DXと次世代産業

「燕市DX推進ラボ」では、IoTを始めとした最新技術の動向や活用事例の情報共有、
産学官金によるネットワークづくりに取り組むとともに、
先進的なプロジェクトを推進することで、
「未来(次世代)に向けた価値」を創造する産地を目指します。
また、次世代産業育成支援では、医療器具や、
フィギュアスケートのブレード開発を支援しています。
DX推進ラボ
役割
燕市DX推進ラボは、企業にとってDX推進の大きなハードルになっている、「導入後のビジネスモデルが不明確」、「使いこなせる人材がいない」、「導入や運用コスト」といった問題のサポートを行い、導入に対するハードルを下げる役割を担います。
市内産業支援団体や専門的有識団体が一体となって企業を支援します。
取組内容
- 検討会議の開催
- 各種セミナー・研究会の開催
- 燕版共用クラウドの開発・推進
- 燕版共用クラウドに接続するためのシステム開発に係る支援
- DXに関する相談窓口の設置
- メールマガジンの配信
構成メンバー
プレイヤー
ユーザー企業(DXを始めとした最新技術に興味のある/活用している企業)、ベンダー企業(DXを始めとした最新技術、ノウハウを提供する企業)等
サポーター
燕商工会議所、つばめ商工会、公益財団法人燕三条地場産業振興センター、株式会社第四銀行、株式会社北越銀行、協栄信用組合、燕市
アドバイザー
大学教授 等
企業のメリット
- DXをはじめとした最新技術に関する情報を随時提供。
- 個別相談の実施。
- 関連団体への橋渡し。
「DX推進ラボ」の詳細について
次世代産業育成支援
燕市医療機器研究会

医療や介護の現場で使われるメス、鉗子、補聴器、各種診断装置などの医療機器。製造するためには法律に基づくさまざまな規制や、医療機器市場特有の商習慣を理解しなければなりません。
市では、この医療機器市場への参入を目指して、平成23年度から中小企業向けにセミナーや各種事業を開催してきました。その中から生まれた金属加工のスペシャリストの集まりが燕市医療機器研究会です。
医療現場の声や医療機器メーカーからの求めに応じて調査・研究、試作・開発などに取り組んでいます。
医療機器研究会の取り組みなどについて、詳しくはこちらをクリックしてください。
フィギュアスケートのブレード開発

現在のフィギュアスケートのブレードはそのほとんどが海外製品(主にイギリス、アメリカ、カナダ製)であり、その製品レベルは、実はあまり高くありません。
オリンピックに出場するレベルの選手でもブレードの不具合に苦労している現状があります。
そこで、燕の金属加工技術を駆使することで、より高品質のブレードを開発・供給できるのではないかということから、開発に取り組むことになりました。
「軽量化」と「強度」のバランスの良さを兼ね備えたブレードを開発し、将来的にオリンピック選手への採用を目指すとともに、燕市における新たな産業として根付かせることを目的としています。
- この記事に関するお問い合わせ先
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産業振興部 商工振興課 新産業推進係
〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地
電話番号:0256-77-8232
更新日:2024年05月10日