新型コロナワクチン接種後の副反応について

更新日:2024年05月31日

ワクチンの副反応について

主な副反応の症状

接種後の副反応については、次のことが報告されています。

  • 新型コロナワクチンの主な副反応は、注射した部位の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱などがあります。
  • 一番多い副反応は接種部位の痛みです。
  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じている人が多いです。
  • 症状のほとんどは、接種後数日以内に回復しています。
  • 稀に起こる重大な副反応として、接種後すぐにアナフィラキシー(急性アレルギー反応)や血管迷走神経反射が起こる可能性があります。


接種後に気になる症状がある場合は、接種医またはかかりつけ医にご相談ください。

 

接種後に現れる可能性がある症状

・アナフィラキシー

薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることがあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。

 ・血管迷走神経反射

ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。

コロナワクチンの有効性・安全性・副反応について

副反応疑い報告

ワクチン接種との因果関係が不明な場合も含めて、医師等が副反応を疑う事例を国へ報告するものです(予防接種法第12条)。市町村には国から県を経由して報告内容が通知されます。

燕市での新型コロナワクチンの副反応疑い報告書受付件数(令和6年5月末時点)
燕市に報告のあった副反応疑い報告件数 19
  うち症状の程度が重くないもの 12
うち症状の程度が重いもの 6
  死亡 1
後遺症 1
未回復
軽快 2
回復 2
不明
  うち報告において症状の程度の記載のないもの 1

(注意)医師が診断した当時の状況です。ワクチン接種後に偶発的に生じたものや他の原因により生じたものなど、予防接種との関連がない症状も含まれている可能性があります。

 

予防接種健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口

  • 厚生労働省の新型コロナワクチンに関する相談窓口​(コールセンター)
受付時間 電話番号
9時から21時まで(全日)

0120-700-624

 

  • 新潟県の相談窓口(感染症対策・薬務課内専用電話)
受付時間 電話番号
開庁日の9時から12時まで及び13時から16時まで

025-280-5476

 

  • 燕市の相談窓口(健康づくり課)
受付時間 電話番号
平日8時30分から17時15分まで 0256-77-8182

 

  1. 健康被害救済制度の申請手続きなどの情報は、燕市にお問い合わせください。
  2. 接種後の気になる症状や、体調の変化が現れた場合等は、接種した医療機関やかかりつけ医の医療機関等を受診ください。
この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8182

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