子どもの予防接種

更新日:2025年04月01日

予防接種にあたっての注意事項

接種を受ける際は、次に項目をよく読み、体調の良いときに受けるようにしましょう。

次に該当する人は、予防接種を避けて下さい。
  1. 当日の体温が37度5分以上ある人
  2. 急性の病気にかかり体の具合の悪い人
  3. ワクチンの成分によってアナフィラキシーショックを起こしたことがある人
  4. 上記に掲げる人以外に、予防接種を行うことが不適当な状態にある人
次に該当する人は、受けられるかどうかを医師によく相談してください。
  1. 心臓血管系、腎臓、肝臓、血液疾患、発育障害などの基礎疾患がある人
  2. 予防接種を受けて、2日以内に発熱したり、全身性発しん等のアレルギーを疑う症状が起きたことがある人
  3. 過去にけいれんを起こしたことがある人
  4. 過去に免疫不全の診断をされている人及び近親者に先天性免疫不全の人がいる人
  5. 間質性肺炎、気管支ぜんそく等の呼吸器疾患がある人
  6. ワクチンの成分に対し、アレルギーを起こす恐れのある人
予防接種後の注意
  1. 接種後に、ショック症状を起こすことがあります。
  2. 接種部位は清潔にして、激しい運動は避けましょう。
  3. 入浴してもかまいませんが、注射した部位を強くこすらないようにしましょう。
  4. 予防接種後1か月間は、抜歯や緊急性のない手術は原則として避けましょう。
  5. まれに接種直後から数日中に、発疹、じんましん、かゆみ等が現れることがあります。また、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、注射部位の発赤、はれ、痛み等の症状が現れることもあります。通常2~3日くらいで消失します。高熱、その他の異常な症状のある場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

こどもの定期予防接種

予防接種とはワクチンを接種して免疫をつくることで、病気を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。

お子様が受ける定期予防接種は免疫がつきやすいように接種年齢や回数、間隔などが法律で決められており、対象年齢内での規程の回数の接種は無料で受けることができます。対象年齢の期間を過ぎると全額自己負担となりますので、案内が届いたら早めに接種をしてください。

接種対象の方には、定期予防接種の個人通知を行っています。転入などで燕市の予診票等をお持ちでない場合には健康づくり課へお問い合わせください。

(注意)標準的な接種期間に合わせてご案内していますが、対象範囲内であれば希望により早めに接種することも可能です。「流行地域に渡航・滞在する」、「最近患者が発生した地域に居住している」など、不安がある場合には、まずはかかりつけ医にご相談ください。

 

乳幼児の定期予防接種

予防接種の種類 無料で受けられる年齢(接種対象年齢) 標準的な接種期間・回数
ヒブ(インフルエンザ菌b型)

生後2か月~5歳未満

(5歳の誕生日の前日まで)

【初回接種】

生後2か月~7か月未満までに接種開始

27~56日の間隔をあけて、1歳のお誕生日の前日までに3回接種

【追加接種】

3回目終了後から7~13か月の間隔で1回接種

※接種開始年齢によって接種回数が変わります。

・生後7か月から12か月未満で接種開始:3回接種

・生後1~5歳未満で接種開始:1回接種

小児肺炎球菌

生後2か月~5歳未満

(5歳の誕生日の前日まで)

【初回接種】

生後2か月~7か月未満までに接種

27日以上の間隔で1歳のお誕生日の前日までに3回接種

【追加接種】

3回目接種終了後から60日以上の間隔で生後12か月~15か月の間に1回接種

※接種開始年齢によって接種回数が変わります。

・生後7か月から12か月未満で接種開始:3回接種(初回2回は生後12か月未満、追加1回は生後12か月以降)

・生後1~2歳未満で接種開始:60日以上の間隔をあけて2回接種

・2~5歳未満で接種開始:1回接種

B型肝炎

B型肝炎ワクチンの定期接種に関するチラシ(PDF/1,084KB)

1歳未満

(1歳の誕生日の前日まで)

生後2か月~9か月未満までの間に27日以上の間隔で2回接種

1回目から139日以上(20週後の同じ曜日)の間隔で1回接種

ロタウイルス感染症

(2種類から1種類を選択)

ロタウイルス感染症ワクチンの定期接種に関するチラシ(PDFファイル:670.8KB)

ロタリックス

生後6週~24週0日まで

生後2か月~14週6日後までの間に開始

27日以上の間隔で2回接種(経口)

ロタテック

生後6週~32週0日まで

生後2か月~14週6日後までの間に開始

27日以上の間隔で3回接種(経口)

四種混合

(ジフテリア 百日咳 破傷風 ポリオ)

生後2か月~7歳6か月未満

【初回接種】

20~56日の間隔で、1歳のお誕生日の前日までに3回接種

【追加接種】

3回目終了から12~18か月の間で1回接種

5種混合

(ジフテリア 百日咳 破傷風 ポリオ ヒブ)

※令和6年4月から接種開始

生後2か月~7歳6か月未満

【初回接種】

生後2か月~7か月未満までに接種開始

20~56日までの期間において3回接種

【追加】

3回目終了後から6か月~18か月までの間隔で1回接種

BCG

1歳未満

(1歳の誕生日の前日まで)

生後5か月~8か月未満までの間に1回接種

麻しん風しん

麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット(PDFファイル:81.7KB)

