食育だより2015年11月19日号 燕市のきれいな水を未来へ
毎月19日は食育の日です。
「自分ひとりくらい汚れた水を流しても…」という気持ちはありませんか?水質汚濁は、私たちの生活から出る汚れた水が主な原因です。中でも台所からでる汚れが最も多くなっています。水は「生命の源」とも言われています。水の利用と同時に、使った後の水の浄化も考えていきましょう。
燕市のきれいな水を未来へ
水は、私たちの日々の暮らしの中で、なくてはならないものです。普段当たり前のように使用している水も、使った後は排水となります。
燕市では、汚れた排水が川や海を汚さないように、下水道整備を進めていますが、貴重な水資源を守るために、水を汚さない工夫も必要です。
各家庭から出される排水も、ちょっとした工夫で汚れを抑えられ、さらにエコにもつながってきます。
きれいな水は、私たちが健康に暮らすために欠かせないものです。水を汚さない工夫に心がけ、貴重な水資源を守っていきましょう。
生活排水の汚れはどのくらい?
水を汚してしまうと、その水をきれいにするために多くの水が必要になります。
浴そう1杯300リットルとして…
- 中濃ソース大さじ1(15ミリリットル)→1.3杯分
- みそ汁1杯(180ミリリットル)→4.7杯分
- 牛乳1杯(200ミリリットル)→11杯分
- 使用済天ぷら油(500ミリリットル)→330杯分
出典:こども環境白書2009 環境省
これだけのものを流したら、魚が住める水質に戻すのに、たくさんの水が必要になります。
汚れを減らすために家庭でできること
キッチンでは
- 食事や飲みものは必要な分だけ作り、残り物を流さない。
- 油は使い切る。捨てる時は紙や布に吸わせ、ごみとして処理する。
燕市の天ぷら油回収ボックスも利用を。 - 食器やなべの汚れは、拭き取ってから洗う。
- アクリルたわしなど利用して、洗剤の量を減らす。
- 三角コーナーやクリーンネットなどで調理くずや食べ残しを流さない。
洗たく・お風呂では
- 洗剤やシャンプーは適量を使う。
- お風呂の残り湯は、洗濯や掃除に利用する。
- 髪の毛やごみが流れないよう排水口にネットをつける。
関連資料
11月号食育だより 電子版 (PDFファイル: 2.1MB)
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燕市吉田保健センター 電話0256-93-5461
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〒959-0242
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更新日:2021年03月01日