食育だより2015年7月19日号 熱中症を予防して元気な夏を!
毎月19日は食育の日です。 今年も暑い日が続く季節がやってきました。 熱中症の発生は7~8月がピークになります。適切な予防をすれば防ぐことができます。一人ひとりが、熱中症予防の正しい知識をもち、自分の体調の変化に気を付けるとともに、周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけ合って、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症を予防して元気な夏を!
例年、気温が高い日に熱中症による救急搬送が多くなっています。
燕市では昨年度、市内で41人の市民の人が熱中症で搬送されています。中でも男性の搬送が24人と女性より多く、また65歳以上の人が32人と多くなっています。
熱中症を正しく理解し、自分の体調の変化に気を付け、暑い夏を乗り切りましょう。
熱中症とは
熱中症は、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより起こります。
死に至ることもありますが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。
軽症 | 中等症 | 重症 |
---|---|---|
めまい・たちくらみ・大量の発汗 | 頭痛・吐き気・倦怠感 | 意識障害・けいれん・高体温 |
自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。
熱中症が疑われたら
- 涼しい場所へ
エアコンの効いている室内や風通しのよい日陰など - 水分補給
水分・塩分、経口補水液などを補給する
アルコールは水分補給になりません。尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうので、逆効果です。 - からだを冷やす
衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に首の周り、脇の下、足の付け根)
熱中症予防のポイント
- 暑さを避ける
できるだけ高温多湿、炎天下の外出を控え、外出時は日傘や帽子を。
首や脇など通気性・吸湿・速乾性のある衣服を。
室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を 上手に使いましょう! - 急に暑くなる日に注意
暑くなり始め、急に暑くなる日、熱帯夜の翌日は要注意!無理せず徐々に暑さに慣れる工夫を。 - こまめな水分補給
のどが渇く前や起床時、入浴前後にも。たくさん汗をかいた時は塩分も補給。 - 体調にあわせて行動
発熱や下痢、二日酔いの場合は脱水状態といえます。 また、寝不足、朝食や水分をとらずに活動することは控えましょう。 - 暑さに備えた体づくり
適度な運動やバランスのよい食事、十分な睡眠・休養を心がけましょう。
問い合わせ先
燕市吉田保健センター 電話0256-93-5461
関連資料
7月号食育だより 電子版PDFファイル (PDFファイル: 459.0KB)
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健康福祉部 健康づくり課 保健センター
〒959-0242
新潟県燕市吉田大保町25番15号
電話番号:0256-93-5461
更新日:2021年03月01日