【注意喚起】―お正月を安全に過ごすために― 年末年始、餅による窒息事故にご注意ください!
年末年始、お餅を食べる機会が増えます。餅による窒息事故は毎年発生しています。
高齢になると口内や喉の機能等に変化が生じ、嚙む力や飲み込む力が弱くなります。
よく注意をして、楽しいお正月を過ごしましょう。
事故事例
食事中に喉に餅(5センチメートル大)が詰まって、突然うなり声をあげて倒れ、反応が無くなったため、救急要請。救急隊と医師により、異物除去を行った。病院に到着後、心肺蘇生を行ったが、死亡が確認された。(平成31年1月、80代男性、死亡)
高齢になるほど窒息のリスクが高まる?
高齢になると、口内や喉の機能等に以下のような変化が生じ、窒息のリスクが高くなっていきます。
- 歯の機能が衰え、噛む力も弱くなる
- 唾液の量が少なくなる
- 飲み込む力が弱くなる
- 咳などで押し返す力が弱くなる
餅を食べる際の注意点
- 餅は、小さく切り、食べやすい大きさにしてください。
- お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べましょう。(ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険です。)
- 一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。
- ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
- 高齢者が餅を食べる際は周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう。
問合せ先
市民課消費生活相談窓口
電話番号:0256-77-8302
ファクス番号:0256-77-8106
消費者ホットライン:局番なし 188(いやや!)
警察相談専用窓口:局番なし #9110
更新日:2023年12月28日