世界中のオリンピアンをもてなした「おもてなしカトラリー」活用を開始します!

更新日:2024年03月07日

世界中のオリンピアンをもてなした「おもてなしカトラリー」

モンゴル国パラアーチェリー代表選手の選手村食堂での写真

選手村食堂での様子

(モンゴル国パラアーチェリー代表選手)

東京2020オリンピック・パラリンピック大会の選手村食堂では、燕市でつくられた「おもてなしカトラリー」が使用され、食を通じた選手のパフォーマンス発揮に貢献し、世界中の選手を「おもてなし」しました。使い手に配慮したサイズや形状、トキが真っ直ぐに飛翔する様と桜をあしらったデザインによりメイドイン燕の魅力を世界へ発信する役割を果たし、カトラリーは本市へ戻ってきました。

「おもてなしカトラリー」は燕だからこそできたおもてなしのカタチです。里帰りしたカトラリーは、市内の福祉施設や教育の現場での活用をはじめ、今後さらにレガシーを未来へ引き継ぐべく、様々な場所で活用を行います。

活用事例紹介

1.学校給食での使用

令和4年1月の学校給食週間で、「夏冬オリンピック・パラリンピック開催地の料理を味わおう」をテーマにしたメニューで、子どもたちにスプーンを使用してもらい、郷土への誇りと大会の感動を思い起こす機会となるよう、カトラリーを通じてレガシーを引き継ぎます。

<学校給食での使用の様子はこちらから>

おもてなしカトラリーで五輪特別メニューをいただきます

web版カメラびゅう2022年1月分

アレルギー対応食

2.つばめアレルギーっ子クラブでの使用

食物アレルギーを持つ子どもとその保護者が、令和3年12月19日(日曜日)に開催された災害時のアレルギー対応食の試食会で使用しました。今後もアレルギー対応食の試食会などのイベントで使用します。

3.こども食堂での使用

市内3カ所のこども食堂で、食堂を利用する子どもたちの保護者が食事をする際に使用します。

障がい福祉作業所利用者の食事の様子

4.障がい福祉サービス事業所での使用

市内6つの事業所で、利用者の皆さんが食事をする際に使用しています。「おもてなしカトラリー」が食事時間に華を添え、話題を提供しています。

高齢者福祉施設での展示の様子

5.高齢福祉施設での展示

市内41施設への展示を令和3年12月1日(水曜日)から始めており、利用者の皆さんにご覧いただき、話題と元気を提供しています。

6.山形県南陽市での活用

産業面や観光面で交流のある山形県南陽市へ令和3年11月10日(水曜日)に無償貸与しました。小中学校の学校給食、調理実習の授業、南陽市文化会館内キッチンスタジオでの料理教室など様々な活用を通してカトラリーに込めた想いを共有します。

7.オリンピック・パラリンピックと関連の深い施設での活用

オリンピック等国際級の選手を育成する自衛隊体育学校、東京国際大学、鹿屋体育大学の学食の食堂で使用するほか、トライアスロン・パラトライアスロン及びゴルフの競技別強化施設に指定されている宮崎シーガイアで使用いただくことで、トップアスリートとTOKYO2020レガシーを共有します。

カトラリーに盛り付けられた写真

8.「にいがた&あさくさカトラリーレシピ・フェスティバル」での活用

新潟県の「消費喚起・需要拡大プロジェクト」の一環として、新型コロナウイルス感染症の影響でホテルや飲食施設での需要が大幅に減少し、多大な影響を受けているカトラリー業界の需要拡大と新潟県内の飲食店及び生産物の消費喚起を目的に、新潟県内と東京・浅草で「にいがた&あさくさカトラリーレシピ・フェスティバル」が開催され、約70店舗の飲食店で「おもてなしカトラリー」をはじめとする燕市製カトラリーに盛付けられた店舗ごとのオリジナル料理が提供されます。

<フェスティバルの概要>
開催期間:令和4年1月15日(土曜日)から2月13日(日曜日)
開催場所:新潟県内及び東京・浅草地域の飲食店
参加店舗の詳細は公式ホームページよりご確認いただけます。

「にいがた&あさくさカトラリーレシピ・フェスティバル」公式ホームページはこちら

 

東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイトで紹介されています!

「おもてなしカトラリー」は、選手村食堂で使われた食材と並んで、「新潟県燕市」の「金属製カトラリー」として「東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト」でも紹介されています。

「東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト」はこちら

 

「おもてなしカトラリー」の誕生について

2013年9月、IOC会長の「トウキョウ」から始まった燕のおもてなしプロジェクト。東京でのオリンピック・パラリンピック開催にあたり、スプーンやフォークなど、金属カトラリーの国内生産シェア九割以上を誇る一大産地として何かできないかと、行政と産業界が一体となって開発したのが、燕を代表する新たな逸品「おもてなしカトラリー」です。

燕のおもてなしプロジェクトはこちら

おもてなしカトラリーの写真

「おもてなしカトラリー」

おもてなしカトラリー製造の様子

おもてなしカトラリー」製造の様子

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商工振興課 新産業推進係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8232

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