成年年齢が4月から「18歳」に変わります!

更新日:2022年11月14日

「成年年齢」はいつから変わるの?

 日本での成年年齢は20歳と民法で定められていました。この民法が改正され、令和4年(2022年)4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わります。これによって、令和4年(2022年)4月1日に18歳、19歳の方はその日から新成人となります。

現在、未成年の方は、生年月日により新成人となる日が次のようになります。

成年年齢の表
生年月日 新成人となる日 成年年齢
2002年4月1日以前生まれ 20歳の誕生日 20歳
2002年4月2日~2003年4月1日生まれ 2022年4月1日 19歳
2003年4月2日~2003年4月1日生まれ 2022年4月1日 18歳
2004年4月2日以降生まれ 18歳の誕生日 18歳

 

成年に達すると何が変わる?

親の同意がなくても、一人で契約できるようになります。

成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになります。未成年の場合は親の同意が必要でしたが、成年に達すると、親の同意がなくても、契約が自分でできるようになります。

成年に達して一人で契約する際に注意することは?

契約に責任が生じます。その契約が必要かどうか、よく検討しましょう

未成年者の場合、契約は親の同意が必要です。もし、未成年者が親の同意を得ずに契約した場合には、民法で定められた「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができます。この未成年者取消権は、未成年者を保護するためのものであり、未成年者の消費者被害を抑止する役割を果たしています。

成年に達すると、親の同意がなくても自分で契約ができようになりますが、未成年者取消権は行使できなくなります。つまり、契約を結ぶかどうかを決めるのも自分なら、その契約に対して責任を負うのも自分になります。

そうした消費者トラブルに遭わないためには、未成年のうちから、契約に関する知識を学び、様々なルールを知った上で、その契約が自分にとって必要かよく判断できる力を身につけることが大切です。

政府広報オンライン

「18歳から“大人”に!成年年齢引き下げで変わること、変わらないこと。」

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201808/2.html

 

不安に思ったりトラブルにあったりした場合は、消費生活相談窓口に相談してください。

問合せ先

市民課消費生活相談窓口

電話番号:0256-77-8302

ファックス番号:0256-77-8106

消費者ホットライン 局番なし 188(いやや!)

警察相談専用窓口 局番なし #9110