展示品・民俗資料室展示品

更新日:2021年03月01日

燕市分水良寛史料館の展示品・民俗資料室展示品をご紹介をします。

展示品

美しい鳥の刺繍が施された毬の写真

【良寛遺愛の飾りまり】 地蔵堂町中村家に遺されたもの。良寛はいつも手毬を持ち歩き、子供たちと毬つきをして楽しんだと伝えられています。また、毬つきの詩や和歌も詠んでいます。

さくらのうたが書かれた縦長の掛け軸の写真

【良寛和歌幅「さくらのうた」(燕市指定文化財)】 文化初年頃の書とされます。

家在荒村半無壁が書かれた縦長の掛け軸の写真
偶作僧伽被袈裟が書かれた縦長の掛け軸の写真

【良寛書幅「七言詩」(双幅)】 乙子草庵時代の書で、「偶作僧伽被袈裟」(右)と「家在荒村半無壁」(左)の共に有名な七言詩の双幅です。

透明なケースなどが並んだ展示室とロビーの写真

左:ロビー ・ 右:展示室

坊主頭の男性が毬つきをしている絵の写真

【良寛打毬の図(燕市指定文化財)】 五合庵時代の文化10年頃の毬つきの図で秋田県仁賀保出身の画家三森(増田)九木が描き、良寛が毬の詩を賛したものです。

民俗資料室展示品

真ん中に穴のあいた土器の写真

【有窓土器(燕市指定文化財)】幕島地区で昭和34年(1959)秋、防火用水槽の設置工事の掘削中に多数の土器片と共に出土。
縄文後期の祭祀用の香炉と考えられています。

茶色くてコロンとした丸みのある茶鎌の写真

【七代 堀浄政(1860年没)
文福茶釜(燕市指定文化財)】

日記の本が開いた状態で三冊並んでいる写真

【竹山日記(燕市指定文化財)】 熊森村の医家竹山家の五代当主亨(後に祐卜)が嘉永2年(1849)から明治11年(1878)まで書き綴った日記38冊です。
毎日の天気や医療活動、日常生活、風聞などが記述されています。

綺麗な飾り模様が浮かんでいる釜の写真

【九代 堀浄弘(1863~1921)雲竜釜(燕市指定文化財)】江戸幕府の御釜師名越家の一門である堀家の第七代堀浄政は越後地蔵堂町の出身です。
江戸に出て名越家に弟子入りし、後に堀家の養子になりました。名工と称され天保3年(1832)、名越家から堀家の名跡継承が認められましたが、病を得て天保6年に帰郷しました。
それ以降、堀家の代々はこの地にあって数々の名品を世に送り出してきました。十代浄親も名工の名をはせました。

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