HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンとキャッチアップ接種について

更新日:2024年11月14日

HPVキャッチアップ接種

接種を予定されている方は、お早めに接種をお願いします。

・現在、積極的な接種勧奨を差し控えられたことにより接種機会を逃した方を対象に、キャッチアップ接種を実施しています。公費で接種できるのは2025年3月末までとなりますので、接種をお考えの方は、早めの接種をお願いします。

・HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種は、標準的な接種スケジュール上、合計3回の接種を完了するのには約半年かかります。しかし、何らかの事情で標準的な接種方法をとることができず、9月末までに1回目を接種できなかった方でも、11月末までに1回目を接種することで最短4か月での接種が可能となる場合があります。

1回または2回の接種でも、一定の効果が得られることがわかっています。今年度中に3回接種できない場合でも、可能な範囲で接種していただくことをお勧めします。

高校1年生相当(平成20年度生まれ)の女子は定期接種の最終年度となりますので、早めの接種をご検討ください。

・来年度以降は公費で受けることができませんので、ご注意ください。

・接種スケジュール等でご不明な点がありましたら、実施医療機関または健康づくり課にお問い合わせください。

定期接種について

対象者

小学6年生から高校1年生の女子

個別案内送付

令和6年度からは、中学1年生の女子にご案内を送付しています。対象の方には、令和6年4月に送付済です。

(注意)転入などでお手元に予診票・接種券などがない場合には、健康づくり課又は、接種予約をされた医療機関などで受け取ることができます。

対象年齢で接種を希望する方については、公費での接種が可能です。

接種を希望する場合には、下記のリーフレットをご覧いただき、医師からの説明をうけ、ワクチンの有効性及びリスク等について十分にご理解いただいた上で、接種の判断をしてくださいますようお願いいたします。

キャッチアップ接種について

積極的勧奨が差し控えられたことにより、接種の機会を逃した方へ公費(無料)での接種機会を提供しています。
(注意) 転入等で予診票等がない場合には、健康づくり課又は、接種予約をされた医療機関にて受け取ることができます。接種券等を受け取る際には接種履歴や生年月日を確認しますので、母子健康手帳・健康保険証をお持ちください。

対象者

接種日時点で燕市に住民登録のある 、平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性で、過去にHPV ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を合計3回受けていない方
(注意)過去に接種した回数が3回に満たない場合は、初回からやり直すのではなく、 不足分をキャッチアップ接種として接種することができます。

実施期間

2025年3月31日で終了します

3回接種が完了するまでには約半年かかります。しかし、何らかの事情で9月末までに1回目を接種できなかった方でも、11月末までに1回目を接種することで最短4か月での接種が可能となる場合があります。

個別案内送付

キャッチアップ接種対象のすべての方に令和5年4月末までに送付いたしました。

  • 接種案内、HPVワクチン説明文、厚労省作成リーフレット、予診票・接種券
    (予診票・接種券は接種歴の記入できる様式になります。9価ワクチン接種の際にもご使用いただけます。)
  • 転入前に接種済の方や、自費にて接種がお済の方の場合、燕市に接種記録がないため、個別通知が送付されることがありますが、合計3回の接種が完了している場合には、通知は破棄してください。
  • 未成年の定期接種は保護者等の同伴が原則となっております。接種後の失神などについて、国から注意喚起がされておりますので、保護者等の同伴をお勧めします。やむを得ず同伴できない場合には健康づくり課へご連絡ください

実施医療機関

 燕市医師会の管轄内に所在する下記の医療機関で実施します。
 市外の医療機関でも接種できますので、かかりつけの医療機関にお問い合わせください。

県外で接種を希望される方

燕市に住民票があり、他県での接種を希望する場合は、接種前に健康づくり課へ申請をいただき、接種後に払い戻しの手続きが必要になります。
詳細は県外で受けた方定期予防接種の費用助成についてをご覧ください。

