助成制度(開発補助金)の成果品 【2011年度事業】

更新日:2023年12月08日

災害時及び屋外イベント用食器の開発

取っ手の付いた銀色の鍋と黒いかまどの写真
取っ手の付いた銀色の鍋が2つとマグカップと黒いかまどの写真

災害時や屋外飲食イベントでは、発砲スチロール製食器が使用されている。
使い捨てであるため、使用後には大量のゴミとなってしまう。軽いため飛ばされぬようにする管理も大変な手間となる。
今回の事業により、使い捨てではなく、洗浄により繰り返し使用可能な食器を開発することが出来た。
また、災害に遭った際、最低限度の温かい食事が可能のように備品も付けてあります。エコクリーン加工により、少量の水で洗浄ができ、1人分をコンパクトに収納しました。

お問い合わせ先

株式会社 イケダ(電話 0256-62-6766)
ホームページ:株式会社イケダ トップページ

バリ取り機の高付加価値化

ロールが付いている白い複雑な大型機械の写真
  1. エッジのバリを除去するバリ取り機ですが、これまでレーザードロスを除去できませんでした。
    そこで、既存バリ取り機にドロス除去ユニットを増設することでエッジバリに加えレーザードロスをも除去できるバリ取り機を開発しました。
    開発ポイントは、ドロス除去ローラのワークに対する押圧や押付け量の制御、また、研磨シートの簡単な着脱方法となります。
  2. バリ取り機への省エネ機能の付加。ワークの有無を検知し自動的に省エネ運転に切り替える機能を生み出しました。

お問い合わせ先

株式会社 エステーリンク(電話 0256-97-4846)
ホームページ:エステーリンク トップページ

世界初!IHクッキングヒーター対応、特殊技術による、軽量いため鍋・中華鍋開発事業

取っ手が一つの内側が黒くなっているフライパンの写真

いため鍋

内側が黒い色のフライパンを切断した断面の写真

いため鍋断面

取っ手が二つ付いた内側が黒い鍋の写真

中華鍋

内側が黒い色の鍋の断面の写真

中華鍋断面

「軽くて使いやすい」「失敗しないで確実にIHクッキングヒーターでの炒め物ができる」事が可能なIH用炒め鍋・中華鍋を開発するためにスピニングの技術を活用し、硬度の違う三層鋼(ステンレス-アルミニウム-ステンレス)鍋の曲側面を薄くし、約20%軽量化(当社比)に成功。調理も理想的にでき、他に無いいため・中華鍋が完成いたしました。

お問い合わせ先

株式会社 フジノス(電話 0256-93-3211)
ホームページ:株式会社フジノス トップページ

真空ステンレスアイスクリームカバー/スプーン開発

様々な色のカップと赤いカップにアイスクリームが入っていてスプーンが差してある写真

 真空魔法瓶の生産により培った技術で全く新しいアイデアの商品を過去にも地場産業へのデザインコンサルティングで実績のある株式会社サンアドとの協働により、ステンレス製アイスクリームを開発。
 アイスクリームを食べる際に発生する(1)結露が出る。(2)冷たくて持てない。(3)溶けるのが早い。といった問題を解決しながらアイスクリームを美味しく食すという、今までの市場にないアイデア・機能性・デザイン性がポイントである。また、同時に開発したアイスクリームスプーンは、素材に18-18ステンレスを使用。
 素材の良さに加え、燕の熟練職人の手磨きにより、口触り・口離れともに、今までにない最高のアイスクリーム専用スプーンとなった。

お問い合わせ先

株式会社 セブン・セブン(電話 03-5786-3522)
ホームページ:SUSgallery【サスギャラリー】 トップページ

子供・障害者向けシリコンフォーク(麺フォーク)

フォークにパスタが大量に絡んでいる写真
ぐねぐね曲がっているフォークの先端の写真

2009年度に新商品として製作したシリコンフォークは概ね好評でしたが「大きすぎる」「子供用も作ってほしい」との声も多く、この度の開発となりました。
 「ののじ」とコラボする事もでき、特殊な形状のシリコン製麺フォークとしてオリジナル性の高い商品になりました。

お問い合わせ先

有限会社 片力商事(電話 0256-63-9551)
ホームページ:片力商事 トップページ

ローカルネットワークを基軸とした金属材料のリユース促進管理システム

全体的に紺色のAMADAのロゴが書かれた大型機械の写真

端材管理システム「メタルリスター」

EM2510NTと書かれた大型機械にレールのようなものがある写真

デジカメで定点撮影

黒いノートパソコンの画面に機械のデータが表示されている写真

画像処理ソフトで処理

 多くの製造業は、多種類の金属材料を基材として製品化している。抜き工程中に歩留まり率の低い部品を加工した場合、大量の端材が発生する事がある。この管理システムは製品を加工した後に必ず発生する端材を社内管理し、その端材情報を近隣の同業者または、その材料を必要とする企業にネット公開し、眠っている端材を有効活用することを目的とする。
 下記に開発したポイントを述べる。

  1. 加工後の原版をデジカメで定点撮影する。
  2. 撮影された原版の端材部分を開発した画像処理ソフトで面積を算出し、パソコン上で保存しホルダー管理する。
  3. その情報は材質別・板厚別に区分され、端材の画像と使用可能なエリア面積とリンクする。

等々の端材情報管理を一括してサーバ管理を行い、社内外にネット公開するシステムを構築した。

お問い合わせ先

戸塚金属工業 株式会社(電話 0256-63-6322)
ホームページ:戸塚金属工業株式会社 トップページ

トレーラー型災害対策支援車並びに短期仮設住宅の開発

窓とドアが付いている銀色のトレーラーの写真
窓の近くに机と椅子が並んでいるトレーラー内部の写真
窓の近くにテレビと電子レンジが置かれているトレーラー内部の写真

 東日本大震災において、仮設住宅の着工が進まなかった現状の中、弊社で制作しているキャンピングカーのノウハウを生かし、これまでに弊社が開発してきた電装システムをはじめとするライフラインなども備えたトレーラー型仮設住宅や、災害支援の方々の本部基地などに活躍するべき装備を備えたトレーラーを開発しました。
 トレーラーは即現地への搬入設置が可能です。ボディはアルミなどを使い軽量化とデザイン性を高くし、装備はライフラインの確保のため、ソーラーなどの発電・浄水・暖房などの空調を備えています。
 また、仮設住宅で不満が多かった断熱に関しても実績を生かし十分対応しています。

お問い合わせ先

有限会社 加藤モーター(電話 0256-62-6516)
ホームページ:カトーモーター トップページ

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商工振興課 新産業推進係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8232

メールフォームによるお問い合わせ