新型コロナワクチン接種後の副反応について

更新日:2024年03月29日

ワクチンの副反応について

主な副反応の症状

接種後の副反応については、次のことが報告されています。

  • 新型コロナワクチンの主な副反応は、注射した部位の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱などがあります。
  • 一番多い副反応は接種部位の痛みです。
  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じている人が多いです。
  • 症状のほとんどは、接種後数日以内に回復しています。
  • 疲労や関節痛、発熱など、1回目より2回目の方が頻度が高くなる症状もあります。
  • 稀に起こる重大な副反応として、接種後すぐにアナフィラキシー(急性アレルギー反応)や血管迷走神経反射が起こる可能性があります。


接種後に気になる症状がある場合は、接種医またはかかりつけ医にご相談ください。


接種会場では、万が一アナフィラキシーが起こった場合にもすぐに必要な対応がとれる体制を整えています。


ワクチンの性質上接種を受けることができない場合や注意が必要な場合があります。

接種後に現れる可能性がある症状

・アナフィラキシー

薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることがあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
起こることはまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチンの接種会場や医療機関では、適切な体制を整備しています。
 ・血管迷走神経反射

ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。

コロナワクチンの有効性・安全性・副反応について

副反応疑い報告

ワクチン接種との因果関係が不明な場合も含めて、医師が副反応を疑う事例を国へ報告するものです(予防接種法第12条)。

副反応疑い報告
国から県に提供された報告のうちの燕市分(令和6年2月末時点) 19
  うち症状の程度が重くないもの 12
うち症状の程度が重いもの 6
  死亡 1
後遺症 1
未回復
軽快 2
回復 2
不明
  うち報告において症状の程度の記載のないもの 1

(注意)ワクチン接種後に偶発的に生じたものや他の原因により生じたものなど、予防接種との関連がない症状も含まれています。

副反応・安全性などについての相談窓口

ワクチンの安全性や副反応について新潟県新型コロナワクチン医療健康相談センターで相談を受け付けています。
ワクチン接種後3日経っても腫れているが、医療機関を受診した方がよいかなど、接種後の副反応や体調の変化についてはこちらにご相談ください。

 

新潟県新型コロナワクチン医療健康相談センター

電話番号:025-385-7762

受付時間:午前8時30分から午後6時まで(土曜日・日曜日、祝日含む)
 

予防接種健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口

平日午前8時30分から午後5時15分まで受け付けます。

0256-77-8182(健康づくり課)

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8182

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