せん定枝

更新日:2024年04月01日

せん定枝のリサイクル

燕市では、ごみのリサイクルや、げんりょう(原料・減量)化に取り組んでいます。その一環として、これまで焼却処分されていたせん定枝を、堆肥や土壌改良材づくりの原料として有効活用することでごみの減量化を図り、環境にやさしい資源循環型社会を推進しています。

燕市内から回収されたせん定枝を、リサイクル資源として有効活用するために2004年4月から稼動し、2010年3月に受入れ条件の拡大と処理能力増強のための増設工事を行いました。

従来からの、せん定枝を破砕しただけのチップでの再利用も可能ですが、このチップをすりつぶし、細かく繊維状にすることで、より分解されやすい堆肥の原料や土壌改良材を作り出し、循環型のリサイクルを実現することが可能です。なお、破砕しただけのチップは、庭などに敷きつめることによって雑草対策にもなります。

せん定枝を有機資源として市民の皆様に還元し、理想的なリサイクル社会を目指します。

せん定枝の受入れ

燕市内の家庭などから排出されたせん定枝の受入れを行っています。

  • 受入れできるサイズ
    • 長さ100センチメートル以下
    • 太さ20センチメートル以下
      (注意)規定サイズを超えるものは、受入れできません。
  • 受入れできるもの
    • せん定枝
      (注意)土石類(コンクリート・石・瓦等)、金属類(くぎ・針金類)は絶対に混入しないでください。
  • 受入れできないもの
    • キョウチクトウ、アセビ、イチイ、ウルシ、笹、竹、そのほか毒性を有する樹木
    • 腐食した樹木、樹木に関係のない草・雑草(2017年4月1日より)、加工された木材、農作物(家庭菜園での野菜の茎葉・花などを含む)
      (注意)せん定枝をリサイクルして堆肥を作っています。品質向上のためご協力ください。
  • 利用料金
    • 市民…1回につき100円 (50キログラム未満は無料)
    • 業者…搬入量1トンまで 10キログラムにつき20円
      搬入量1トンを超える分 10キログラムにつき50円
2023年度の利用日と利用時間の詳細
利用日 利用時間
4月・5月 毎週火曜日・土曜日と第2日曜日

午後4時30分~午後6時30分

ただし第2日曜日は

午後1時30分~午後6時30分

6月~8月

毎週月曜日~土曜日と第2日曜日

ただし8月13日は休み、18日受入れ

午後4時30分~午後6時30分

ただし第2日曜日は

午後1時30分~午後6時30分

9月 毎週月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日と第2日曜日

午後4時30分~午後6時30分

ただし第2日曜日は

午後1時30分~午後6時30分

10月 毎週月曜日~土曜日と第2日曜日

午後4時~午後6時

ただし第2日曜日は

午後1時~午後6時

11月 毎週火曜日・土曜日と第2日曜日

午後4時~午後6時

ただし第2日曜日は

午後1時~午後6時

12月

第2土曜日までの毎週火曜日・土曜日

ただし15日から31日は休み

午後4時~午後6時
1月・2月 休み  
3月

3月11日以降

毎週火曜日・土曜日

午後4時30分~午後6時30分

(注意)祝日と8月13日、12月15日~翌年3月10日は休みになります。受入れ日時、条件など詳細はせん定枝受入れカレンダーをご確認ください。

堆肥「せんてい君」

搬入された枝木や葉は細かく破砕され、すりつぶした後、約6ヶ月かけて自然発酵を重ね熟成した堆肥になります。

配布

せん定枝からできた堆肥「せんてい君」は無料で市民の皆様へ配布しています。

配布日時

12月、1月、2月を除く毎月第3土曜日の午前8時~午後3時
(注意)配布日は変更になる場合があります。
 無料配布の詳細は広報でもご案内しています。

注意事項
  • 1世帯150キログラム程度まで。希望者多数の場合、調整を行うことがあります。
  • 袋に詰める人は、丈夫で大きい袋を用意し、必ず2人以上でお越しください。
肥料をシャベルでケースの中に移している人と、かがんで手伝っている人の写真

配布の様子

軽トラックの荷台に、ショベルカーで肥料を入れている写真

配布の様子

せんてい君の利用

せんてい君は、100%枝木、葉を原料としています。
田、畑、庭の土壌改良材としてご活用ください。
幅60センチメートルのプランターで3リットル~5リットル、畑で1平方メートルあたり2キログラム~3キログラム(容量の2~3割が目安)

施設の概要

  • 施設名:燕市せん定枝リサイクル施設
  • 所在地:新潟県燕市吉田本町694番地8
  • 稼動開始年月:2004年4月
  • 施設面積:約1,400平方メートル
  • 施設:鉄骨造平屋建
  • せん定枝加工棟:163.35平方メートル
  • 発酵棟:322.56平方メートル(1区画当たり40.32平方メートルが8区画)
  • 熟成棟:117.95平方メートル
  • 事業費:47,226千円
せん定枝加工棟、発酵棟、熟成棟などに分かれている燕市せん定枝リサイクル施設の全体図のイラスト

システムの概要(2010年3月増設工事後)

  • 処理能力:1時間あたり約600キログラム
  • 破砕機:2台
  • 磁選機:1台
  • 定量供給装置:1台
  • 植繊機:2台
  • コンベヤ類:9台
  • 振り分け装置:1台
  • 事業費:53,550千円
ベルトコンベアーがついている機械の全体の写真

施設の利用実績(単位:トン)

施設の利用実績の詳細
年度 枝等の搬入量 堆肥等の配布量
2004年度 282 94
2005年度 331 226
2006年度 424 292
2007年度 470 344
2008年度 568 487
2009年度 524 489
2010年度 882 708
2011年度 835 825
2012年度 837 779
2013年度 886 763
2014年度 980 980
2015年度 1,136 1,020
2016年度 1,079 997
2017年度 1,008 915
2018年度 961 875
2019年度 866 631
2020年度 955 610
2021年度 857 596
2022年度 761 541
利用実績のグラフ
この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 生活環境課 環境政策係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8167

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