つばめ輝く女性表彰2017

更新日:2021年03月01日

つばめ輝く女性表彰2017を行いました【開催報告】

 2017年12月3日に、吉田産業会館にて開催された『つばめ「人とひと」ふれあいフェスタ2017』において、『つばめ輝く女性表彰2017』を行いました。
 当日は多くの来場者が見守る中、市長より受賞者のみなさんに賞状と記念品が授与されました。

【つばめ輝く女性賞】 甲田 清香様

楯を持つつばめ輝く女性賞を受賞した女性と賞状を持つ男性と市長の写真

甲田 清香様(中央)、藤次郎株式会社 取締役工場長 若林 和弘様(右)

受賞の言葉
「この賞は、上司や同僚の協力があってこそ頂けたものだと思います。心配をかけている母親にも受賞を報告し、一番喜んでくれたので親孝行もできたのかな、と思います。職人の世界は女性がなかなかいないと思いますが、これからは女性ということを生かして仕事に日々精進していきたいです。」

【つばめ輝く女性賞】 森田 理恵様

楯を持つつばめ輝く女性賞を受賞した女性と賞状を持つ男性と市長の写真

森田 理恵様(中央)、フジイコーポレーション株式会社 代表取締役社長 藤井 大介様(右)

受賞の言葉
「このような賞を受賞したと知らせを聞いてとても驚きました。受賞は、同僚や家族のおかげです。今後もこのようなつながりを大事に、多くの方に支えて頂いたことを次の世代にも伝えて、今度は私が支えていけるように日々精進していきたいです。」

【つばめ輝く女性応援賞】 株式会社 ハセテック様

楯を持つばめ輝く女性応援賞を受賞した女性と賞状を持つ女性と市長の写真

代表取締役社長 原田 雪枝様(中央)、山田 幸子様(右)

受賞の言葉
「どうしたら働きやすい環境になるのか、気持ちよく働けるのか、社員と共に考えながらやって参りました。これからも皆で考えて実行していく、その中で失敗や成功もあります。そうして社員が働きやすい会社を目指していきたいと思います。」

関連ファイル

つばめ輝く女性表彰2017受賞者決定!

 すべての女性が輝いて活躍しやすい環境づくりを進めるため、身近なモデルとなる女性個人や企業・団体を表彰する「つばめ輝く女性表彰2017」の受賞者が、選考委員会を経て決定しました!
 今年はつばめ輝く女性賞が2名、つばめ輝く女性応援賞が1企業の受賞となりました。

【つばめ輝く女性賞】 甲田 清香様

藤次郎株式会社オープンファクトリー入口を背景に笑みを浮かべて立っている女性の写真
職場で砥石を使って包丁を研ぐ女性の写真

「良いものを作りたい」から「良いものを伝えたい」へ

藤次郎株式会社オープンファクトリーナイフアトリエ主任。鍛造包丁及びナイフ作りに従事し、女性目線の繊細な感性で製品づくりに挑戦しています。「藤次郎の包丁を作りたい」という思いだけで単身長野県より移住し、純粋に「良いもの」が作りたいと、通常業務が終わってからも毎日砥石に向かう毎日でした。努力を重ねる姿からナイフアトリエへと配属が変わり、砥ぎの職人として表へ立つようになりました。国内では、料理学校へ包丁の砥ぎ方の出張講師を行っているかたわら、もっと「良いもの」を広く世界に伝えたい一心で自ら英会話を習得、ドイツの見本市(アンビエンテ)では、ブース内に入りきらない程の大勢の外国人バイヤーの前で堂々と英語で包丁の砥ぎ方を講習し、過去3回で受講者は述べ300名を超えています。その熱い想いは工場の祭典で来場した学生にも伝わり、彼女の姿を見た女学生からの就職希望があり、来年度の新卒採用につながっています。

藤次郎株式会社は、創業1953年。調理用刃物、特に業務用・家庭用包丁を専門で製造する世界的ブランドメーカーです。甲田さんが主任として所属するナイフアトリエとは、刀身やハンドル素材を自由に選んでカスタマイズする「自由鍛造」アトリエのことです。

