つばめ食育だより令和5年1月19日号
未来へつなぐ食文化
2013年「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。しかし、世界に誇るべき、おいしくて健康的な「和食」の存在が薄れつつあります。社会環境や生活スタイルが変化することで、和食文化がなくならないように、できることから始めてみましょう。
私たちにできること
- 食事のとき「いただきます」「ごちそうさま」を言う
- はしを正しく使って食べる
- ご飯、汁物、主菜、副菜をそろえる
- 主食をご飯に変える
- 地元の食材や旬の食材を使う
- 郷土料理を食べる(けんさ焼き、のっぺ、笹だんご)
- 行事食を取り入れる
- 家族や地域の人と一緒に作り、一緒に食べる
日本人の感謝する心や日本の気候風土に根ざした伝統などを、家族や地域で伝え、守っていくことが大切になります。
燕市の食文化
越後つばめの天神講
越後つばめの天神講とは、学問の神様・菅原道真公をお偲びし、命日である2月25日に学業成就や合格祈願、子どもの健やかな成長を願う風習です。
市内の保育園等で天神講が行われます。
学校給食では天神講献立が登場します。
色鮮やかなお菓子をお供えするのが特徴。天神講のお菓子を食べると「勉強ができるようになる」と言い伝えられています。
一足早く、1月から天神講菓子展を開催しています。
イベントに関する情報はこちらから
未来の100年フードに認定
一般社団法人燕市観光協会が申請した燕の「背脂ラーメン」が、金属産業の発展とともに誕生した食文化として、文化庁の「未来の100年フード部門~めざせ100年!~」に認定されました。
注意:100年フードとは、文化庁が我が国の多様な文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で受け継がれてきた食文化を100年こえて継承していくことを目指す取り組みです。
燕背脂ラーメンMAPはこちらから
全国各地の100年フードはこちらから
地域の行事や食文化を知ることは、地域への愛着を深めるとともに、地域そのものを守っていくことにもつながります
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康福祉部 健康づくり課 保健センター
〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号
電話番号:0256-93-5461
更新日:2023年01月19日