まちなかにぎわい創出事業

更新日:2023年11月29日

大型商業施設の立地、消費者ニーズ・販売形態の多様化、空き店舗等の増加など、商業を取り巻く環境は厳しい状況が続いています。
商店街関係者を中心に、地域の現状や課題を自治会や行政、金融機関等と共有し、学生や民間事業者等を巻き込みながら、これからの商業振興について検討していきます。

令和5年度活動状況

吉田地区

令和4年度に引き続き、「空き店舗・空き家の増加」、「後継者不足」、「若者の交流の場の少なさ」、「交流人口・定住人口の衰退」を課題として活動を実施。

10月のトコマルシェでは空き家のスペースを利活用した、雑貨屋のプレ出店も実施。

トコマルシェ
プレ出店

分水地区

分水諏訪町地区の商店街エリアを中心に、魅力のある店舗の減少などによる空き店舗の増加、人通りの減少による閑散とした状況を課題として活動を実施。

【商店街の魅力を伝えるイベント"だんだん市"を開催】
イベントを通して店舗の魅力を発信すると同時に、出店者自身も新たな魅力に気づくきっかけとする。普段行くことが無い店舗にイベントを通して来てもらい、知るきっかけとする。商店街の再訪のきっかけとし、まちなかのにぎわいに繋げる取り組み。

だんだん市
だんだん市ようす

令和4年度活動状況

燕地区

燕地区では、まちなかのにぎわいを創出するために、「道路利用者のための整備」「若者の交流の場の創出」、「空き地及び空き店舗スペースの有効活用」を課題とし取り組みを実施。

【ベンチ改修ワークショップ】
商店街に点在する壊れたベンチの修繕をワークショップイベントとして商店街の空きスペースで実施し、9基のベンチを再設置して夏祭りや各イベントなどにも利用できる憩いの場を整備しました。

【イドバタ会と朝活】
ほんの些細なアイデアレベルでも発言ができるお手軽な集まり会ができないか、と始まったイドバタ会。朝市に合わせて朝活と題して開催してみたり、仕事終わりに集まれるように夜に開催したり。ここから生まれたアイデアをヒントとなり、「サードプレイス」、「ゼロイチプロジェクト」など活動のスタート地点となっています。

【ゼロイチプロジェクト】
地域の定住人口、交流人口が伸びていくにはなにが必要なのか。今変わりつつある商店街に必要な人材「これから活躍してくれるひと」を創出するための取り組みとしてゼロイチプロジェクトを立ち上げました。何か新しいことを始める瞬間をお手伝い、ゼロからイチに変える瞬間に関わることで、今後も繋がりを持ちつつ、未来の人材と交流する取り組み。

ベンチワークショップ
朝活

吉田地区

吉田地区では、商店街エリアの課題を「空き店舗・空き家の増加」、「後継者不足」、「若者の交流の場の少なさ」、「交流人口・定住人口の衰退」と捉え活動を実施。

【朝市プロジェクト】
月1で朝市に出店、吉田のいちび通りにて商店街に訪れた際の滞在時間を増加させるために出店者を集めミニマルシェを開催。新潟大学の学生や新潟工科大学の学生が興味を持ち合同で開催も実施。

【リノベーションまち歩き】
朝一のプロジェクトの一環として周辺のリノベーション物件を内覧して地域のプレイヤーや空き家情報を知ってもらうことで、地域を知りプレイヤーを発掘するための取り組みを実施。

【空き家DIY】
商店街にある空き店舗を利活用してリノベーションの経過も見てもらい実際に体験してもらう取り組み。 プロの講師を読んでのワークショップも開催。

【トコマルシェ】
露店市の空きスペースを活用し公共の空間と空き家を活用して音楽)やリノベーション、飲食や雑貨などを販売するマルシェイベントを開催。吉田への想い地域への想いを大切にし、吉田の15年後の未来を創造して、自分たちの思い描く商店街を発信することで共感してくれた出店者と開催することで、想いのこもった心地良い空間が演出している。

