つばめ食育だより令和2年8月19日号

更新日:2021年03月01日

つばめ食育だより2020年8月19日号こころを育む共食

毎月19日は食育の日です。
誰かと一緒に食事をすることを共食(きょうしょく)といいます。共食のメリットはたくさんの研究から報告されています。「新しい生活様式」の中で、いろいろ工夫をしながら家で食事をすることが、感染症予防以外にも心身の健康につながり、生活を豊かにしていくと考えられています。家庭内でも感染対策を行いながら、共食の時間を楽しく過ごしましょう。
おじいちゃんおとこのこおばあちゃんおんなのこあかちゃんおかあさん

燕市の小中学生の現状

1日1回以上家族そろって食事をする人 74.6%(2015年度食育推進アンケート結果より)

共食のメリット

健康に関する自己評価が高くなる

笑顔の男性が布団から起き上がっているイラスト
  • 小学生…朝の疲労感や体の不調がない
  • 中学生…こころの健康状態が良い
  • 成人・高齢者…ストレスが少ない(週に10回以上共食をしている人の8割がストレスなしと回答!)

偏食の防止になる

木のボウルにレタス、トマト等が盛られたサラダのイラスト

共食をすると自然と偏食が減ってきます。共食が多い人は、主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べていることが報告されています。

よく噛んで食べるようになる

ご飯の入ったお茶碗とお箸を持っている男性が、笑顔で咀嚼しているイラスト

乳幼児期に共食が多い子どもは、よく噛んで食べるようになると報告されています。
家族がよく噛んで食べているところを見せてあげましょう

お箸を持っている手のイラスト
  • 食事のマナーが身につく
  • 食文化を伝達できる
  • 食の興味や知識が増す

引用>農林水産省:「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~統合版(2019年10月)
小嶋ら:幼児の咀嚼力に影響を及ぼす要因と測定に対する保護者の意識(2019)

家族でチェックしてみよう!

健康な食生活のヒントがたくさん載っています!

新しい生活様式を取り入れた共食のポイント

人が映っているモニターに向かって、笑顔で飲み物を飲んでいる男性のイラスト
  1. 大皿は避けて、料理は個々に盛り付けよう!
  2. グラスや皿の使いまわしはやめよう!
  3. 離れていてもオンラインで共食!
  4. 休みの日は屋外で食べてみよう!

熱中症対策の基本は食事
みんなで一緒にご飯を食べることで心と体に栄養を!

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