2022年度指定管理業務の評価結果

更新日:2023年11月10日

2022年度に指定管理者が行った管理業務について、指定管理者選定等委員会で行った評価結果を公表します。

今回評価の対象となったのは、指定期間が2021年4月1日から2026年3月31日である5施設です。燕市指定管理者選定等委員会では、評価を行うにあたり当該施設の視察と指定管理者及び施設所管課のヒアリングを行いました。

なお、出席した全員の個別の評価項目の合計得点(100点満点)の平均点を基礎とした5段階(A、B、C、D、E)で評価を実施しています。

評価結果

評価結果の詳細
施設の名称
(指定管理者名)
総合評価結果
(平均点)
指定管理者選定等委員会からの意見
  • 燕市立図書館 3館(燕市立図書館・燕市立吉田図書館・燕市立分水図書館)

【株式会社 図書館流通センター】

B
(84)

利用者に対するサービスの向上

(27.0点/30点)

  • 工夫を凝らしながら多種多様な事業を実施することで、利用者からの高い評価につながっている。
  • 子どもや高齢者に本の魅力を伝え続け、幅広い世代からの利用を促進してほしい。

施設の効用の発揮

(9.1点/10点)

  • 本の展示手法などに来館者の興味を引くような工夫が施されており、貸出数の増加につながっている。
  • 電子図書館は、引き続き利用者の増加が見込まれるため、電子書籍を充実させ、学校教育に生かせるよう努力してほしい。

管理運営能力

(21.9点/25点)

  • 職員の研修が十分に行われており、アンケートの結果にもあらわれている。
  • 「貴重品は身につけておくこと」など、利用者への細かな注意喚起があるとよい。

施設管理に関するその他要件事項等

(23.1点/25点)

  • 地域の特色に合わせた展示や地元人材の採用を継続してほしい。
  • 学校やボランティアとの連携事業では、参加者が増加している。高齢者や障がい者など、対象範囲を広げるとさらなる事業効果が期待できる。

管理費の縮減

(3.0点/10点)

(特記事項なし)
  • 燕市せん定枝リサイクル施設

【株式会社 吉田環境衛生公社】

 

C
(69)

利用者に対するサービスの向上

(21.3点/30点)
  • 「環境」というテーマに注目が集っているので、せん定枝を使ったワークショップを開催するなど、利用者増加に努めてほしい。
  • 民間企業と連携するなど、「せんてい君(たい肥)」が多くの人の目に留まるような積極的なPRを期待する。

施設の効用の発揮

(9.8点/15点)
  • 「せんてい君(たい肥)」の雑草防止効果等について、利用者により分かりやすい説明をすることで、配布量の増加が見込まれる。

管理運営能力

(22.1点/30点)

  • 機械の老朽化は避けられないが、メンテナンスをはじめ管理の徹底を図ってほしい。
  • 経費削減に努めつつ、限られた設備を有効に利用している。

施設管理に関するその他要件事項等

(11.3点/15点)

  • 本施設は未来に向けた環境の向上を目的の一つとした施設であり、サービスの維持に努めてほしい。
  • たい肥配布量の増加を目指すのであれば、市外の方も施設を利用できるなど、柔軟な対応を視野に入れてはどうか。

管理費の縮減

(5点/10点)

(特記事項なし)
  • 燕市西燕公民館

【燕西地区まちづくり協議会】

C
(72)

利用者に対するサービスの向上

(20.5点/30点)
  • 地域に根ざす公民館として地域住民から広く活用されている。
  • 利用者満足度の低下や利用者数に減少が見られる。
  • 利用のない地域住民への利用促進が図られると良い。

施設の効用の発揮

(14.3点/20点)
  • 認知症予防や介護予防等の事業等が有効でないか。
  • アンケート等を活用し、利用者に望まれる新たな事業の検討をしてほしい。

管理運営能力

(19.1点/25点)
  • 地域住民にとって頼れる公民館であるよう、引き続き地域のニーズに即した管理運営を期待する。
  • トイレなど設備や備品に老朽化が見られる。

施設管理に関するその他要件事項等

(18.3点/25点)
  • まちづくり協議会との関係性において、地域に密着している点は評価できる。
  • 中高年の男性に向けた「おやじの体操教室」などは施設の利用率を高める良い取組である。
  • 燕市燕勤労者総合福祉センター(あおぞら)

 

【公益社団法人 燕市シルバー人材センター】

B
(80)

利用者に対するサービスの向上

(20.6点/25点)
  • アンケートを積極的に行っており、利用者満足度も高い。
  • 勤労者を中心とした地域住民が利用しやすいよう、利便性向上に向け、取り組みを継続してほしい。

施設の効用の発揮

(10.8点/15点)
  • 改修工事を経て、より快適な施設として利用が促進されるよう、積極的にPRをしてほしい。
  • 全天候型子ども遊戯施設ができた後は、関連施設との連携によりエリアとして人を誘導し、利用が増えるよう取り組んでほしい。

管理運営能力

(28.5点/35点)
  • 避難訓練等を確実に実施しており、安全面への配慮が見られる。
  • 節電等をはじめ、努力が経費削減に表れている。

施設管理に関するその他要件事項等

(19.9点/25点)
  • 本来の施設目的である勤労者に向けた自主事業等のさらなる実施を望む。
  • 車でないと訪れにくい立地であるため、駐車場の台数が不足しているのでは。
  • 燕市老人集会センター

【社会福祉法人 燕市社会福祉協議会】

C
(74)

利用者に対するサービスの向上

(22.1点/30点)
  • 施設の設置目的を意識した運営がされている。
  • アンケートの期間や配布の仕方を工夫し、より利用者の声を拾い上げるようにしてほしい。

施設の効用の発揮

(14.9点/20点)
  • 高齢者だけでなく、広く市民の利用を図ってはどうか。
  • 自主事業の内容をより魅力的なものにするため、今後も工夫を図ってほしい。

管理運営能力

(23.4点/30点)
  • 経費削減のため節電など努力が見える。
  • トイレなどの設備改修により利用環境が向上している。
  • 利用者が高齢であることを踏まえ、今後も感染症予防を重視してほしい。

施設管理に関するその他要件事項等

(13.8点/20点)
  • 近隣の産業史料館や大曲河川公園の利用者の受入を検討することで、休日の利用促進につながると思われる。

 

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