【つばめ輝く女性賞】 森田 理恵様

自社製品のパンフレットを持ち笑みを浮かべるフジイコーポレーション株式会社の女性の写真
オフィス内でパソコンを使って入力業務をしている女性の写真

英語力を活かし、子育てをしながらキャリアアップ

フジイコーポレーション株式会社総務部広報担当。英語が堪能なため、英語版のホームページやカタログを作成・更新し、アクセス件数が以前に比べ3~4倍に急増するなど、海外への情報発信力、営業力が強化されました。2010年に派遣社員でのパートタイム勤務を開始、2012年にフルタイム勤務へ、そして2013年には正規雇用となり、子育てをしながらステップアップしてきました。それは、英語力を業務に活かせる能力があった事だけでなく、子育て中にも関わらず、出張や残業、休日出勤をできる限り行う責任感を持ち合わせており、仕事と子育てを両立してきた努力が評価されたからです。現在も、現状に満足する事なく、向上心を持ち続けて業務に有用な資格取得に励んでいます。子育てをしながら、さらなるスキルアップを目指す姿は、若手社員のお手本となっています。

フジイコーポレーション株式会社は、板金加工・鋼材販売、除雪機・乗用草刈り機・高所作業機などの商品開発から販売を行っています。森田さんは広報担当として自身の会社のPRだけでなく、「女性活躍」のテーマでは自身が取材対象となり、各メディアの取材に応じ、積極的に「女性活躍」の必要性・重要性を発信しています。

【つばめ輝く女性応援賞】 株式会社 ハセテック様

社屋の前に集う株式会社ハセテックの男女従業員の集合写真

自社独自の取り組み「子供・家庭を優先して」

燕市内の金属加工業会社(燕市八王寺)代表取締役社長 原田雪枝。従業員35名。新潟県のハッピー・パートナー企業。
ワーク・ライフ・バランスの推進を社長自らが提唱し、独自の支援を行っています。会社の休業日を増やし、完全週休2日制の自社カレンダーを作成、今年の年間休日は125日に設定しました。女性の働きやすい環境整備のため、産休・育休の他、妊娠初期の社員には安定期までの配慮として、座り仕事への配置転換・短時間勤務や休日を増やし、安定期までの休日は有休にカウントしないなど体への配慮を行っています。「家庭・子供を優先して休んでください」という心遣いは、社員からありがたいとの声が多く寄せられています。社員一人一人の人権が保証され、安心して仕事ができる環境づくりによってより一層の効率化が期待でき、会社も発展できるという独自の考え・取り組みは、他の企業にも参考になり、先駆性に優れています。

主な取り組み

  • 自社カレンダーの作成
  • 残業の低減
  • 有休願いの書面提出を廃止し、各部長への口頭での連絡と掲示物記入のみ
  • 社内外への研修の参加
  • 産休・育休の他、安定期までの体への配慮
  • 女性検診の全額補助
  • ハラスメント教育とリーダーへの注意喚起

など

「つばめ輝く女性表彰2017」候補者を募集します!(終了しました)

 燕市は、2015年度から「女性が輝くつばめプロジェクト推進事業」の一環として、女性の意識啓発や職場環境の改善に取り組み、第2次燕市総合計画においては、活動人口増戦略の一つとして、女性の力を活かしたまちづくりを進めています。この度、輝いている女性の身近なモデル等を示すことによって、すべての女性が輝いて活躍しやすい環境づくりを進めるため、つばめ輝く女性表彰を実施します。様々な分野で挑戦し輝いている女性個人や女性の活躍推進に積極的に取り組む企業や団体をご推薦ください。

表彰の対象

(1)つばめ輝く女性賞

 企業や地域など、さまざまな分野において方針決定過程などに参画し、主導的立場を担っていくことに挑戦している女性、新たに活躍する場を広げるために挑戦している女性などで、輝いている女性の身近なモデルになる女性を対象とし、1名程度表彰します。

(2)つばめ輝く女性応援賞

 女性が活躍しやすい環境づくりに積極的に取り組んでいる市内の企業・団体を対象とし、1企業(団体)程度表彰します。

応募方法

 自薦・推薦は問いません。推薦書(自薦の場合は応募用紙)は下記よりダウンロードしていただくか、 市役所・燕商工会議所・吉田商工会・分水商工会・農協などの窓口に用意してありますので電子メールまたは郵送でご提出ください。(注意:場合によっては、応募内容の確認等させていただくことがあります。)

推薦書

応募用紙

募集締切

7月31日(月曜日)まで

審査

選考委員会が行います。(9月下旬予定)

表彰

 表彰状及び記念品を授与して表彰します。
なお、表彰式は、つばめ「女と男」ふれ愛フェスタ2017(12月3日)にて表彰します。

提出・問い合わせ先

地域振興課地域振興係(市役所3階12番窓口)
〒959-0295 燕市吉田西太田1934番地
電話:0256-77-8361(直通)
電子メール:地域振興課地域振興係へメールを送信

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部 地域振興課 協働推進係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8361

メールフォームによるお問い合わせ