【注意喚起】―お正月を安全に過ごすために― 年末年始、餅による窒息事故にご注意ください!

更新日:2023年12月28日

年末年始、お餅を食べる機会が増えます。餅による窒息事故は毎年発生しています。

高齢になると口内や喉の機能等に変化が生じ、嚙む力や飲み込む力が弱くなります。

よく注意をして、楽しいお正月を過ごしましょう。

事故事例

食事中に喉に餅(5センチメートル大)が詰まって、突然うなり声をあげて倒れ、反応が無くなったため、救急要請。救急隊と医師により、異物除去を行った。病院に到着後、心肺蘇生を行ったが、死亡が確認された。(平成31年1月、80代男性、死亡)

高齢になるほど窒息のリスクが高まる?

高齢になると、口内や喉の機能等に以下のような変化が生じ、窒息のリスクが高くなっていきます。

  • 歯の機能が衰え、噛む力も弱くなる
  • 唾液の量が少なくなる
  • 飲み込む力が弱くなる
  • 咳などで押し返す力が弱くなる

餅を食べる際の注意点

  • 餅は、小さく切り、食べやすい大きさにしてください。
  • お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べましょう。(ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険です。)
  • 一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。
  • ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
  • 高齢者が餅を食べる際は周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう。

問合せ先

市民課消費生活相談窓口

電話番号:0256-77-8302

ファクス番号:0256-77-8106

消費者ホットライン:局番なし 188(いやや!)

警察相談専用窓口:局番なし #9110