アメリカシロヒトリ及び衛生害虫の駆除対策

更新日:2021年03月01日

 これまで、希望する自治会にアメリカシロヒトリや衛生害虫駆除薬剤を無料配布してきましたが、環境等に配慮し住宅付近への化学物質の使用量の低減を図るため、平成24年度から廃止します。
 アメリカシロヒトリ及び衛生害虫駆除対策としては、出来るだけ薬剤に頼らず、発生状況に応じた方法をとってください。
 なお、やむを得ない場合の処置として薬剤を使用する場合は、薬剤及び保管時の注意事項を遵守するとともに周辺環境へ十分配慮してください。
 薬剤使用の回数と量を減らし、定期的な薬剤散布はやめましょう。

アメリカシロヒトリの効果的な駆除方法について

 アメリカシロヒトリは、早期発見に努め、樹木を守りましょう。
 樹木の所有者が責任をもって発生時期と発生しやすい樹木をあらかじめ確認しておくなどして、幼虫が巣網の中で群生している初期に発見し、駆除することが効果的です。
 駆除方法としては、注意深い観察のもとで、幼虫が卵からかえって樹木全体に広がる前の巣網を作って集団生活をしているときに枝葉を切除し、踏み潰すか可燃ごみとして処分する方法が有効です。
 アメリカシロヒトリが樹木全体に広がってしまい、やむを得ず薬剤を散布する場合は、発生樹木に限定する等飛散防止に努め、発生予防等の薬剤散布はやめましょう。

衛生害虫を防ぐ環境対策について

 衛生害虫の生態を理解し、害虫の発生源をなくす環境づくりに努めましょう。
 蚊やハエは感染症を媒介することもあり、成虫になると生息場所も広範囲となるため防除が困難になります。そのため、発生源を絶つことが有効的です。
 具体的な対策としては、ごみや汚物などの適切な処理、住居周りの湿った草むらの雑草除去などのほか、自宅の排水ますや側溝等の定期的な清掃、不必要な水溜まりの排除などを実施し、蚊やハエの発生源を抑え、人の健康や環境に配慮した対策に努めてください。

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