地域おこし協力隊の募集

更新日:2025年11月10日

空き家バンク推進業務 募集内容

地域の空き家情報を集めて発信する仕事をしてみませんか?

空き家活用やまちなか再生事業の歩み

燕市は、国内有数の「ものづくりのまち」です。400年前に江戸時代の和釘づくりから始まり、金属洋食器、ハウスウェアなど、みなさんの暮らしに身近なものが作られています。

しかし高齢化が進み、後継者不足という課題に直面しました。そこで産業界の出資で2018年にインターン用の宿泊施設が建設されました。その後、県外の移住者や地元出身の若手が興味を示し、空き家を改修してゲストハウスやドライフラワー屋を開業したほか、空き家・空き地を活用したアートイベントを官民連携で開催しました。

さらに2021年には民間事業者が、まちなかの再生を目的とする燕市中心市街地再生モデル事業を活用して空き家を解体し、課題となっていた駐車場やトイレを整備したほか、キッチンスタジオや民営の図書館が併設する複合施設をオープンさせ、「まちで過ごす場所」と「まちを使う機会」の提供を行いました。

こうした動きに人が集まり、集まった人が他の動きをつくりだし、少しずつまちの変化が目に見えてきました。

空き店舗を改修した不ドライフラワー屋

空き店舗を改修したドライフラワー屋

まちトープ_画像

空き家を解体し複合施設を建設

一方で、空き家の所有者の中には、自身で管理することが難しく「第三者からの活用」を望む声も多いことから、新たな動きと空き家の所有者を結びつけることはこの地域に強く求められる仕事です。

今までも燕市空き家・空き地活用バンクを通じて情報発信を行ってきたのですが、さらに多くの情報を発信して、空き家に新たな役割を与えることが必要であると考えています。

空き家の活用がどのような影響を人やまちに与えるか、素敵な瞬間に立ち会える仕事です。

どんな活動をするの?

1.空き家情報の掘り起し

空き家に関する相談を窓口や電話でお受けします。所有者等の意向を聞き取りながら空き家の処分や活用方法等について相談に応じます。

また地域に繰り出し、空き家・空き店舗の情報収集を行う等、地域住民とのネットワークづくりを構築していただきたいと思っています。

2.空き家情報の発信

空き家・空き地活用バンクの運営に携わっていただきます。ホームページの作成、物件の登録や活用申込みにかかる事務処理を行っていただきます。

空き家バンク利用手順

■空き家バンクとは

人が住んでいない家や使っていない土地を、使いたい人に紹介するシステムです。

3.研修への参加

業務をするために必要な研修があれば参加可能です!

隊員の適性を見て研修を用意します。隊員からも「こんな勉強がしてみたい」「これを学びたい」という希望があれば教えてください。

こんな経験ができます

・空き家や不動産に関する知識が身に付きます

様々な相談対応を経験することによって、空き家に関する法律や相続など、自然と身に付きます。

・人脈が広がります

燕市では周囲に悪影響を及ぼす空き家を増やさずに、管理が良好な状態を維持し、次の利活用に踏み出す体制を構築するために各種団体と協定を締結しています。関係団体と協力し、空き家問題に取り組みますので、市役所だけでなく、関係団体や地域との人脈が広がります。

燕市での生活を体験してみませんか

地域おこし協力隊には興味があるけど、移住後の生活が不安、人との交流に自信がない…

そんな方は、お試し移住体験ができる「ツバメビト移住ツアー」に参加してみませんか?

市職員と一緒に燕市を巡り、実際の暮らしをイメージしてもらうための移住体験ツアーです。希望する日時・内容を聞き取りながら、オーダーメイドでツアー行程を組み立てることができ、現役隊員との交流もありますので具体的な活動もイメージしやすいです。

地域おこし協力隊の募集について

募集対象 ・三大都市圏等に住民票がある方で、任用後に燕市へ住民票を異動し居住できる方(地域要件について詳しくはお問い合わせください。)
・普通自動車運転免許を取得または活動開始までに取得見込みであり、日常的な運転に支障のない 方
・市の条例および規則を守り、職務命令に従うことができる方
・地方公務員法第 16 条の欠格事項に該当しない方
・心身がともに健康で、誠実に職務を遂行できる方
・情報発信に必要な パソコンの操作(ワード、エクセル、電子メール、 SNS等)ができる方 (できない場合は、意欲的に習得に向かえる方
・土日祝日・夜間の勤務に対応できる方
求める人物像

・地域おこし協力隊活動期間終了後も燕市に定住する意思のある方
・地域住民と積極的にコミュニケーションを図り、地域を元気にするために意欲的に行動できる方
・協調性と責任感のある方
・柔軟な発想をもち、新しいことに前向きにチャレンジ(行動)できる方

募集人数 1名
勤務

勤務地:燕市役所 都市計画課

勤務時間:原則月20日勤務、おおむね週35時間以内(1日の活動時間は7時間程度を基本とする)
(注意)活動内容によっては土日祝日・夜間の会議やイベント従事となる場合があります。

雇用形態 燕市の会計年度任用職員
期間は令和8年4月1日から令和11年3月31日まで(最長3年間まで更新あり)
報酬・手当

時給:1,322円

期末手当、勤勉手当、通勤手当あり。退職手当等は支給しない。
なお、社会保険等本人負担あり。

待遇・福利厚生
  1. 健康保険・厚生年金・雇用保険等の社会保険に加入します。
  2. 住居費については市が補助します。(金額の上限あり。空き家など住宅情報を提供します。)
  3. 転居に要する費用、水道光熱費、通信費、自治会費等は個人負担となります。
  4. 活動用の車両、備品等は必要に応じて貸与します。
  5. 活動に必要な消耗品、出張、研修が発生した場合の旅費等は支給します。
  6. 地域おこし協力隊員を対象とした研修への参加を予定しています。
申込受付 令和7年11月10日(月曜日)~令和7年12月31日(水曜日)※当日消印有効
応募手続

下記の書類を用意し、ご応募ください。

  1. 燕市地域おこし協力隊応募用紙
  2. レポート『燕市地域おこし協力隊員に応募した動機』『燕市地域おこし協力隊員としてやりたいこと』
  3. 住民票の写し(申込時点のもの)
  4. 普通自動車運転免許証の写し(両面)
  5. 2年以上地域おこし協力隊として活動し、かつ、解嘱から1年以内であることが確認できる書類(委嘱状・解嘱状の写し等)

(注意)5.は地域おこし協力隊経験者であり、地域要件の特例の適用を受ける方のみ提出してください。

選考方法 ・第一次選考
応募用紙をもとに書類選考し、結果を文書にて応募者全員へ通知します。

・第二次選考
第一次選考合格者を対象に面接を行います。詳細は第一次選考結果を通知する際にお知らせします。

・最終選考結果の通知
第二次選考後10日前後を目安に選考結果を第二次選考対象者全員に通知します。

(注意)応募にかかる費用(書類申請、面接に伴う交通費等)はすべて応募者の自己負担となります。また提出された書類はお返ししません。
その他
  • 燕市地域おこし協力隊設置要綱を必ずご確認の上ご応募ください。
  • 選考の経過や結果についてのお問い合わせには応じられませんので予めご了承ください。
  • 令和8年度の予算が議決した後に採用となります。

 

関連要綱

応募・お問い合わせ先

〒959-0295  新潟県燕市吉田西太田1934番地
燕市役所 都市計画課 空き家等対策推進室
電話:0256-77-8264  
mail:akiya@city.tsubame.lg.jp

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 都市計画課

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8264

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