2008年度指定管理業務の評価結果

更新日:2021年03月01日

2008年度に指定管理者が行った管理業務について、指定管理者選定等委員会で行った評価結果を公表します。

今回、評価の対象となったのは、2008年4月1日から指定管理者制度を導入した8施設です。

指定管理者選定等委員会では、評価を行うにあたり、当該施設の視察と指定管理者及び施設所管課のヒアリングを行いました。

なお、出席した全委員の個別の評価項目の合計得点(15点満点)の平均点を基礎とした5段階(A・B・C・D・E)で評価を実施しています

2008年度指定管理業務の評価結果

評価結果
施設の名称
(指定管理者名)
総合評価結果
(平均点)
指定管理者選定等委員会からの意見
燕市西燕公民館
(燕西地区まちづくり協議会)
C
(10)
指定管理後、公民館事業をまちづくり協議会の対象地域に拡大し、利用者が増加したことは評価できる。事業面では、地域コミュニティの拠点として各種事業を開催し、地域住民から大いに親しまれている。
施設全体は、地域住民の連帯感を高め、住み良い地域づくりの推進に資するため、適正に管理されている。
21年度から開始を予定している利用者アンケートを活用して、利用者に対するサービス向上に努めるとともに、それぞれの年齢に即した多彩な事業展開を、さらに望む。
燕市せん定枝リサイクル施設
(株式会社吉田環境衛生公社)
B
(13)
施設全体は、計画どおり適正に管理されている。
市民の利便施設として、利用者の立場でサービス向上のための運営に努めている点は、高く評価できる。
運営業務では、せん定枝の搬入量が年々増加し、施設の年間搬入計画量の2倍以上となっている。施設は有効に活用されているが、たい肥の熟成期間等を考慮すると、処理量は限界に達してきている。そのため、経費の縮減に努めてはいるものの、人件費や修繕費の大幅増加につながっている。
適正なサービスを継続的・安定的に提供するためにも、さらなる改善と工夫、そして利用料金の見直しといった事業収支の改善が特に重要である。
今後も、事故のないように、作業に携わる人の安全面を十分に考慮してほしい。
燕市障がい者地域生活支援センター(はばたき)(社会福祉法人燕市社会福祉協議会) C
(10)
維持管理業務については、計画どおり実施されている。
障害者自立支援法に基づく事業については、適正に実施されている。
しかし、平成20年度から新規に開設した施設であるため、施設本来の機能が十分発揮されていないように感じられる。
今後は、利用者アンケートによりニーズの把握に努め、さらなる事業拡大を図りながら、障がい者とその家族にとって有益な施設になるべく、これからも職員一同、一生懸命努めていただきたい。
また、利用者の増加やサービス内容の充実を図るため、人員体制の充実が必要である。
燕市吉田老人センター(シニアセンターよしだ)(社会福祉法人燕市社会福祉協議会) C
(9)
施設の老朽化が進む中、維持管理及び利用者の安全は確保されていて、適正に管理されている。
事業面では、さらなる経費縮減に努めるとともに、利用者が年々減少傾向にあることから、稼働率の向上対策が急務である。
高齢者の介護予防や老人クラブなどの地域活動の拠点として重要な施設であることから、今後も、老人クラブ連合会と連携を図り、高齢者の健康と福祉の増進に寄与していただきたい。
また、お年寄りの出入りの多い施設であるため、利用者の安全性には、今後も十分に考慮してほしい。
燕市分水福祉会館(社団法人燕市シルバー人材センター) C
(9)
利用者が気持ち良く施設を利用できるよう、日々の清掃及び整理整頓が行き届いている。
また、光熱水費や委託費用の縮減に努め、備品を購入し、利用者の利便性の向上につながったことも評価できる。
今後は、施設や設備の点検を確実に実施するとともに、利用者の声を反映させるための利用者アンケートの実施方法について検討し、さらに安心して施設を利用できるよう努力していただきたい。
燕市生活支援ハウス分水こでまり(社会福祉法人桜井の里福祉会) C
(10)
高齢者が安心して健康で明るい生活を送ることができるよう、利用者の自立的な生活活動を尊重している点は評価できる。
また、利用者の希望を取り入れた自主事業を実施しており、利用者サービスの向上につながっている。
利用者のADL(日常生活動作)の低下が見込まれることから、今後も、事故のないよう、利用者の状態にあった支援をしていただきたい。
さらに、施設担当課と協議のうえ、利用対象者の基準を整備し、利用者が安心して生活していけるよう、より一層努めていただきたい。
燕市分水コミュニティデイホーム(社会福祉法人桜井の里福祉会) C
(9)
生きがい活動支援通所事業は介護予防に貢献するものであり、適正に実施されている。
人件費抑制といった経費縮減に取り組み、黒字決算となったことは評価できるが、今後の指定管理料の見直しも踏まえ、施設担当課と十分に協議を重ねていただきたい。
また、利用者アンケートの実施により利用者のニーズを把握するとともに、自主事業の実施による利用者の拡大に努めていただきたい。
さらに、施設の老朽化が激しいことから、事故のないよう、施設や設備の点検を十分に実施し、安全に利用できるよう努めていただきたい。
分水デイサービスセンター(社会福祉法人桜井の里福祉会) C
(10)
高齢者福祉の向上に資するため、施設の維持管理業務は適正に実施されている。また運営業務についても、さまざまな行事を実施し、利用者サービスの向上が図られている。
前年度より利用者数は減ったが、利用対象者の範囲拡大や、経費縮減の取り組みにより、黒字決算となったことも評価できる。
今後は、利用者の増加を図るとともに、事故のないよう、利用者の状況把握に最大限の注意を払っていただきたい。
さらに、利用者の家族に対するアンケートの実施についても、積極的に取組んでいただきたい。
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