2024年度(令和6年度)長善館学習塾活動記録
2024年度(令和6年度)長善館学習塾活動記録
開講式【令和6年6月8日(土曜日)】
6月8日(土曜日)に長善館学習塾の開講式を行いました。式には今年度の塾生16名が参加し、半年間活動を共にする仲間と顔を合わせました。塾生たちは一人一人決意表明をし、活動に対する意気込みを述べました。
開講式は燕市長善館史料館別館で行われました。今年度も、粟生津地区まちづくり協議会から着物と袴をお借りし、塾生たちは当時の雰囲気を味わいながら、横山館長からのお話を聞いたり、史料館を見学したりしました。
塾生たちはこれから半年を通し、お互い切磋琢磨しながら、様々な活動に挑戦していきます。
つばめっ子かるたをめぐる旅(燕地区編)【令和6年6月22日(土曜日)】
今年度の長善館学習塾の活動の一つである、「つばめっ子かるたをめぐる旅」が始まりました。つばめっ子かるたに描かれた燕市内のスポットをめぐって、塾生たちが発見したことや体験したことを絵札にし、オリジナルの「長善館学習塾かるた」を作ります。
6月22日(土曜日)の活動では、燕地区めぐりを行いました。
まずは、燕市の人気給食メニュー「トマみそカレー豚丼」の調理に挑戦。調理の際には、燕市食生活改善推進委員の皆様にご協力いただき、包丁の使い方、調理の進め方のコツを教えていただきました。


完成したトマみそカレー豚丼と、副菜としてらっきょう酢のサラダをみんなでいただきました。とても美味しかったです!
燕市食生活改善推進委員の皆様、ありがとうございました。


午後は、水道の塔を見学し、交通公園で遊んだあと、燕市産業史料館内を見学させていただきました。燕市の歴史、産業について、塾生たちは改めて理解を深めることができました。中には、「これを長善館学習塾かるたの絵札にしたい!」と写真を撮る塾生もいました。



「つばめっ子かるたをめぐる旅」燕地区編は終了です。次回は南魚沼市でのサバイバルキャンプ!塾生たちの挑戦は続きます。
サバイバルキャンプ【令和6年7月30日(火曜日)~8月1日(木曜日)】
毎年、長善館学習塾では、南魚沼市で2泊3日のサバイバルキャンプを行っています。キャンプでご指導してくださるのは、早稲田大学教授で女性冒険家である高野孝子様をはじめとする、NPO法人ECOPLUS(エコプラス)の皆様、南魚沼市清水地区の皆様です。
3日間の塾生たちの挑戦をご紹介します。
1日目
キャンプ地に到着するとまず、生活の場作りを行います。周囲を探索し、地形や危険個所について高野様から教えていただきました。
その後、テントを立てます。もちろん、塾生たちだけで行います。


午後は、ナイフとなたの使い方を教わり、食事で使う箸作りと薪割りを行いました。初めてナイフを使う塾生、薪割りをする塾生もいましたが、徐々にコツを掴んでたくさん薪ができました。3日間の食事で使う箸も、愛着が湧いてきます。


夜ご飯の準備を行います。メニューは豚汁とご飯です。昨年度までとキャンプ地が変更になり、炊事場がなかったため、地面に穴を掘って、燃料を入れる場所を作ります。
「火がすぐ消えないようにするにはどうしたらいいだろう?」「野菜はどんな風に切ったらいいかな?」塾生たちはグループで話し合いながら、夜ご飯を作っていました。


2日目
2日目の午前中は、塾生たちが一番楽しみにしていた沢歩きです。
1日目の夜雨が降ったため、沢はいつもより水量も多く、流れも速いとのことでした。途中、1人で渡るには難しい場所も、数人で手を取り合って渡ったり、「ここ危ないから気を付けて!」と声を掛け合ったりしながら、何とか全員ゴールまで歩ききることができました。


午後はチョイス活動です。自分で好きな活動を選択します。
生き物博士の深澤さんと一緒に周辺散策をしたり、弓矢を作って遊んだりしました。


2日目の夜ご飯は、ディナーパーティーです。食材の争奪戦から始まり、勝ち取った食材でどんなメニューを作るか考えます。出来たものはみんなで分け合って食べます。
1日目の反省を生かし、どのグループの料理もとても美味しくできました。


