つばめ食育だより令和2年8月19日号
つばめ食育だより2020年8月19日号こころを育む共食
毎月19日は食育の日です。
誰かと一緒に食事をすることを共食(きょうしょく)といいます。共食のメリットはたくさんの研究から報告されています。「新しい生活様式」の中で、いろいろ工夫をしながら家で食事をすることが、感染症予防以外にも心身の健康につながり、生活を豊かにしていくと考えられています。家庭内でも感染対策を行いながら、共食の時間を楽しく過ごしましょう。
燕市の小中学生の現状
1日1回以上家族そろって食事をする人 74.6%(2015年度食育推進アンケート結果より)
共食のメリット
健康に関する自己評価が高くなる

- 小学生…朝の疲労感や体の不調がない
- 中学生…こころの健康状態が良い
- 成人・高齢者…ストレスが少ない(週に10回以上共食をしている人の8割がストレスなしと回答!)
偏食の防止になる

共食をすると自然と偏食が減ってきます。共食が多い人は、主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べていることが報告されています。
よく噛んで食べるようになる

乳幼児期に共食が多い子どもは、よく噛んで食べるようになると報告されています。
家族がよく噛んで食べているところを見せてあげましょう

- 食事のマナーが身につく
- 食文化を伝達できる
- 食の興味や知識が増す
引用>農林水産省:「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~統合版(2019年10月)
小嶋ら:幼児の咀嚼力に影響を及ぼす要因と測定に対する保護者の意識(2019)
家族でチェックしてみよう!
考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活(農林水産省のサイト)
健康な食生活のヒントがたくさん載っています!
新しい生活様式を取り入れた共食のポイント

- 大皿は避けて、料理は個々に盛り付けよう!
- グラスや皿の使いまわしはやめよう!
- 離れていてもオンラインで共食!
- 休みの日は屋外で食べてみよう!
2020年8月19日号つばめ食育だより電子版 (PDFファイル: 958.4KB)
熱中症対策の基本は食事
みんなで一緒にご飯を食べることで心と体に栄養を!
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健康福祉部 健康づくり課
〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地
電話番号:0256-77-8182
更新日:2021年03月01日