令和3年度までに自費で接種された方への払い戻しについて

​​ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨の差し控えにより定期接種の機会を逃した方で、既に自費で接種(任意接種)を受けた方に対し、接種費用の払い戻しを行います。

対象者

以下のすべてを満たす方

1.令和4年4月1日時点で燕市に住民登録がある方

2.平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女性

3.高校1年生相当の3月31日までにHPVワクチンの3回接種が終了していない方

4.高校2年生相当以降、令和4年3月31日までに自己負担で2価ワクチン(サーバリックス)、または4価ワクチン(ガーダシル)の予防接種を自費で接種した方

5.払い戻しを受けようとする接種回数分のキャッチ接種を受けていない方

(注意)令和4年4月1日時点で燕市以外の市町村に住民登録のあった方はその市町村へお問い合わせください。

申請期間

2022年8月1日から2025年3月31日まで

申請方法

1.申請書類1~5を健康づくり課の窓口に提出してください。下記の【申請書提出先】への郵送も可能です。申請書、証明書などの書類は申請窓口、ダウンロードで取得できます。

1.申請書(ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書)

2.接種費用の支払いを証明する書類(領収書、明細書等の原本)

(注意)2が提出できない場合には燕市が規定する金額を支払います。

3.接種記録が確認できる書類(母子健康手帳等の写し)

(注意)3が提出できない場合には証明書(ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い用証明書)を接種した医療機関で作成いただければ申請が可能です。証明書の作成には文書料がかかることがありますが、文書料は助成の対象とはなりません。

4.申請者、接種を受けた方の双方の住所・氏名・生年月日確認書類(運転免許証、健康保険証等の写し)

5.銀行名・支店名・口座番号・口座名義人の分かる書類(振込口座の通帳、キャッシュカード等のコピー)

2.申請後、書類審査を行います。審査の結果の通知をお送りします。その後、1か月程度で指定の口座に振り込みます。

申請書類が不足している場合や確認事項がある場合には、審査に時間がかかったり、書類の追加提出を求めたりすることがあります。

申請窓口

【申請書提出先】
959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地
燕市役所 健康づくり課健康推進係(13番・14番窓口)

9価HPVワクチン(シルガード9)について

令和5年4月1日より、9価ワクチン(シルガード9)が定期接種、キャッチアップ接種ともに公費(無料)でできるようになりました。

2価HPVワクチン、4価HPVワクチンとの交互接種について

HPVワクチンは原則、過去に接種歴のあるワクチンと同一の種類のワクチンで実施します。しかし、2価または4価ワクチンで接種を開始し、9価ワクチンで接種することも差し支えないとされています。その場合、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上おいて接種します。また、キャッチアップ接種対象者についても、同様の接種間隔になります。

 

HPV9価ワクチン(シルガード9)に関する最新の情報は下記のリンクをご覧ください。

HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えについて(これまでの経緯)

2013年6月14日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン部会副反応検討部会が開催され、子宮頸がんワクチン副反応報告について審議が行われました。この結果ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的に見られたことから、副反応の発生頻度等がより明らかになるまでの間、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種を積極的に勧奨しないよう厚生労働省から別添のとおり勧告がありました。このことにより、本市においても接種対象者また、その保護者への積極的な勧奨を差し控えることにしました。

2020年10月9日、ヒトパピローマウイルスワクチンの定期接種の情報提供の充実を図るため、接種勧奨にならないように情報提供を実施するよう、厚生労働省から別添のとおり通知がありました。

(注意)子宮頸がん予防ワクチンをヒトパピローマウイルスワクチン又はHPVワクチンと標記変更されています。

HPVワクチンの積極的な接種勧奨の再開について

2021年11月26日、ヒトパピローマウイルス感染症定期予防接種が再開されることが厚生労働省から通知がありました。これにより、燕市においても令和4年度より、対象者の皆様にワクチン接種のご案内、厚生労働省作成のリーフレット(詳細版)、予診票等をお送りしています。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8182

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