グランメゾン東京(第11話)

更新日:2021年03月01日

TBS系日曜劇場「グランメゾン東京」第11話(カトラリーコラム7)

「グランメゾン東京」全11話が終了となりました。ミシュランの三ツ星獲得という目標に向かって、それぞれが熱意をもって、互いに力を合わせ、困難をひとつひとつ乗り越えていく姿は、私たちの仕事や勉強に対する姿勢に通じるものがあったのではないでしょうか。
まもなく年が明けようとしています。新しい年には尾花たちのように明確な目標を掲げ、熱意と努力で達成していきましょう!

世界にはばたく燕市の技術

 国内生産シェア90%以上を誇る燕市製のカトラリー。みなさんもご自宅で愛用されていることでしょう。でもその活躍の場は、実は日本国内だけではないのはご存知でしょうか。

 燕市のカトラリー生産が最盛期を迎えていた1984年頃、燕市製のカトラリーはアメリカ、ヨーロッパを中心とした約130カ国を相手に、生産量全体の約8割が輸出されていました。現在、その割合は5割程度で約80カ国が相手となっていますが、アメリカ、中東、ヨーロッパ、オーストラリア、韓国、中国など、今もなお世界中で認められ、愛用され続けています。

 なかでも、毎年12月10日にスウェーデンで開催されているノーベル賞授賞式の晩餐会では、すべてスウェーデン製の食器が使われているなか、唯一カトラリーだけは燕市製のものが使われています。また、国際的なデザイン賞で最高賞を受賞したものや、デンマーク王室御用達のものもあります。新たに誕生した「燕のおもてなしカトラリー」は、産地を代表する新たな逸品として、2020年にさらなる世界での飛躍を目指します。

お皿の上に、銀色と金色のカトラリーが乗っている写真
銀色の光沢がある、ナイフ、スプーン、フォークの写真

 カトラリーのほかにも、鍋や包丁などのキッチンツール、日用品、家電製品、自動車や機械の部品など、様々なものが燕市から日々生み出され、世界中で活躍しています。
 2010年に横浜市で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の昼食会では、首脳への土産品に燕市製のチタン製タンブラーが採用されました。2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、メインスタジアム近くに燕市の企業が持つ高度なチタン発色技術を施したリーフモニュメントが設置されています。

様々な大きさの銀色のタンブラーが並んでいる写真
建物の前に黄色や緑色をしたひし形のモニュメントが並んでいる写真

 日本はもとより、世界各国のアーティストやデザイナーからも注目される燕市の高い技術と洗練されたデザイン。そのラインナップは挙げたらきりがありません。こうした燕製品はふるさと納税の返礼品としても人気です。カトラリーをはじめ、普段使うものこそ良いものを。新しい年を迎えるにあたり、身の回りのものを新調してみるのもいいかも。世界に羽ばたく燕の技術をぜひ体感してください。

燕市のカトラリーも三ツ星!

(★:1つ星)カトラリーについてもっと詳しく知りたい方は、日本金属洋食器工業組合ホームページをチェック!!カトラリーの作り方、作り手の熱い思いから、恥をかかないテーブルマナーまで、カトラリーについて詳しく紹介します!
(★★:2つ星)表面が朱鷺の羽、裏面が桜の花。カトラリーの産地つばめから世界に羽ばたく「燕のおもてなしカトラリー」が誕生しました!(ふるさと納税限定)
(★★★:3つ星)燕はカトラリーだけではない!!カトラリー、鍋、包丁、お米、果物など、燕が誇る逸品は燕市ふるさと納税から!

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