燕市ゆかりの偉人マンガ「鈴木文台」
燕市ゆかりの偉人マンガ「鈴木文台」

燕市では、大河津分水通水100周年記念事業の一環として、私塾「長善館」を創設した「鈴木文台」を主人公に据え、小学生中学年を対象とした偉人マンガの制作に取り組みました。
ストーリーなどは、史実に基づき正確に表現するため、長善館の史料を調査・研究している筑波大学の先生方、長善館史料館館長、長善館の地元である粟生津地区の有識者、子どもたちの視点を取り入れるために小学校の先生、図書館の司書、さらに漫画家を加えて組織された実行委員会で検討を重ねてきました。
完成したマンガは4章の構成で約100頁。軽快な作画でとても読みやすく、気軽に手に取ってもらえるマンガになっています。鈴木文台の生い立ち、良寛との交流、江戸遊学などから長善館創設の経緯や教育の思想、門下生たちの塾での学びぶり、その後の活躍など大人でも充分読み応えのある内容になっています。
この偉人マンガを通じて、子どもたちには長善館の存在はもとより長善館の教えとその教えを実践した多くの門下生たちのこころざしを学んでもらって、未来のリーダーとして世界へ羽ばたいていくことを願っています。
配置場所
(3月)燕図書館、吉田図書館、分水図書館、つばめ電子図書館
(4月)市内小中学校
発行日
令和5年3月10日(金曜日)
制作期間
令和4年5月から令和5年2月までの約10か月
編集・監修
燕市偉人漫画制作実行委員会
委員
筑波大学教授 中野目徹
燕市長善館史料館長 横山文一
筑波大学助教 田中友香理
粟生津地区協議会会長 今井文幸
前燕市長善館史料館長 倉橋忠夫
燕市立小中川小学校校長 関矢洋
燕市立図書館司書 野島由加里
マンガ制作
児玉直樹
その他
- 今回制作した偉人マンガは公共施設のみの配置となります。
- 一般販売は令和5年夏頃を予定しています。
詳細については、決まり次第お知らせします。
更新日:2023年02月28日