朝市のようす
まちあるき
トコマルシェ
トコマルシェ

令和3年度活動状況

分水地区

新潟大学創生学部と、まちなかにぎわい創出懇談会メンバーの所属する商店主有志団体がコラボし、フリーペーパーと商店街MAPを製作しました。

学生の視点で商店や地域の魅力を紹介しています。

このフリーペーパーとMAPは、商工振興課窓口でお配りしています。

令和2年度活動状況

新型コロナウイルス感染症のため、まとまっての活動が難しい中、出来る範囲で各地区における活動を実施しています。

燕地区

昨年も開催して好評だった、「Tsubame Art Fes」を「Tsubame Art Street」としてパワーアップ!商店街からの協力も得ながら、商店街通り全体に作品を展示し、これまでとは違う商店街の側面を生み出しました。

分水地区

新潟大学創生学部と、まちなかにぎわい創出懇談会メンバーの所属する商店主有志団体がコラボし、フリーペーパーを自主製作しています。

令和元年度活動状況

若手商業者、移住者などの視点から、まちなかの活性化のために何ができるか検討し、主体的に取り組みを実施ていくために「まちなかにぎわい創出懇談会」を実施しています。

まちなかでのイベント

Tsubame Art Fes (公共空間の利用と空き店舗・空地の利活用)

燕庁舎の壁がアートウォールに生まれ変わり、まちなかに登場したたくさんのアート作品を、若い世代や家族連れが巡っていた姿が印象的でした。
商店街でも飲食店のランチメニュー完売や満席が相次ぎ、とても忙しそうにされながらも、空いた時間に自ら商店街を巡り楽しんでいただきました。

(注意)事前準備が天候の関係で押してしまい、庁舎壁面のペイントはまだ完成していません。皆様も経過を楽しみにお待ちください。

アーティストがオレンジ色の壁をキャンパスにして絵を描いている様子の写真
アーティストがオレンジ色の壁に絵を描いている姿を見ている親子連れの写真

開始直後すでに歩き始める家族も!

寂れた路地を歩く家族連れと、近くの壁の下にワニのオブジェが置かれいる様子の写真

地域の方や家族連れもたくさんいらっしゃっていただきました。

老夫婦と二組の親子連れが路地の奥に向かって進んでいる写真
七五三の時期に、神社へ向かって歩いている親子連れや住民、渋滞している車の様子を写した写真

商店街のお店には外まで行列ができ、ツバメルシェもおしゃれな雑貨を求めて若い方々がいらっしゃいました。

ホームベーカリー中村屋では、多くのお客さんが来店して大賑わいな様子を捉えた写真
空き地に複数の露店が作られており、親子連れや近隣住民が食事している様子の写真

商店街のアート作品の一部

神社正面口で、来場者を出迎えるオジさんとペンギンのオブジェの写真
銭湯の入り口に置かれた、銭湯に通うゴリラのオブジェの写真
椅子やベンチ、机が置かれた休憩所に、宇宙飛行士と宇宙服を着た犬のオブジェが置かれた様子の写真
空き地に白、灰色、黄色のカラフルな魚のオブジェがたくさん置かれた様子の写真

Tsubame Art Fes 概要

日時:11月10日(日曜日) 午前10時~午後4時
場所:燕市役所燕庁舎~燕市宮町商店街

Tsubame Art Fes フライヤー【表面】
Tsubame Art Fes フライヤー【裏面】

※フライヤー上の地図は、大体の位置を示しています。作品を探したり楽しみながら街歩きをお楽しみください。
ツバメルシェは「つばめ産学協創スクエア」、壁面ペイントは「燕市役所燕庁舎」を目印にお越しください。

地元商店街との連携

新潟県の補助事業「がんばる商業者グループ育成事業」に採択された、1事業(分水地区)を実施しました。
商店街活性化のため、商店組合に所属するメンバーが地元で新たな取り組み行うため、外部アドバイザーを交えて検討を進め、商店街における新たな「市」を企画しました。

※新型コロナウイルス感染症のため、企画自体はまだ実行に移せていません。

会議の様子

秋田県にかほ市への視察を、現地の地元紙に取り上げていただきました。

進行中の商店街活動

会議をしていく中でメンバーから出てきた事業を実施しています。

エリアリノベーション事業

吉田地区で、空き物件の利活用のためイベント実施や新店舗オープン、社会実験による交流活性化と賑わいの創出を図るため検討中です。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商工振興課 産業支援係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8231

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