長善館友の会
「長善館友の会」とは?
長善館の歴代館主や門下生たちの功績、その精神を後世に伝えるため、2017年9月30日に「長善館友の会」を設立しました。
友の会では、長善館をより深く学ぶとともに会員同士の親睦を図るため、学習会や視察研修会など様々な活動をしています。年齢・市内外問わず誰でも大歓迎!!私塾「長善館」を守る仲間になりませんか?
〈主な活動〉
- 総会
- 長善館史料館収蔵資料解説学習会
- 視察研修会
- 会報の発行
長善館とは?
江戸時代後期に鈴木文臺が粟生津村(現燕市)に創設した私塾です。長善館は、80年の歴史の中で千人を超える門人が学び、多くの人たちから愛されてきました。

長善館建物復元模型
長善館について、詳しくは長善館史料館ページをご覧ください。
長善館友の会会員募集案内
募集対象
年齢・市内外を問わず、どなたでもご入会いただけます。
入会方法
「長善館友の会新規会員申込書」に必要事項を記入し、年会費を添えて申込先に提出してください。
年会費
個人会員 500円、事業所会員 1,000円
会員特典
長善館に関連した事業の案内(総会、学習会、視察研修会など)
入会申込書
申込書はこちらからダウンロードできます。 (PDFファイル: 501.0KB)
(注意)申込先にも用意してあります。
申込先
- 燕市長善館史料館
- 燕市粟生津公民館

「越北の鴻都」石碑
長善館友の会活動紹介
長善館友の会会報(第6号)New!!
- 会長挨拶
- 長善館史料館収蔵資料解説学習会-諸橋湘江の「寿老人」をよみとく-
- 視察研修会1-長善館と寺泊のつながりをたどる旅-、2-「長善館」との出会い-
- 長善館小話-教師鈴木鹿之助の号-
- 偉人マンガ・絵本・小説発売中!!
長善館友の会会報(創刊号~5号)
長善館友の会会報(創刊号) (PDFファイル: 2.7MB)
2024年度視察研修事業 11月17日(日曜日)【終了しました】
視察研修会の趣旨
長善館友の会では、長善館をより深く学ぶとともに会員同士の親睦を図るため、毎年11月頃に視察研修会を実施しています。参加者20名ほどで市内外の資・史料館や史跡などを訪れ、見て・聞いて・触れて・楽しくより深く学ぶことができます。
日時
2024年11月17日(日曜日)午前9時から午後3時
内容・見学先
牧ケ花解良家、寺泊聚感園、寺泊聖徳寺、野積南泉院、分水勝敬寺
今年度は、「長善館と寺泊のつながりをたどる旅」をテーマに長善館館主や門下生と関わりのある寺社を中心に見学しました。
聚感園や聖徳寺は、戊辰戦争で長岡藩士として活躍した五十嵐伊織(菊谷)や方義隊(居之隊)を結成し新政府軍を先導した窪沢円一のゆかりの地です。また、野積の南泉院は長善館初代館主の文臺が、保養のためひと夏を過ごした場所であり、良寛は南泉院の院号にちなみ「南泉」という漢詩を詠みました。
参加者の皆様は、良寛や長善館館主、門下生たちの書画や手紙について、残された彼らの思いを読み解き、新たな発見や学びがあったようです。見学先のお宅やお寺様には厚くおもてなしをいただき、大変充実した楽しい思い出ができました。
参加費
2,000円(施設見学料、保険料、昼食代込)
聚感園で解説を聞く様子
南泉院で住職の話を聞く様子
2024年度長善館史料館収蔵資料解説学習会【終了しました】
長善館史料館収蔵資料解説学習会の趣旨
長善館をより深く学ぶため、長善館史料館に収蔵されている資料の解説会を実施しています。普段、企画展でのみ展示される資料から企画展でも展示されない貴重な資料まで!?長善館史料館館長による資料の解説とともに、書いた本人の意図やその背景など、一つの資料をじっくりと知ることができます。会員以外の方も参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!
日時
2024年12月7日(土曜日)午後1時30分から午後2時30分
場所
燕市粟生津公民館1階研修室
内容
長善館の門下生諸橋湘江の描いた「寿老人」を取り上げました。湘江は、中之島の生まれで名前を涼作といいます。弟は衆議院議員の大竹貫一であり、共に長善館へ入門し、その後、地蔵堂の冨取芳斎のもとで南画を学びます。
「寿老人」は、湘江の恩師である長善館2代目館主の惕軒先生が還暦を迎えたときに、お祝いとして描いて贈ったものです。長寿を授けるという南極星の「寿老人」が描かれて七言の漢詩が添えられています。
学習会に初めて参加した方からは、「作品の解説をじっくり聞けたのが良かった」というお声をいただきました。次回の学習会もお楽しみに!
諸橋湘江筆「寿老人」
解説学習会の様子
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教育委員会 社会教育課 文化振興係
〒959-1262
新潟県燕市水道町1丁目3番28号
電話番号:0256-63-7002
更新日:2025年04月25日