つばめ食育だより令和5年3月19日号

更新日:2023年03月19日

「ベジ足し」で栄養バランスUP!

主食、主菜、副菜が揃っていればバランスのよい食事ができているとは限りません。
それぞれ適切な量がある中、主食、主菜を多く摂取する傾向があり、副菜の摂取量が最も足りていないのが現状です。普段の食生活を振り返り、野菜を食べることを心がけましょう。

R5-3つばめ食育だより

1日どのくらい野菜を食べられていますか?

1日1人あたりの野菜摂取目標量は350グラムです。最新の国民健康・栄養調査結果によると
国民1日あたりの野菜摂取量の平均値は280.5グラム、目標量に比べて約70グラム足りていません

令和元年国民健康・栄養調査の結果を参考に数値を算出したところ、1日あたりの野菜摂取量が20~40歳代で236.9グラム、60歳以上で309.3グラムでした。
男女ともに、20~40歳代は60歳以上に比べ、野菜摂取量が約70グラム少ないです。

燕市で小中学生とその保護者に実施したアンケートによると「野菜を毎食たべる人の割合」は小中学生が38.6%、保護者が31.2%と、親子ともに40%を下回っています


【目標量を達成するためのコツは?】
野菜は毎食「両手1杯分」。加熱するとかさが減り、食べやすくなります。

【様々な野菜を組み合わせて毎食摂取しましょう】

  • ミニトマト1個→約15グラム
  • レタス1枚→約30グラム
  • きゅうり1本→約100グラム
  • 人参2分の1本→約70グラム
  • 小松菜1株→約30グラム
  • ピーマン1個→約50グラム

注意:全て可食部のグラム数となっています

野菜を摂るとたくさんのいいことがあります

食物繊維
便秘の予防などおなかの調子を整えるほか、血糖値上昇の抑制機能もあります。

カリウム
体内にある塩分の排出を促し、血圧低下・脳卒中予防に繋がります。

β(ベータ)カロテン
体の免疫機能を正常に保つ作用があり、発ガン物質が体内で作られるのを阻止します。

抗酸化ビタミン(ビタミンC、E、リコピンなど)
抗酸化作用(生活習慣病の原因になる活性酸素の働きを抑える働き)によって健康を維持します

おうちで簡単にベジ足ししよう

燕市では食生活改善推進委員の皆さんと一緒に令和元年度から、「ベジ足し」リーフレットを作成しています。これまでに全39種類のベジ足しレシピを考案しました。
是非作ってみてください!

全レシピはこちらから

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健康福祉部 健康づくり課 保健センター

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新潟県燕市吉田大保町25番15号

電話番号:0256-93-5461

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