3日目
3日目は撤収作業です。「来た時よりもキレイに」を目標に、また、動物が来てしまわないように、お世話になったキャンプ地の清掃を行いました。


撤収後は、民宿「泉屋」様に移動し、3日ぶりのお風呂に入り、「鹿肉入りカレー」をいただきました。また、1日目に決めた「ひみつの友達」にお土産を渡したり、3日間の振り返りをしたりして、2泊3日のキャンプが終了しました。


塾生たちはこのキャンプで、うまくいかなかったことも楽しかったことも含め、多くのことに挑戦し、絆を深めることができました。高野様をはじめとするエコプラスの皆様、学生スタッフの皆様、南魚沼市清水地区の皆様のおかげです。大変ありがとうございました。
キャンプでの経験をこれからの長善館学習塾の活動で生かしていって欲しいと思います。
つばめっ子かるたをめぐる旅(吉田地区編)【令和6年8月20日(火曜日)】
「つばめっ子かるたをめぐる旅」今回は吉田地区編です。
8月20日(火曜日)の活動では、吉田地区にある製造業を中心とした会社3ヵ所を訪問しました。
今回、職場体験にご協力いただいた有限会社イワセ、株式会社ゴトウ溶接、藤次郎オープンファクトリーの皆様、ありがとうございました。
有限会社イワセ
有限会社イワセでは、ミャンマーの技能実習生の研修施設を訪問。日本の言葉とマナーを一緒に勉強したり、日本とミャンマーの違いについて学んだりしながら、技能実習生の皆様と交流をさせていただきました。


株式会社ゴトウ溶接
株式会社ゴトウ溶接では、パイプ作りの製造過程を見学。その後、溶接体験をさせていただきました。


藤次郎オープンファクトリー
藤次郎オープンファクトリーでは、フルーツナイフ磨き体験をさせていただきました。ナイフを羽布(ばふ)に当てて磨いた後、レーザーカッターで刃に名前を入れていただきました。


「つばめっ子かるたをめぐる旅」吉田地区編は終了です。塾生たちは、改めて「ものづくりのまち燕市」を実感できたと思います。
次回は分水地区編、どんな活動をするのでしょうか。
つばめっ子かるたをめぐる旅(分水地区編)【令和6年9月21日(土曜日)】
「つばめっ子かるたをめぐる旅」今回は分水地区編です。
9月21日(土曜日)の活動では、信濃川大河津資料館見学を行いました。過去に資料館を訪れたことのある塾生もいましたが、ガイドさんが丁寧に館内を案内してくださり、大河津分水についてさらに理解が深まった様子でした。
今回、見学にご協力いただいた資料館の皆様、ありがとうございました。


閉講式【令和6年11月9日(土曜日)】
保護者の方々やお世話になった方々へ、半年間の活動報告を行いました。
今年度、塾生たちは燕市内をめぐり、オリジナル「長善館学習塾かるた」を作成してきました。閉講式の活動報告の一つとして、今年度は、保護者の方々や来賓の皆様も交えながら、かるた大会を実施することにしました。かるた大会は大盛り上がりで、塾生たちの学びの様子がよくわかりました。
次に、教育長から一人一人修了証書を受け取り、感想発表を行いました。
また、今年度の活動でお世話になった方へ、完成したかるたと感謝状をプレゼントしました。
6月の開講式では緊張した様子だった塾生たちでしたが、閉講式では堂々と発表しており、塾生たちの成長の様子がよく分かる式となりました。
約半年間、塾生たちの活動を見守ってくださった皆様、ありがとうございました。
これで今年度の活動は終わりますが、みなさんの更なる挑戦を応援しています。塾生のみなさん、お疲れ様でした。
長善館学習塾かるたが完成しました!
今年度の塾生たちが作成した「長善館学習塾かるた」が完成しました。
PDFファイルを掲載します。絵札は活動中の写真、読札は塾生たちがすべて考えました。ぜひおうち等で楽しんでみてください。
長善館学習塾かるた【絵札】(あ)~(に) (PDFファイル: 11.2MB)
長善館学習塾かるた【絵札】(ぬ)~(ん) (PDFファイル: 10.7MB)
長善館学習塾かるた【読札】 (PDFファイル: 170.7KB)
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更新日:2025年03月26日