食育だより2015年7月19日号 熱中症を予防して元気な夏を!

更新日:2021年03月01日

 毎月19日は食育の日です。 今年も暑い日が続く季節がやってきました。 熱中症の発生は7~8月がピークになります。適切な予防をすれば防ぐことができます。一人ひとりが、熱中症予防の正しい知識をもち、自分の体調の変化に気を付けるとともに、周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけ合って、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症を予防して元気な夏を!

 例年、気温が高い日に熱中症による救急搬送が多くなっています。
燕市では昨年度、市内で41人の市民の人が熱中症で搬送されています。中でも男性の搬送が24人と女性より多く、また65歳以上の人が32人と多くなっています。
 熱中症を正しく理解し、自分の体調の変化に気を付け、暑い夏を乗り切りましょう。

熱中症とは

 熱中症は、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより起こります。
死に至ることもありますが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。

主な症状
軽症 中等症 重症
めまい・たちくらみ・大量の発汗 頭痛・吐き気・倦怠感 意識障害・けいれん・高体温

自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。

熱中症が疑われたら

  • 涼しい場所へ
    エアコンの効いている室内や風通しのよい日陰など
  • 水分補給
    水分・塩分、経口補水液などを補給する
    アルコールは水分補給になりません。尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうので、逆効果です。
  • からだを冷やす
    衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に首の周り、脇の下、足の付け根)
男性が横に大の字で横になっており、熱中症が疑われる場合に、からだを冷やす「くび、わき、また」の箇所を示しているイラスト

熱中症予防のポイント

  • 暑さを避ける
    できるだけ高温多湿、炎天下の外出を控え、外出時は日傘や帽子を。
    首や脇など通気性・吸湿・速乾性のある衣服を。
    室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を 上手に使いましょう! 
  • 急に暑くなる日に注意
    暑くなり始め、急に暑くなる日、熱帯夜の翌日は要注意!無理せず徐々に暑さに慣れる工夫を。
  • こまめな水分補給
    のどが渇く前や起床時、入浴前後にも。たくさん汗をかいた時は塩分も補給。
  • 体調にあわせて行動
    発熱や下痢、二日酔いの場合は脱水状態といえます。 また、寝不足、朝食や水分をとらずに活動することは控えましょう。
  • 暑さに備えた体づくり
    適度な運動やバランスのよい食事、十分な睡眠・休養を心がけましょう。
男の子が座り机の上のランチマットに目玉焼きなどの食事が並べられパンをかじっているイラスト

 問い合わせ先

燕市吉田保健センター 電話0256-93-5461

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