つばめ食育だより令和7年7月19日号

更新日:2025年07月19日

守ろう腎臓!毎日の食事でできること

慢性腎臓病(CKD)は慢性的に腎臓のはたらきが悪くなる病気です。CKDの割合は20歳以上の約8人に1人とされており、新たな国民病ともいわれています。あなたの腎臓を守るためにまずは食生活を見直してみませんか?

令和7年度つばめ食育だより7月19日号

腎臓のはたらきとチェックポイント

【腎臓のはたらき】

  • 老廃物を身体から出す
  • 血圧を調整する
  • 血液を作る指示を出す
  • 強い骨をつくる

【腎臓が悪くなると…】

  • 人工透析が必要になる場合もある
  • 血圧が上がり脳卒中心筋梗塞のリスクも上がる

★健診項目はここをチェック!

  1. 尿たんぱくが出ている
  2. eGFR60未満(eGFRとは、腎臓が血液をろ過する能力)

~上記がある方はかかりつけ医に相談しましょう~

腎臓に優しい食事の基本3か条

CKDは自覚症状がほとんどなく、むくみ等が現れた時には進行している場合があります。予防するために今できることを!
(注意)腎機能で受診中の方は医師の指示に従ってください。

  1. まずは減塩!
    腎機能が低下すると、体内の塩分や水分の量を調節しにくくなり、高血圧の原因の1つとなります。高血圧が続くと腎機能もされに低下する悪循環に陥ってしまいます。
    ★おすすめ★減塩!ミルク豚汁
    材料(2人分)
    じゃがいも…2分の1個
    玉ねぎ…4分の1個
    だし汁…250ミリリットル
    牛乳…100ミリリットル
    にんじん…4分の1本
    豚肉…50グラム
    みそ…大さじ1
    ★賢い減塩法について、詳しくはこちら

  2. バランスよく食べよう!
    肥満や痩せすぎも腎臓に負担をかける原因の1つと言われています。主食・主菜・副菜のバランスを意識しながら適正体重を維持しましょう!
    ★主食はご飯がおすすめ
    食物繊維豊富で腹持ちがよく、塩分も含まれていません。
    主食はしっかり食べて間食は控えめに
    目安量:男性→150~200グラム、女性→100~150グラム
    ★夏の副菜は海藻で食べやすく!
    食欲のない夏でもするっと食べやすい!
    もずく酢やめかぶパックにオクラをプラスすれば簡単副菜に☆
    海藻でできたところてんも夏におすすめ♪

  3. 水分不足に注意!
    身体の中の水分が少なくなると、腎臓の働きが低下します。
    1日約1~1.5リットルを目安に水分をとりましょう。
    こまめな水分補給で熱中症予防にも!


  4. さらに!
    血圧測定、禁煙、適度な運動、十分な睡眠で腎臓を守ろう♪

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 保健センター

〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号

電話番号:0256-93-5461

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