷いて、だんごを15個並べる。残った1/2量をその上に平らにのせて、布をかぶせて15~17分蒸す。
かつての西蒲原地域で、古くから農家のおやつとして親しまれてきたおこわだんご。
稲が団子のように、しっかり実り、たくさんの米粒が付くように豊作を祈って作られたようです。
「刈り上げ」のお祝いに出されたものですが、お彼岸に作るところもあるようです。
与板地域では、金時豆を使ったピンク色のおこわだんごを作るそうです。
燕市の郷土料理いくつ知っていますか?
「笹団子」や「のっぺ」、「煮菜」など、郷土料理の講習を希望するグループは燕市保健センターへお問い合わせください。(0256-93-5461)
関連資料
2018年度9月19日号食育だより電子版 (PDFファイル: 611.3KB)
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更新日:2021年03月01日