羽ばたけつばくろ応援事業活動報告

更新日:2024年03月29日

事業の概要

市では、若者の主体的な活動を応援し、燕市の将来を担う人材を育成することを目的に、夢の実現や社会参画を支援する「羽ばたけつばくろ応援事業」を実施しています。

若者の自由な発想と行動力があふれる企画を募集し、その活動費を助成します。

このページでは、これまでに採用された企画の活動を紹介します。

2023年度 活動報告

令和5年度に採用した「羽ばたけつばくろ応援事業」の5つの活動について、成果報告会を開催しました。

  • 開催日時 2024年2月17日 土曜日 午前9時40分から午前11時50分
  • 燕市民交流センター 3階多目的ホール

申請者の皆さんは、パワーポイントを用いてプレゼンテーションを行うとともに、各活動の様子や、活動を通して感じた事などをまとめた壁新聞、活動で製作した成果物の展示を行うことで成果報告を行いました。

このページでは、各団体の発表の様子や成果物をご紹介します!

2023年度活動報告書(PDFファイル:7.5MB)

当日の様子を動画でご覧いただけます

 

小池中学校生徒会

3名の集合写真

活動の概要
企画活動テーマ

糸半(いとはん)プロジェクト~手を取り合う小池のつながり~

代表者名

常野 莉央 さん

主な活動内容

地域との共通のテーマとして、「防災」と「福祉」を視点とした学習に取り組んだ。

  • 「防災」:地域合同防災訓練に参加し、地域の一員としての役割(安否確認、避難所での集計作業など)を果たした。災害時に地域の人とともに何ができるかを考えるため、全校道徳を実施し、意見交換を通じて考えを深めた。
     
  • 「福祉」:1年生は認知症サポート講座で認知症を学んだ。2年生は地域の方とワークショップを行った。3年生は認知症の方への「疑似体験(声がけ)」を通して関わり方を学び、協力いただいた皆さまに学びを発表した。「介護・福祉学びの収穫祭」で資料を市役所に展示するなど、地域にも発信ができた。

 

これまでの地域貢献活動に加えて、新たに「人との関わり」を大切にし、つながりを重視した活動に取り組んだ。生徒会本部が中心となって、杉名児童館を利用している児童との交流活動(ボランティア)も行った。

分水高校文芸・美術部

3名の集合写真

活動の概要

企画活動テーマ

分水は新潟の要

代表者名

田村 蒼空 さん

主な活動内容

BSN 放送の朝番組「THE TIME,」 にいがたクイズ に分水地区に関するクイズを作成し、応募した。

  • 取材の趣旨を説明しアポをとり、信濃川大河津資料館、にとこみえーる館、道の駅国上に行き資料収集を行った。
     
  • 取材をもとに、クイズを作成、デモ動画を撮った。
     
  • 作成した問題文とデモ動画を携え、道の駅国上、にとこみえ~る館、信濃川大河津資料館へ成果報告のため訪問した。
     
  • 信濃川大河津資料館、にとこみえーる館の信濃川河川事務所より文面・内容確認等を受けた。
     
  • 信濃川河川事務所より了解を得て、テレビ局へ応募した。

燕中等教育学校サイエンス部

8名の集合写真

活動の概要
企画活動テーマ

「国上山の植物と鳥」の作成

代表者名

中島 陸斗 さん

主な活動内容

国上山の主要な植物と鳥に関するカルタを作成し、小・中学校に配布することで、学習に役立てもらう。
私たちの住む燕市について、より理解を深める。

  • フィールドワークで出会った植物と鳥を図鑑を用いて調べた。
     
  • 調べたことをもとに説明文をつくってまとめた。
     
  • 誰でも楽しめるようなクイズをみんなで考えた。
     
  • リズムよく楽しめるように読み札の文をみんなで考えた。

つばくろ探究 歴史チーム

生徒3名と市長と教育長

活動の概要
企画活動テーマ

燕の歴史発見!プロジェクト

代表者名

高波 遊 さん

主な活動内容

燕市の知られざる歴史を発見し、みんなに燕市の魅力を知ってもらう。

  • 黒滝城へのフィールドワークを行ったり、吾妻鏡などの資料を読んでまとめ、考察した。
     
  • 燕市の国上山に関する歴史のパンフレット(「国上山に眠る軌跡 知られざる歴史が今ここに」)を作成した。

燕のごちそうプロジェクト

道の駅で販売した時の集合写真

活動の概要

企画活動テーマ

給食メニューでSDGsと燕市をPR

代表者名

大塚 日那多 さん

主な活動内容

「トマみそカレー豚丼」を道の駅国上で販売し、売上金を地元のこども食堂へ寄付する。

  • 給食のおいしさをPR

学校給食に関わる栄養士さん、道の駅国上のスタッフのみなさん、地元の農家のみなさん、分水商工会女性部のみなさん、地元の仕出し組合のみなさんなど多くの人々の力を借りて「トマみそカレー豚丼」200食を調理し、完売することができた。大人に助けてもらったことで、協力することや、人と人のつながりの大切さがわかった。新潟日報などメディアに取り上げていただき、話題づくりができた。

  • SDGsの行動

調理では燕市産・新潟県産の野菜やお米を多く取り入れ、地産地消に取り組んだ。また、さとうきび由来の容器や木製のスプーンを使用したことでプラスチックの使用を控え、環境に配慮した。さらに、チラシやポスターでの紙の使用は最小限に留め、SNSなどを活用した。最終的に子ども食堂(分水きずな食堂)へ売上金全額10万円を寄付することができた。活動の一つ一つに達成感があり、楽しかった。

  • 燕市のファンを増やす

笑顔での接客や私たちの活動をステージイベントでPRして頑張った。ファンが増えたかどうかは判断できないが、新聞記事などを見て声をかけてくださる地域の方がいたので、少しは貢献できたのではないかなと思う。

それぞれの団体の活動報告はいかがだったでしょうか?

今年度活動を行った5団体の皆さんは、様々な活動を通して燕市の魅力を見つけ、発信してくれました。
また、地域の皆さんと関わりながら、燕市をより良くするための活動を行ってくれました。

羽ばたけつばくろ応援事業に参加してくださった皆さんが、この事業をきっかけに、今後も自分の夢や目標に向かって羽ばたいていけるよう願っております。

また、活動報告を見て、ぜひ挑戦してみたいと思った方は、羽ばたけつばくろ応援事業に応募していただければと思います。たくさんのご応募をお待ちしております。

2022年度以前の活動報告

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 学校教育課 総務企画係

〒959-0295
新潟県燕市吉田西太田1934番地

電話番号:0256-77-8195

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