1歳~2歳未満

(2歳の誕生日の前日まで)

【第1期】1歳になったら早めに1回接種
就学前の1年間 【第2期】対象年齢になったら早めに1回接種
水痘

1歳~3歳未満

(3歳の誕生日の前日まで)

生後12か月~15か月未満までに1回接種

1回目終了後6~12か月の間隔をあけて1回接種

日本脳炎 生後6か月~7歳6か月未満

【第1期 初回接種】

3歳になったら、1~4週の間隔をあけて2回接種

【第1期 追加接種】

初回接種2回目終了からおおむね1年後(4歳)に1回接種

 

児童・生徒の定期予防接種

予防接種の種類

無料で受けられる年齢

(接種対象者)

標準的な接種期間・回数
日本脳炎

9~13歳未満

(13歳の誕生日の前日まで)

【第2期】

9歳~10歳まで(10歳の誕生日の前日まで)に1回接種

特例措置

平成19年4月2日以前に生まれた20歳未満の方

(20歳の誕生日の前日まで)

第1期3回、第2期1回を完了していない場合は不足分を接種

二種混合

(ジフテリア 破傷風)

11歳~13歳未満

(13歳の誕生日の前日まで)

【第2期】

11歳~12歳までに1回接種

ヒトパピローマウイルス感染症

(3種類から1種類を選択)

小学6年生~高校1年生相当年齢の女子

中学1年生の女子

サーバリックス:3回接種

1回目から1か月の間隔で2回目

1回目から6か月の間隔で3回目

シルガード9(15歳未満):2回接種

1回目から6か月の間隔で2回目

ガーダシル、シルガード9(15歳以上):3回接種

1回目から2か月の間隔で2回目

1回目から6か月の間隔で3回目

ヒトパピローマウイルス感染症

(3種類から1種類を選択)

キャッチアップ接種

(令和8年3月31日までの限定措置)

令和7年度対象者

平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性で、令和4~6年度中に1回以上接種し、合計3回の接種が未完了の人

サーバリックス:3回接種

1回目から1か月の間隔で2回目

2回目から6か月の間隔で3回目

ガーダシル、シルガード9:3回接種

1回目から2か月の間隔で2回目

1回目から6か月の間隔で3回目

(注意)

日本脳炎予防接種の特例措置について

以前定期接種に使用されていた日本脳炎ワクチンでの副反応より国では平成17年5月から日本脳炎ワクチンの積極的な接種勧奨を控えていました。

その後、平成21年6月より新しい日本脳炎ワクチンの定期接種がはじまり、平成22年より接種勧奨を再開しています。平成7~18年度生まれの人は、この勧奨の差し控えにより接種機会を逃している対象者は不足分の接種を公費で受けることができます。

 

接種スケジュール

全く(4回)接種していない人

1期相当(計3回) 6日以上(標準6~28日)の間隔で2回
2回目の接種終了後6か月以上(標準おおむね1年)の間隔をおいて1回
2期相当(1回) 3回目の接種から6日以上の間隔をおいて1回

 

1~3回しか接種していない人

不足している回数 6日以上の間隔をおいて不足している回数を接種

 

詳細は下記リンクからご覧ください。

日本脳炎ワクチンの流通状況について

令和3年1月15日付けで、日本脳炎ワクチンの供給に係る通知が発出されました。

日本脳炎ワクチンは製造上の問題が生じたことから、令和3年1月からその原因解明のため製造を一時中止し出荷制限を行っておりましたが、令和5年1月より出荷制限が解除され、安定的な供給が見込めることから母子健康手帳をご確認の上、未接種分がある場合には、接種をご検討下さい。詳細は下記リンクからご覧ください。

こどものインフルエンザ予防接種費用助成について

令和6年度は終了しました。

令和7年度については、詳細が決まり次第お知らせします。

子どものインフルエンザ予防接種費用の一部を助成します(令和6年10月1日から)

令和6年度から、助成金額と対象者が拡充されました。

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行の回避や重症化予防のため、子どものインフルエンザ接種費用の一部を助成します。接種を希望する方は、早めに医療機関へご予約いただくようお願いします。

対象

市内に住民登録があり、接種日において生後6か月から高校3年生相当の人

(注意)高校3年生相当:平成18年4月2日から平成19年4月1日生まれの人

助成期間

令和6年10月1日(火曜)~令和7年1月31日(金曜)

助成金額

1回につき2,000円。

・生後6か月~12歳まで:2回分

・13歳~高校3年生相当まで:1回分

協力医療機関で助成金額を差し引いた分をお支払いください。

医療機関

燕市医師会の管轄内に所在する下記の医療機関

市外の医療機関等で接種した場合は、口座振込とします

 母子健康手帳、領収書、保護者の銀行口座番号が分かるもの(通帳など)をお持ちのうえ、健康づくり課(市役所1階13番・14番窓口)へ申請してください(申請期限:令和7年2月28日(金曜))。

予約方法

医療機関へお問い合わせください。

その他

  • ぜんそくなど慢性疾患がある人は、かかりつけの医療機関で受けるようにしてください。
  • 健康被害があった場合は、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」に基づく救済の対象になります。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(0120-149-931)へご相談ください。

接種を希望する方は、早めに医療機関へご予約ください

インフルエンザの流行状況やワクチンの供給状況によっては、早期に予約を終了する場合があります。あらかじめご了承ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8182

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