総合防災訓練を活用し、地域のつながりを強化しましょう!

更新日:2025年06月09日

自主防災組織の 共助力 を向上しませんか 燕市がサポートいたします。

もしもの時…。
市の職員・消防・警察は、すぐに「あなたへの対応」ができません!
災害発生当初は、ご近所同士が助け合う「共助」の力が大切です。

1「共助」の力が災害からあなたの命を救います。

熊本地震で一階部分が潰れた建物

1995年の阪神淡路大震災では、消防や自衛隊に助けられた人が、全体の3割に過ぎず、7割はご近所さんや自治会 (※自主防災組織)によって救助・救出されています。もしものとき、最初に頼りになるのが地域で互いに助けあう「共助」の力です。

燕市の直下にある長岡平野西縁断層帯の最大被害想定では、燕市内で約2万棟 の建物が全壊するという試算が出ています。市職員や消防、警察も当然、災害対応にあたりますが、市民の皆さんと同じく被災し災害の初動対応が難しく、共助の力が求められています。
 

「自主防災組織」とは

地域住民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識に基づき自主的 に結成する防災組織 であり、「住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織」(災害対策法第5条第2項)

-総務省消防庁 自主防災組織について-

自主防災組織の作り方自主防災組織のへの補助金に関する情報はページの一番下から自主防災活動に関する手引きと補助金ページに移動し、ご確認ください。

 

2総合防災訓練は地域の繋がりを生む機会の一つです。

総務省消防の発行する自主防災組織の手引には下記のような掲載があります。

住民一人ひとりが災害に対して正しい行動がとれるよう、知識や訓練についての 経験を積むことは、地域の防災力を高めるためにも重要であるため、市町村や地域 において、こうした防災活動を担う人材の育成が必要となる。

その際、住民が「楽しみながら」防災意識の高揚を図り、主体的に防災活動へ取り組めるよう、地域の イベント等に防災の観点を盛り込む等、人材育成の場(環境)づくりの工夫も必要 である。

―自主防災組織の手引 — コミュニティと安心・安全なまちづくり ―

総務省消防

昨今では、なかなか住民同士の日程を合わせるのも難しいですが、燕市の総合防災訓練はいつも7月の第1週の日曜日です。是非この機会を地域の繋がりを生む機会としてご活用ください。

 

3自治会(自主防災組織)の共助力を高める訓練メニュー(例)

共助力を高める訓練メニュー
独自訓練 訓練内容(例)
実施目安30分
要支援者の避難行動の訓練
・実際に要支援者(高齢者や障がい者)の方、またはその役を見立てた方と一緒に、一時避難場所や避難所に避難を行う。
・避難時の課題や、避難経路の危険個所について、意見を出し合い。避難後に確認する。
実施目安60分
炊き出し訓練
・カレーや豚汁など、非常時に誰でも食べられそうな食事を地域で話し合って調理する。
・長期的な被災生活にを考慮し、年度ごとに炊き出しのメニューを変えていく(地域でできる炊き出しメニューの種類を増やす)
実施目安15分
防災食の試食
・非常時に、エネルギーを補給するためだけの乾パンやクッキーのような「非常食」だけでなく、長期的な被災生活に備えた五目御飯やリゾット、パスタなどの「防災食」を試食し、その組み合わせや活用方法などを検討する。
・例:ジャガイモ(保存期間の長い食品)と、防災食の「コンビーフ」を組み合わせて炒め物を作る等
実施目安30分
地域の「強み」や「弱み」の確認
・避難訓練で、地域の安全な避難ルートや、危険個所など「物理的な強みと弱み」を確認する。
・地域の個人が集団が災害時にできることや、苦手なこと「(人材や技術などの)無形のものの強みと弱み」を確認する。
実施目安60分
防災マップ作成
地域の「強み」や「弱み」を確認した後に、その危険個所を地図上に表示。
完成後に集会場などに張り出し、危険個所を地域で共有。

4 自治会(自主防災組織)の独自訓練は燕市からサポートがあります

燕市地域防災活動推進事業補助金

・補助率1/2 自主防災組織 上限2万円
・補助率1/1   まちづくり協議会 上限5万円

対象経費

・防災訓練に要する消耗品費、燃料費、保険料等
・防災研修会・講演会に要する講師謝礼
・防災マップづくりに要する印刷代、消耗品費等
・啓発用チラシ・ポスターづくりに要する印刷代、消耗品費等

注意 補助を受けるには、必ず購入前に申請が必要です。購入後に補助申請しても、補助は受けられません。

 

訓練へのサポート

物品の貸し出しと、訓練への消防団員派遣

防災物品の貸し出し
・(パーテーション/水缶/3mロープ)
注意 それぞれ、数に限りがございますので、お早めにご相談ください

訓練への消防団員派遣
・消防団員によるAED訓練

注意 他、訓練内容でお困りの際は、防災課までお問い合わせください。

 

自主防災組織の作り方及び補助金について

自主防災組織の作り方自主防災組織のへの補助金に関する情報は下記のページをご覧ください。

自主防災活動に関する手引きと補助金(燕市Webサイト)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 防災課 防災対策係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8381

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